大切な人に贈りものをしたい方、学校のクラスのみんなと絆を深めたい、
会社のPRをするため…そんな方にオリジナルTシャツをおすすめします。

自らがデザインをするので愛着が湧き、
作成した人の思いが詰まっているので老若男女問わず多くの方に喜ばれます。

現在では、パソコン上で作ったデザインデータをそのままウェアにプリントできるオリジナルTシャツが、
より身近な存在になってきました。

さらに、お店が作るオリジナルTシャツは耐久性が強く、
細かな表現ができ仕上がりもきれいで自分自身を表現できる1つのツールとしても注目されています。

ですが、実際どこのお店で作ったらいいのかわからなかったり、
金額はどのくらいかかるのか気になるところではないでしょうか。

デザインの入稿の仕方、
修正がかからないコツなどオリジナルのTシャツを作りたい人には必見
の内容になります。

オリジナルTシャツができるまで

オリジナルTシャツができるまでは多くの作業が必要になってきます。
特に業者とのやり取りをいかにスムーズにしていくのかが大事です。

Tシャツを作ってくれるお店はどこか、見積・デザインの入稿・納品をどう進めていくのか
その作業をどう効率よくするのかコツを考えていきたいと思います。

1.Tシャツ業者を決める

まずは、どこの業者にお願いするかを決める必要があります。
オリジナルTシャツを作ってくれるサイトやお店は多くありますが、
オンラインで注文ができる業者をおすすめします。

というのも、実際の店舗で相談などをした場合、その日に契約を決めさせられたり、
デザインはそのお店で編集したものしか使えないこともあり、
追加料金を取られてしまうなんてことも実際にある話です。

オンラインサイトでも素材や色など現物を確認する為に、
サンプルの貸出などのサービスも行っているサイトもあるので、
注文してからイメージと違うなんてリスクもありません

業者選びのコツ

また、お店を選ぶポイントとして、そのオンラインサイトが自社工場を持っているか
というのも判断の材料になります。

自社工場を持っているところは、注文~制作まで、他の業者に発注を挟むことがないので、
料金も比較的、良心的であることが多いです。

2.見積もりを取る

オリジナルTシャツを注文する業者を決めたら、次は見積もりを取る作業に入ります。

オンライン上での見積もりであれば、
必要な条件を入力してから2~3日程度で見積もり書がメールで送られてきます。

見積もりはTシャツの種類、色やサイズ、
枚数にデザインの大きさやデザインに使用する色の種類などで変わってきます

Tシャツの種類

サイズや色はもちろん、どのメーカーのTシャツを使用するかでも見積もりは変わってきます。

安いものを選び過ぎると、生地が伸びやすかったり、
襟元が緩くなったりとTシャツとしての機能性が落ちる場合もあります。

イベントや行事などで1度しか着ないという場合には良いかも知れませんが、
長く着ることを考えた場合、少し良い素材のものを選ぶと良いかも知れません。

枚数

オリジナルTシャツを何枚発注するか数を決めます。
多くの業者さんが、多い枚数を発注すればするほど安くなる傾向があります。

また、枚数によっては全て同じ素材を用意できない場合などもあるので、大量注文の場合は、
選択したものの在庫があるか確認をしておきましょう。

デザイン印刷

プリントの種類と印刷する場所、サイズ、色数を決めます。
印刷する場所は正面や背中がポピュラーですが、Tシャツ首のとこや、
袖の部分に印刷を入れるのもおしゃれですよね!

特に色数に関しては、あまりにカラフルな色合いをデザインに使用しすぎると、
想像よりも高くなってしまう場合もあるのでご注意を。

3.印刷方法を選択

印刷方法と言われてもピンと来ない方も多いかも知れませんが、
「絵が書いてあるような艶っぽい感じにしたい」、「刺繍でおしゃれにデザインを入れたい」など、
印刷方法でデザインの見え方は大きく変わってきます

