蝶ネクタイとは皆さんご存知でしょうが、ここ最近、男性のファッションアイテムで蝶ネクタイがブームになりつつあることを知っていますか?

蝶ネクタイと言えば結婚式やパーティーなどドレスコードが求められるシチュエーションで使用するイメージが強いですよね。

フォーマルな場では、燕尾服には白の蝶ネクタイ、タキシード、スーツには黒の蝶ネクタイというルールがあるくらいです。そんなイメージの蝶ネクタイが、今やオシャレアイテムとして人気なのです。

フォーマルな場面、カジュアルな場面、色々なネクタイを使うでしょうが、蝶ネクタイはまだ普段のカジュアルファッションに取り入れられずにいる方も多いかもしれませんね。

そんな方にいくつかある蝶ネクタイの種類や使い分け、コーディネートなどを紹介していきます。

蝶ネクタイが静かなブームになっている理由


一時は古典的なファッションとして淘汰されかけたものの、現在では崩したファッションでもスタイリッシュにまとめてくれる蝶ネクタイは、若者の間で静かなブームとなっています。

「ボウタイ」ブームの再来

ブルックスブラザーズが、デザイナーのトムブラウン氏を招いてスタートしたブラックフリースで再びボウタイのカジュアル使いを強くアピールしました。

「フォーマルなシャツ×ボウタイ」を組み合わせたスタイルをきっかけに蝶ネクタイが再び世界的ブームになったと言われています。

機能的でオシャレスタイルのワンポイントアクセントとして十分な役割を果たしてくれる蝶ネクタイというアイテムが今や大人気です。

カジュアルな着こなし

1980年代のプレッピーが基礎となってカジュアルファッションに取り入れられるようになった蝶ネクタイが、トムブラウンによって世界的ブーム到来した蝶ネクタイスタイルのキーワードを3つとファッション例をあげてみます。

「知性、品性」

・艶のあるレザーのシングルライダースジャケットに蝶ネクタイを組み合わせたファッションはワイルドさと知性がベストマッチです。

・シンプルなスーツスタイルにストールとポケットチーフを合わせて、更に蝶ネクタイで華やかさをプラスで大人のパーティスタイル完成です。

「洒落た着崩し」

・スーツスタイルに、あえてデニムシャツを取り入れて着崩し、蝶ネクタイで知性とキュートさを演出します。

・長袖シャツに半ズボンの個性的な着崩しに蝶ネクタイを合わせて、カジュアルスタイルの出来上がりです。

「かわいらしさ」

・グレイッシュなチェックシャツに黒の蝶ネクタイを合わせて、蝶ネクタイと相性ピッタリのサスペンダーをプラスで男のかわいらしさを出します。

・ニットと蝶ネクタイを組み合わせて作るフレッピースタイルの出来上がり。キャップをプラスして少年っぽさを演出しましょう。

蝶ネクタイの種類


蝶ネクタイは装着するタイプが「結ぶタイプ」と「装着するタイプ」の2種類で、結ぶタイプは「ツウタイ」と呼ばれ、装着するタイプは「ピアネスタイ」と呼ばれています。
そして更にそこから「バタフライタイ」「ポインテッドタイ」に分けられていくのです。

ピアネスタイ(装着するタイプ)

すでに蝶ネクタイの形になっており、マジックテープやボタンで止めるタイプで手軽に着用できるのが嬉しいアイテムです。

最初から形が出来上がっているのでリボンが崩れたり、緩む心配がないのがポイントで、蝶ネクタイを初めて使う方におススメです。現在、主流になっているのが、このピアネスタイタイプの蝶ネクタイでもあります。

ツウタイ(結ぶタイプ)

自分でリボン型に結ぶタイプで、大きさや形をアレンジできるのがポイントです、結ぶ前は通常のネクタイ同様に帯の状態になっています。

結ぶのに慣れるまで少し大変かもしれないので上級者向けの蝶ネクタイという感じですね。ですが、ツウタイは自分で結ぶため、自分なりのアレンジが楽しめるというメリットがあります。

