朝、眠いですよね。

できるなら家を出るそのギリギリまで寝ていたい。
もっと言えば、お昼過ぎまでずっと眠っていたい・・・。

でも、そんな朝の時間に勉強や運動、読書などをすることで、
もっと有意義な毎日を送ることができるかもしれませんよ。

「朝っぱらから運動?勉強!?そんなことできるわけないよ!」
と思った方、多くいらっしゃると思います。激しく同意です。

私も、昔から朝には本当に弱く、学生の頃は起床後10分で準備を済ませ、
遅刻するかどうかのタイミングで家を飛び出すという日々を繰り返していました。
さすがに、社会人になってからはもう少し余裕を持った時間に起きるようにしていましたが、
元々夜型の人間ということもあり、夜の方が頭がよく回る(気がしていた)という理由で、
夜遅くまで仕事や趣味に没頭していました。
当然、午前中は頭が働かず、夜に向けて徐々にエンジンがかかり始めるという、
おそらく普通の人と全く逆の生活スタイルを送っていました。

そんな中、少し以前より、友人や会社の先輩から朝活を薦められていました。

朝活のメリットをいろいろ聞かされていましたが、
前述の通り、悲しいほどに朝が弱い私は、朝活なんてできるわけがない。
というか、絶対やりたくない。朝の最優先事項は睡眠なのだから。

と思っていました。
しかし、物は試しだなと思い、嫌々ながらも1週間ほど試してみた所、
予想を超える効果が朝活にはありました。

そして朝活を初めて早2ヶ月。順調に継続できています。
朝活のメリットをものすごく抽象的に言うと、
毎日、「無敵感」を感じながら一日を過ごすことができる
というものです。
いまいち何を言っているのかわからないと思うので、今回は

・朝活って一体何をするの?
・朝活を実践してみて感じた効果・メリット
・朝活を続ける上でのコツ

をご紹介していきたいと思います!

朝活ってそもそも何?

さて、朝活というのは、その名の通り「朝に活動する」ことを言います。
つまり、朝にまとまった時間をとり、何か行動すれば、それらは全て「朝活」ということになりますね。

一般的には、
散歩、ジョギング・筋トレなどの運動、読書、勉強、映画鑑賞、お掃除

などが挙げられるそうですが、「朝活だからこれをしなきゃダメだ!」と決まったものはないのです。
自分がやりたいこと、やるべきことを、
朝という人間の脳が最もフレッシュな状態で冴えている時間に行うことで、
自己成長に繋げたり、生活リズムを整えたりすることが、朝活の本質だと思います。

 

朝活を実際に試してみた。

前述の通り、私は約2ヶ月ほど前から、朝活を実践しています。
具体的にどのような朝の時間を過ごしているのかというと・・・

平日・・・
6:00 起床
6:10 ジョギング
6:40 シャワー、朝食
7:00 資格勉強or読書orブログ執筆(ここは日によって変えています)
8:00 家を出発

休日・・・
7:30 起床
7:45 ジョギング
8:15 シャワー、バナナなどの軽食
8:30 資格勉強or読書orブログ執筆(ここは日によって変えています)
10:00 朝食(ブランチ)
10:30~ 出かけたり、映画鑑賞など趣味の時間

こんな感じです。

うーむ・・・。我ながら、充実した理想的な朝の時間を過ごせていると思います。
今までは、平日は7時半ごろにむっくりと起きていましたし、
休日に至ってはお昼過ぎまで寝ていることも珍しくなかったですから・・・。

とはいえ、始めの1週間は、朝早く起きることはとても辛かったです。
いつもなら間違いなく二度寝をしている時間に、パッチリ目覚めなきゃいけない訳ですからね。
さらに起床後、顔を洗ってすぐにジョギングに行くわけですが、これも最初は正直、
「どんな罰ゲームだこれは・・・」という心境でしたね。

ただそれでも、朝活を今でも続けられてるのは、
それ以上に大きなメリットを感じられているからなのです。

 

朝活を実践して感じているメリット

それでは、朝活を実践してみて感じているメリットや効果をご紹介しましょう。

1.朝起きることが辛くなくなった

まず根本的な部分で、朝起きることが全く辛くなくなりました。

そもそも、なぜ朝起きるのが辛いのかを冷静に考えた所、それはズバリ、

「朝起きた後に楽しみがないから」

だと思うのです。

例えば、あなたは大のディズニーランド好きだとしましょう。
もし次の日、朝からディズニーランドに行けるとすると、前日は早めに寝るでしょうし、
翌朝も楽しみな気持ちを抑えきれず、予定よりも早く起きてしまうかもしれません。