また、印刷方法で値段も大きく違ってくるので念頭に入れておきましょう。

シルクプリント

もっともポピュラーなプリント方法で仕上がりは美しく、
洗濯をしてもごわつくこともなく自然な風合いで人気があります。

ただし、型代が高いため枚数が少ない発注の場合は割高になりますし、
細かい部分の再現が難しいのがデメリットです。

マジックプリント

あらかじめ決まった色の圧着シートと呼ばれるシートをカッティングしてプリントをする方法です。

型代がかからない分少ない枚数のプリントに最適ですし、色の数も制限がないです。
しかし、シャツの枚数分シートをつくるので大量の発注には向きません。

刺繍

糸で一本一本布地の表面に縫い絵や模様を表す方法です。
洗濯をする際には抜群の耐久力を発揮し見栄えがよく高級感をかもしだします。

ですが、刺繍代の他に刺繍機を起動させるパンチカード代が発生するため値段が高くなります。

転写

専用のシートにコピー機でデザインを印刷しプレス機で圧着するプリント方法です。
写真に忠実で鮮やかな仕上がりになりますし、
シルクプリントでは潰れてしまうところもはっきりと表現できます。

しかし、精巧な転写シートをつくるため型代が高く、少数の発注に向いていません。

4.デザインを入稿

デザイン入稿はどんなTシャツに仕上げるかが決まる、1番大事なポイントですね。
イメージ通りのTシャツを作る為にも慎重に入稿をしましょう

自分でデザインを書けない場合、サイトに簡単につくれるツールがあったり、
デザインを業者さんにお願いするといったこともできます。

入稿作業

見積の費用に納得したらデザインを入稿します。
入稿とは自らがデザインした原稿を業者または印刷所に渡す作業になります。

使う色の数が多いと追加料金が発生し高くなります。
型が必要なプリント方法だと1色ごとに型が1枚必要になりますので、安く済ませたい場合には、
できるだけ色数を最小限に
したほうが安く済みます。

その際、渡すデザインのデータが不完全だったりデザインがラフスケッチや手書きだと、
業者が修正を行います。

修正作業

修正箇所が自らが考えたデザインに近いかをどうか確認する作業が入り、
納得できなければまた修正依頼をする工程が増えるためTシャツが納品されるまで時間がかかります。

デザインの入稿後、業者から返信が届き、
そこで最終確認となり修正を行いたい部分があればまた期間が延びますが、
確認項目に全て納得であればデザイン入稿の作業は終わりになります。

5.Tシャツの納品

業者からの確認の連絡後、正式な発注が完了し納品を待つだけです。
お店によっては早くて即日だったり長くなったとしても1週間前後かかります。

商品が到着後、もしデザインが思っていたのと違ったり不良品が届いたりした場合は、
返品・交換が可能です。

業者によっては返品・交換が出来なかったりするところがあります。
「到着後、〇日以内のみ」という注意書きがありますのでよく読んでおいてください。

6.支払をする

支払方法はオンラインサイトによっても違いますが、
生産に入る前に銀行振込やクレジットカードで支払う方法と、
商品が手元に届いてから代金引換や後払いから選ぶことができます。

1万円以上の商品を購入すると、代引手数料が無料になるオンラインサイトもあるので、
上手に活用しましょう。

Tシャツデザイン入稿のやり方

基本的にデザインデータの入稿は全てPC作業になりますが、
写真・手書きのラフスケッチ・文字などイメージが固まっているのであれば、
どのようなデータでもプリント可能
な状態にデータを入稿できます。

お持ちのデータによって、入稿の際気をつけておくべきポイントをご紹介します。

デザインデータを持っているなら

illustratorやPhotoshopなどの画像処理ソフトウェアを利用しデザインを作成後、
そのまま業者に入稿してください。

デザインデータをメールで添付し送信すると、すぐに業者に渡りプリント作業が行えます。

パソコンでデザインをするならillustratorのソフトウェアをおすすめします。
ロゴやシンボルマークなど細かい部分を処理しやすくレイアウト決めが簡単にできるので、
初心者の方でも扱いやすいソフトになっています。