形のバリエーション

蝶ネクタイの形には4つの種類があります。どれも蝶の形に似ているのですが、蝶形と、ちょっぴり先端が変わったものと分けてみました。

バタフライタイ

・バタフライ
先端の幅が7.6cm~8.9cmの大型のもので、蝶の羽のような形が特徴です。最も伝統的なタイプでオーソドックスな形ですね。

・セミバタフライ
先端が5.7~7.0cm程度のもので、現在主流のタイプです。バタフライよりも若干小さめで形はバタフライと同じです。

・ストレートエンド
先端の幅が3.8cm~5.1cm程度のもので「バットウイング」とも呼ばれていて、タテ幅が狭く、細長い蝶ネクタイです。顔が小さめの方によく似合います。

ポインテッド

先端が尖っているタイプで,パーティー用として使われることが多いのですが、最近ではカジュアルシーンでも使われることが多くなっています。

4つの中で、最も特徴的なもので、遊び心を出したいシーンで使用しても楽しめますね。

どんな素材が人気?

使われている素材によって蝶ネクタイの印象がガラッと変わります。どのようなシーンで使うのかを考えながら選ぶのがポイントです。

シルク

シルクは生地自体に自然な光沢感があるので、高級感のあるフォーマルな場面で使用するのに最高の素材です。特にタキシードやブラックスーツなどで正装する場合、シルクの素材を選ぶのがベストです。

色や柄は様々な物が出ているので、どのシーンで使うのか?を考慮しつつ自分の好みで選びましょう。

ウール

素材感によってはフォーマルスタイルでも使うことが出来て、暖かみのある素材なので、秋冬のファッションにおススメです。

コットン

フォーマルな場面では基本的にほとんど使われないのですが、カジュアルテイストのジャケットやデニムスタイルとは相性ピッタリですよ。

蝶ネクタイの結び方


結び方がいまいちよく分からない方、昔は使ったことがあるけど、ずいぶん前のことで忘れてしまったという方、フォーマルな場面が近々訪れる方、蝶ネクタイをカッコ良く結んで、いつもよりキリっと大人の男を見せてはどうでしょう。

結ぶ前の準備

まず初めにすることは「長さを調整する」ことです。人それぞれ首周りのサイズが違ってくるので、ひとまずここでボウタイの長さの自分の首に合わせます。

ここでしっかり長さを合わせておかないと、結んだ時にネクタイの形が大きくなってしまったり、小さくなってしまったりするので、自分の首にピッタリ合うようにサイズを調節してください。

首にネクタイを掛けた時に、片方の先がもう片方の先より数センチ長くなるように合わせるのがポイントです。

蝶ネクタイの結び方をご紹介!


1.蝶ネクタイを首に下げる。
2.交差させる。
3.クロスさせる。
(長く取った方のネクタイが上になるように重ねてクロスさせ、長い方を下からくぐらせ結びます。)
4.下のリボンを半分に折る。
(短い方をリボン型になるように折り、先が右側にくるようにして、長い方は下に垂らしておきます。)
5.長いリボンを下に持ってくる。
(垂らしておいた長い方のネクタイをリボンの形にした短い方のネクタイと並行になるように右に向けて折ります。)
6.長いリボンも半分に折る。
(リボンの形にしてある短い方のネクタイを押さえたままで、長い方のネクタイの先が左側にくるようにリボン型に折ります。)
7.交差させた部分にリボンを通す。
(長い方のネクタイを短い方のネクタイの左後ろになるように持ってきて、後ろの輪になってる部分に長い方のネクタイの右端を通します。)
8.両端を引っ張り結ぶ。
9.形を手で整える。
10.完成。

まとめ

皆さんのお気に入りの蝶ネクタイが見つかるよう、種類や素材、結び方やコーディネート例などを紹介してみましたが、少しは参考になったでしょうか?

フォーマルな場面では勿論のこと、カジュアルスタイルのワンポイントになるオシャレな蝶ネクタイを用途に合わせて使えるように、いくつかのバリエーションで持ち合わせるのがベストだと思います。

今は色もデザインも豊富ですし、お値段もお手頃な物から選べるのが嬉しいですよね。お気に入りのブランドがある方は更にこだわったブランドネクタイを見付る楽しみもあるでしょう。

この秋からワンランク上のフォーマルコーディネートやカジュアルコーディネートを目指して蝶ネクタイスタイルを取り入れてみませんか?きっとオシャレな秋ファッションが仕上がりますよ!