飲食店やお店の制服などで、どんなエプロンを選ぶのかはかなり大事です。

お店の雰囲気やお客さんへの印象、作業の効率といった生産性への影響が予想できるため、
エプロン選びはきちんと準備をして行うべきでしょう。

そこで今回は、業務用のエプロンについて詳しく解説し、
適切な選び方とおすすめ商品を実際に紹介していきます。

飲食店における業務用エプロンの役割

飲食店における業務用エプロンの役割

そもそも業務用エプロンには、大きく2つの役割があるんです。

  • ・汚れを防ぐ衛生管理の役割
  • ・制服としてのビジュアル的な役割

この2つの役割について、それぞれ順番に解説していきます。

汚れを防いで清潔感を保つ

飲食店は特に衛生管理が重要です。

スタッフの服装が汚れるのを防いでくれるだけでなく、
清潔感や身だしなみを整えるのにもエプロンは活躍します。

また、料理でエプロンが汚れても、洗えば繰り返し使える丈夫な点も経済的ですね。

制服のデザインをおしゃれに

お店のスタッフがエプロンをつけるだけで、制服のデザインがおしゃれになり、
飲食店らしい雰囲気が出ます。

カフェやダイニングバーなどのお店は、
おしゃれなエプロン姿の方が店全体の雰囲気づくりに貢献してくれます。

飲食店でなくても、書店や雑貨屋などのスタッフが制服として着用するケースもあり、
脱ぎ着がしやすく便利です。

エプロンをタイプ別に紹介

エプロンは大きく分けて、「胸当てタイプ」と「腰タイプ」の2タイプに分かれます。

それから布の覆う部分が若干違ったり、紐のタイプが違ったりと、
着用シーンによって使い分けが必要なときもあるんです。

エプロンのタイプをそれぞれ解説していきます。

胸当てエプロン

胸当てエプロンとは、上半身を覆うタイプで調理する時によく使われるデザインです。

一口に胸当てタイプと言っても、細かい形状が数種類あるので、使いやすいものを選びましょう。

主に、「背中X型(たすき)」と「背中H型」、「首かけ型」の3種類が一般的な分類になります。

背中X型(たすき)エプロン



>>47228 クロダルマ 胸当てエプロン(丈の長さ79cm)はこちら

背中X型は、背中で紐がクロスしている形状のエプロンです。

きつく縛るわけでもなく、程よい体へのフィット感で汎用性が高いデザインとなっています。

腰紐でウエストの調整も楽に行えますし、長時間の着用も負荷が分散されているため快適です。

エプロンで肩こりに悩まされている人は是非とも試して欲しいですね。

背中H型エプロン



>>27875 H型 胸当てエプロン 丈の長さ90cmはこちら

背中H型は、背中部分の紐がHのような形状で、ボタンタイプのエプロンが多いです。

紐は太めで結ばないタイプなので、調節の自由度は低いものの、煩わしい手間を省けるのがメリットです。

首かけエプロン



>>MK7002 FACEMIX キャンバスエプロン胸当てロープはこちら

首かけエプロンは背中に紐がなく、首に紐をかけて着るタイプのエプロンです。

X型とH型のように、後ろに紐がない分すっきりした見た目で脱ぎ着もしやすいです。

肩ではなく首に負荷が集中するため、人によっては長時間の着用が厳しいかもしれません。

腰エプロン



>>47229 クロダルマ ショートエプロン(丈の長さ44cm)はこちら

腰エプロンは、調理場よりもホールなどの汚れにくいかつお客さんの目に触れやすい人がよく着用します。

腰紐を前で結ぶタイプが多く、丁寧に結ぶことで見栄えが良くなり、
制服全体のフォルムがまとまった印象になります。

ロング丈やショート丈など、お店の雰囲気によって長さを使い分けましょう。

スリット加工されたエプロン

スリット加工されたエプロン

ロング丈の腰エプロンに多いのが、スリット入りのタイプです。

スリットとはスカートなどの裾に切れ込みのことで、足が動きやすくなります。

移動が多いホールスタッフなどの人が、ロング丈で歩き続けるのは大変ですが、
スリット入りなら移動もストレスなく行えます。


>>FK7117 FACEMIX ソムリエエプロンロングスリット入りはこちら

もちろん胸当てタイプにも、スリット加工されたエプロンはあります。

裾が長いと足にまとわりつくので、着用時の動きやすさにも気をつけたいですね。


>>FK7136 FACEMIX 衿付き胸当てエプロン(男女兼用)はこちら

お店別おすすめエプロン

お店別おすすめエプロン

お店によって基本的なエプロンのデザインは決まっています。

必ずしも固定されているわけではありませんが、
一般的なイメージと異なりすぎるとお店の雰囲気を崩してしまう恐れがあるので注意しましょう。