画素数の影響

スマホやデジカメの写真、
インターネット上の画像などはデータが小さく画素数が低いため仕上がりに影響がある場合があります。

出来る限り高画質で解像度は300dpiぐらいだとベストです。

印刷物として持っているなら

オリジナルのイラストや絵が描かれている紙など既に印刷されているものがあるならば、
そのまま原稿ををメール添付かFAXで送信すれば入稿してもらえます。

送信する際、印刷されている原稿はプリントをする図よりも大きめ原稿で送ると、
細かな部分を綺麗に表現
してくれます。

オーバープリント

オーバープリントとは、色を重ねて印刷する製版設定の1つで、
起こりやすい例として白抜きされていない青の下地と赤い文字のみが重なって印刷されると、
色が混ざってしまう現象が発生します。

設定をオフにしておくと混ざる心配はありません。

手書き原稿を持っているなら

データ上で加工が難しいデザインや手書きのデザインの原稿の場合、
業者に提出するとプロのデザイナーがある程度の形に整えてデータ化をしてくれます

ただし、修正する際に追加料金が発生したり修正作業に時間がかかることがあるので、
ある程度の構成を考えて図案を起こしてから提出すれば少ない修正ですぐに入稿できます。

デザインの説明は丁寧に

業者とのやり取りがスムーズになる手書きのデザインは、
A4用紙いっぱいに1mm以上の濃い黒ペンで描いた方がわかりやすいです。

プリントの色を指定し塗りつぶすとことは、しっかり塗りつぶしておくと、
デザイナーさにも伝わりやすいです。

手書きの雰囲気を残したままにするか、線を綺麗にするという選択など、
業者がわかりやすい説明をしておくとTシャツの出来上がりイメージ通りになります。

デザインシミュレーションを使ってみよう

デザインシミュレーションとは”ユニフォームタウン”サイト内にある作成ツールで、
実際の商品を選び文字やロゴをデザインしイメージを膨らませてくれるデザインソフトです。

使い方はとっても簡単で、
パソコンに不慣れな方でも簡単にデザインをシミュレーションすることができます。
また、作成したデータはそのまま注文にかけることもできます。

ベースになるTシャツを選ぶ

ウェブサイトへ向かいデザインシミュレーションを起動させ、
ベースとなる好みのTシャツの種類を選びます。
そして、そのTシャツの色も選択します。

素材によってはプリントする際、
ポリエステル素材のドライポロ系シャツやナイロン系シャツなどの、
化学繊維を織り込んだTシャツにはインクが適してない商品が一部あります。

デザインをする

Tシャツのベースと色が決まったらおおまかなデザインを作っていきます。
文字を入れたい部分を選択し、文字入力の箇所に文字を入力します。

好みの文字の書体や色の変更をすることもできますし、
お気に入りの画像をデザインの中に取り込みたい場合は挿入も可能です。

ベースが白色のTシャツでデザインも白色だとプリントはされませんのでご注意を。

他には、文字を回転させたり大きさを変えたりするなどの細かいフォントの設定もできます。

デザイン時の注意点

イラストを利用するときは解像度(画像の密度)の高いモノで高画質を選んだ方がいいでしょう。
解像度が低いとモザイクのようになりオリジナルTシャツの質を落としてしまいます。

さらに著作権についても気をつけなければなりません。
アニメや企業のキャラクター、ブランドのロゴなどは著作権の侵害となるため使用することができません。

また、アイドルや芸能人の写真、勝手に誰かが写っている写真も同じく使用できません。
使用するには本人または会社の許可が必要です。

確認をする

完成したオリジナルTシャツの構成図を確認したら保存をします。
保存をした構成図はマイページに行き閲覧することができます。
あとからデザインを変えたいというときはデザインの変更も可能です。

ユニフォームタウンならオリジナルTシャツが作れる!

オリジナルTシャツのデザインや入稿のコツについてご説明してきましたが、参考にして頂けたでしょうか?
業者選びはもちろんのこと、デザインに使用する色の数やTシャツの素材などでも料金は変わってきます。

Tシャツの顔ともなるデザインは、そのデザインさえあれば、
ユニフォームタウンを使えば誰でも簡単に作ることができます!

学校や会社のチーム皆で同じTシャツを着れば一体感も増しますし、素敵な思い出になることでしょう。
イメージ通りのオリジナルTシャツを手に入れてください!