そこに、「朝起きるのが辛い」という感情は1%だってないはずです。

私は、朝活を楽しみの一つとして行っています。
起きてすぐのジョギングも、最初はとても辛かったのですが、今では朝日を浴びながら走るのが爽快で、
終わった後シャワーで汗を流すのが最高に気持ちいいです。

朝食も、元々は夜型の生活ということもあり、夜食をモグモグと食べていたりしたので、
朝には食欲が全く湧かず、出社してからカロリーメイトをむさぼったりしていたのですが・・・

今は夕食を軽めに済ませているということもあり、朝はかなり空腹な状態。
その為、朝食が本当に楽しみなんです。

その後の読書や勉強も、自分が読みたいもの、自分が学びたいことをやっており、
なおかつ脳がスッキリした状態で行っているので、集中的にインプットできています。

2.ダイエット効果

まだ朝活を初めてから2ヶ月ということで、
さすがに「朝活で10kg痩せました!」みたいなことはありませんが、
特に食事制限をしていないにも関わらず、かなりのダイエット効果を感じています。

朝活とダイエットの相関関係について調べてみた所、主に2つの要因がありそうです。

アフターバーン効果】

アフターバーンとは、簡単に言うと「運動をした後も、カロリーを消費し続ける状態」のことです。
ジョギングなどの運動をした後は代謝が上がっているので、
通常よりも多くのカロリーを消費し続けるのです。

朝に運動をすると、その日中アフターバーン効果が得られるので、
効率よくカロリー消費ができるということですね。

ご飯を食べる時間帯と量】

同じ食事量・カロリーを摂取するとしても、朝に多く摂取するのか、
夜に多く摂取するのかで、ダイエット効果は大きく変わります。

朝にたくさん食べても太りにくく、夜にたくさん食べてしまうと太りやすいというのはよく聞きますが、
これは人間の自律神経が関わっています。

朝食べた分のカロリーは、午前中の体温を引き上げる作用を持ちます。
その結果、代謝が高まり脂肪燃焼が活発に行われるようになるのです。

一方、夜はその後の活動量が少ないため、摂取したカロリーは消化されづらいのです。
また、夜は当然、寝ますよね。
食べた後すぐ寝てしまうと、エネルギーは消化されることなく、体内に溜め込まれてしまいます。

私は前述の通り、特に食事制限はしておらず、
むしろ1日に食べる量は朝活を始める前よりも増えています。
にも関わらず順調に体重が落ちていっており、食事制限をしていない分、リバウンドもしにくいはずです。

3.仕事のパフォーマンスが向上した

私は出社してから、仕事に集中して取り掛かれるようになるまで、
30分~1時間くらいかかってしまいます(切り替えが苦手なんです・・・)。

しかし朝活を始めてからは、出社前からすでにアクティブな活動している為、
出社してからもすぐに仕事に集中して取り掛かれるようになりました。
また、一日中仕事のパフォーマンスが向上したことにより、
無駄な残業をすることがなくなったことも大きな効果と言えるでしょう。
朝型の生活スタイルになったことにより、仕事とプライベートのメリハリもつくようになりましたね。

これが冒頭に言った、「無敵感」というものなのかもしれません。

 

朝活のデメリットを挙げるとすると?

朝起きることが辛くなくなり、ダイエット効果も感じられ、仕事のパフォーマンスを向上した・・・。
朝活は私のライフワークに大きなメリットをもたらしてくれましたが、一方でデメリットもあります。

それはズバリ、夜の時間に何もする気がおきなくなり、
眠くなるのが早くなった
ということです。

そりゃあ、朝早く起きて運動に勉強にとアクティブな事をしているわけなので、
夜眠くなってしまうのは当然です。
むしろ、早寝早起きの習慣がついた印ともいえますが、
社会人である以上、飲み会など、夜の付き合いもあります。
また休日に友達と会うとなっても、集合時間は夕方以降になることも多々あります。
私はお酒が好きなのですが、お酒以上に眠気が優先されてしまい、
せっかくの飲み会もなかなか楽しめず、といった悩みがあります・・・。