逆に、お店の雰囲気をより良くできるのもエプロン次第です。

中華・イタリアンなど火を扱う調理場

火を扱う調理場では、エプロンは完全に機能性重視で選ぶことになります。

汚れても洗って繰り返し使えて、火に強い素材かどうかという耐久性がとても重要。

綿素材は火に強くて耐久性に優れています。
中華などの火力が高い調理場では、綿100%の生地がおすすめです。


>>T-155 チトセ(アルベ) 厨房胸当てエプロンポケット無し(男女兼用)はこちら

ただし、綿は乾きにくくてシワになりやすいというデメリットがあるので、
そこまで火を扱わない場合は綿とポリエステルの混紡生地を使いましょう。


>>T-70 チトセ(アルベ) 厨房 胸当てエプロン(ポケ無し)(男女兼用)はこちら

カフェ・ダイニングバーなどの落ち着いた雰囲気

カフェやダイニングバーといった、制服としての雰囲気重視であれば、
腰タイプのエプロンがおすすめです。

高級感のある店内の雰囲気であれば、ロング丈の腰エプロンがいいですね。


>>27873 ソムリエエプロンはこちら

店内での移動が多いホールスタッフなどの場合、動きやすさ重視のミドル・ショート丈を選びましょう。


>>27876 飲食店にもおすすめ ミドルエプロンはこちら

日本料理・和菓子などの和風テイストなお店

和食料理屋や和菓子などの和風テイストなお店であれば、
雰囲気を損なわないようにエプロンを選ばないといけません。

和風の前掛けは焼き鳥屋や甘味処といったお店と相性が良く、
丈も短いので移動が楽なデザインとなっています。


>>T-8027 チトセ(アルベ) エプロンはこちら

胸元まで覆える胸当てタイプのエプロンがいいのであれば、
茶色やネイビーといった落ち着いた配色のエプロンを選ぶといいですね。


>>FK7140 FACEMIX 胸当てエプロン(女性用)はこちら

飲食店やトリマーなど水を扱うお店

飲食店はもちろん、トリマーなど水を扱う環境では、
水を弾く撥水性や菌の増殖を防ぐ加工が施されたエプロンがおすすめです。

撥水性が優れているエプロンなら、汚れてもサッと洗い流せるので手入れが楽。
濡れてもビチョビチョになりません。


>>T-134 チトセ(アルベ) H型 胸当てエプロンはこちら

雑貨屋などのデザイン性重視のお店

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雑貨屋さんなど、飲食店以外のお店でエプロンを着用する場合は、
機能性だけでなくデザイン性も重視したいです。

普通のエプロンに刺繍などの装飾をすることで、
デザインにオリジナリティが生まれておしゃれな印象になりますね。

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デニム生地のエプロンはカジュアルな雰囲気が出るため、お店全体のイメージがガラッと変わります。
制服として着用すれば今風のデザインを演出できます。

男女兼用のオーバーオールエプロンは、私服のような着こなしでも問題ありません。
コーディネートの幅が一気に広がります。


>>LCK79001 Lee オーバーオールエプロン(男女兼用)はこちら

エプロンの着こなし方

エプロン選びだけでなく、着こなしを意識するのもお店の雰囲気づくりに欠かせません。

紐の結び方や着用位置といった細かい着こなしで、お客さんに与える印象がガラリと変わります。

胸当てエプロンは紐の調整で印象が決まる

胸当てエプロンは紐の調整で印象が決まる

胸当てエプロンを上手く着こなすポイントは、胸当ての部分にゆとりを作ることです。

首と肩紐の長さを調整してゆったり目に着ると、腰の位置が下がって自然な印象になります。

この状態で腰紐をしっかり結べば全体のフォルムがまとまっておしゃれに見えますよ。

腰エプロンは着用位置で印象が決まる

腰エプロンは着用位置で印象が決まる

腰エプロンは着用する位置が重要です。

くびれより少し上の部分で着用すると、足がスラッと長く見えて見栄えが良くなります。

ただし腰よりも上過ぎるとダサくなってトップスがよれよれになってしまうので注意しましょう。

エプロンの紐の結び方については、こちらで詳しく解説しているので参考にしてみてください。

「エプロン・サロンの付け方】意外と難しい!?付け方・結び方を徹底解説!」
https://www.l-m.co.jp/blog/?p=293

まとめ

以上が業務用エプロンの選び方についてでした。

お店の雰囲気とお仕事の生産性に関わるものなので、エプロンも慎重に選んでもらえればと思います。