学生・研修医向け白衣に最適な要素はどのようなものでしょうか。両者を一緒にせずに、学生と研修医の2つに分けて説明を行います。 医学部学部生向けの白衣は、オーソドックスな定番の白衣、昔からある白衣が一般的です。機能的で価格が安く洗濯がしやすいので一番条件で、ファッション性はあまり問われませんが、最近では多少お洒落な物も増えつつあります。かと言ってあまりにお洒落で高級な物は、指導する教官やベテラン医師との違いが分からなくなりますから、やはり定番の白衣が多いです。 研修医になると、医師国家試験を合格して実際に診療に携わりますから、学生とはちょっと異なる、ワンランク上の白衣が好まれます。機能的に動きやすく、毎日の洗濯に耐えられる素材が使われますが、ある程度のファッション性も望まれます。清潔感があって患者さんからも親しみが持てるデザインであるかがポイントになります。従来のオーソドックスな形態を引き継ぎながら、ちょっとしたおしゃれな感じがある物が良いです。 診療科目によっては白衣にも違いが出てきますので、何種類かのパターンがあります。定番の白衣タイプ、ケーシータイプ、ジャケットタイプ等がありますが、歯科医向けほどのバリエーションはありません。