ただ、せっかく朝活を続けているのに、夜遅くまでお酒を飲んでしまうと、
次の日に影響が出てしまいますし、そもそも深酒は健康に良くありませんからね。
でもせめて、金曜の夜だけは、もう少しお酒を楽しめるように調整したいとは思っています・・・。笑

 

朝活を長く続ける為のコツ

さて、これまで朝活のメリットや効果を紹介してきましたが、
ある程度継続しなければ、これらの効果を感じることはできません。
まだ2ヶ月ほどとはいえ、今のところ3日坊主にならず私が朝活を継続できているのは、
たった3つのことだと思っています。
それは一体何か、ご紹介していきましょう。

1.起きる時間よりも、寝る時間を意識する

朝活をする上で、最も重要なのは、早く起きるということよりも、早く寝ることだと私は思っています。

まず前提として、朝活をする為に睡眠時間を極端に削ってしまうのはナンセンスです。
起きてすぐは大丈夫でも、寝不足でお昼過ぎには頭が回らない・・・
なんてことになってしまっては本末転倒ですからね。
ですので、睡眠時間は担保しておかなければなりません。
※人により理想の睡眠時間は異なりますが、最低でも7時間以上は取っておきたい所です。

しかし、朝には運動や読書などやることが決まっていて、
それらの時間を逆算して起床時間が決まるはずなので、起きる時間はコントロールできませんよね。
となると、必然的に夜、床につく時間を意識する必要があります。

私は、平日はどんなに忙しくても、23時には床につくようにしています。
睡眠時間が7時間を下回ってしまうと、
翌日、午後には完全に使い物にならなくなってしまうからです・・・。

特に、夜22時を過ぎてからスマホを触ることはなるべく控えています。
液晶から発せられるブルーライトは、見続けていると目が冴えてしまいますからね。

睡眠時間をロスしてしまわないよう、
まずは寝る時間を意識して、朝活に取り組んでみることをおすすめします。

2.朝活を「楽しみ」にする

朝活は、学校や会社で強制的に決められているものではありません。
自分がより良いライフワークを過ごせるよう、自分の意思で行うものです。

にも関わらず、朝活が誰かにやらされているかのようになってしまい、
ただただ辛いものになってしまうのは、短期的に見ても、長期的に見ても、何一つメリットがありません。
もちろん初めは習慣ではないことを始めるのですから、
朝起きるのが辛かったりするのは仕方がありません。

が、ある程度続けているにも関わらず、以前よりも体調が悪くなってしまったり、
朝起きるのが憂鬱というままでは、朝活の意味はありません。
朝活はあくまで、自分の楽しみの時間にするようにしましょう。

例えば、ジョギングを続けてみたが、朝から走るのはやっぱり辛い・・・ということであれば、
ジョギングは一旦やめて、部屋の掃除をしてみたり、
読書、あるいは映画鑑賞の時間にするのもいいでしょう。
そうすることで、自然と早く起きることが習慣となり、長続きするはずです。

3.起きたらまずすることを決める

私は朝活を始めて約2ヶ月。今では、朝起きることも辛くなくなりましたが、
それでも、起きた直前はどうしてもボーっとしてしまう時があります。
そこで、私は起きたらすぐに下の2つをするようにしています。

・起きたらすぐに水を飲む。
・カーテンを開けて、太陽光を浴びる。

私は目が覚めたら、間髪いれずベッドの近くに置いてあるペットボトルの水を飲みます。
実はこれ、すごくオススメで、どれだけボーっとしていても、すぐに目が覚めてくれます。
※経験上、水は冷たくなくても問題ないです。

次に、起きたらすぐにカーテンを開けて、太陽の光を浴びるようにします。
これは、光を浴びて目を覚ますということもありますが、朝日を浴びることで、
体内時計を朝型に調整するという効果もあるのです。

起きたらすぐに洗顔するなど、目を覚ます方法はいろいろあると思いますが、
起きてすぐやることを決めてしまえば、その後スムーズに朝活に動き出せるはずです。

 

まとめ

いかがでしたか?
朝活によって朝の時間を充実させることで、朝だけでなく、
その日1日を有意義に過ごせるようになるはずです
夜型の生活にずっと慣れていると、朝型のライフスタイルに切り替えるのはなかなか大変ですが、
物は試し。

やりたいことは、朝にやる習慣をつけてみると、想像以上の効果を実感できるかもしれませんよ。

【参考記事】スキマ時間も有意義に過ごしたい方はこちら▽