飲食店で安全に働く上で必要なのが、滑りにくいコックシューズです。

調理場やホールでは水や油といった汚れでこけてしまうリスクがつきまといますが、迅速に動けなければお店は回りません。

そこで今回は、みなさんが快適かつ安全にお店で勤務できるよう、最適なコックシューズ選びのポイントと、おすすめ商品を厳選して5つご紹介します。

コックシューズの強み

選び方のコツを紹介する上で、事前知識としてコックシューズのことを知っておくとスムーズです。

コックシューズとは調理場で快適に動けるように設計された丈夫な靴であり、素材や構造が普通の靴とは若干異なります。

具体的にどういった強みがあるのか、詳しく解説していきます。

特殊なソールで滑りにくい

最も特徴的なのはソール、つまり靴底部分が特殊なつくりになっています。溝が深くて、滑りにくいので、調理場でもこけることなく安全に移動できるのです。

それだけでなく、商品によっては樹脂先芯といって靴の先端部分が硬い素材で補強されているものもあり、高い部分から物を落としても足を保護できるコックシューズもあります。

このように、コックシューズは調理場で働く人のことを考え抜いた商品となっています。

耐水・耐油性に優れる

調理場において求められるもう一つの要素は、なんといっても耐水性・耐油性です。

靴や衣類は水や油で汚れると素材そのものに大きなダメージを与え、劣化してしまいます。これを防ぐには水や油を弾いて劣化を防ぐコーティングが不可欠です。

常に水や油などの汚れにさらされるリスクがつきまとう環境下において、コックシューズは耐久性にも特化した丈夫な靴なんですね。

コックシューズの欠点

当然ですがコックシューズには普通の靴と比べると見劣りする欠点もございます。調理場の環境にも耐えうる丈夫さと引き換えに欠点もありますが、それを補うような工夫がなされている商品もあるので、商品選びの際に注目したい部分ですね。

重いので疲れやすい

まず最初に挙げられるのは、靴底や素材、先芯部分の加工等で重くなりがちな点。丈夫な素材である以上ある程度は仕方ありませんが、長時間動き回ることを考慮すると、なるべく軽い方が足への負担が和らぎます。クッション性が高いのも疲労軽減効果があるので大事ですね。

ただ、先芯加工がされていないコックシューズは普通のスニーカーと同じくらいの軽さなので、調理場の環境に合わせて選ぶといいでしょう。

コックシューズの平均重量は片足分で280gほどですが、軽い商品であれば200g程度のコックシューズもありますよ。

蒸れると強い臭いを発する

コックシューズに多い悩みが「蒸れ」と「臭い」です。コックシューズは水が中にしみ込まないよう、通気性が悪い設計になっています。汗をかくと靴の中で蒸れて臭いが強くなってしまうのです。

ただ、商品によっては抗菌・防臭加工が施されているものもあり、ネックとなる臭いも対策してくれています。インソールを取り出すことができて、こまめに洗えるようなコックシューズを選ぶと清潔に使い続けられますね。

関連記事:【安全靴のニオイ対策】蒸れ、汗、雑菌、汚れなどによる臭いの解決策3選!

コックシューズの選び方

コックシューズを選ぶ基準は大きく3つに分かれます。

  • 耐久性などの機能や性能
  • デザイン
  • 価格、コストパフォーマンスの良さ

どの要素を重視するかで選び方は変わってきますが、基本的にどのコックシューズも共通して水や油に対する耐久性が強いです。デザイン重視だからといって、性能が劣るというわけではないのでご安心ください。

おすすめコックシューズ商品

それぞれの選び方に応じて、おすすめの商品を厳選してご紹介します。

耐水・耐油性に優れた丈夫なコックシューズ

サボコックシューズ CS001
サボコックシューズ CS001

こちらは世界料理オリンピックの公式コックシューズとして選ばれたほどの人気コックシューズです。高い撥水性で水や油をささっと拭き取れて清潔に維持できます。

中敷はやや厚手でクッション性が高いので、長時間立ち続けても疲れにくいという快適さが魅力的ですね。

サボコックシューズ CS002
サボコックシューズ CS002

こちらは先ほどのコックシューズのサボタイプです。サボタイプはクロックスのようにかかとが低く、簡単に脱ぎ履きができるという利点があります。

普段使いでもいける軽量コックシューズ

 crocs(クロックス) ビストロ
crocs(クロックス) ビストロ

大人気シューズブランド「クロックス」のビストロモデルです。水を通さないように穴がないのが通常のクロックスと大きく異なる点でしょう。

クロックス独自の樹脂素材「クロスライト」を使用しており、軽量でありながら防臭・抗菌効果が高いという特徴があります。まさにコックシューズとも相性のいい素材ですよね。

crocs(クロックス) オンザクロックワークスリップオンクロックス
crocs(クロックス) オンザクロックワークスリップオンクロックス

こちらはクロックスのスリップオン(紐なし)モデルです。デザインはよりシンプルになっており、幅広い店内イメージに対応できるビジュアルとなっています。

コスパ最強の安価なコックシューズ

スタッフが多いお店は特にですが、コックシューズをたくさん用意するとなると価格面も無視できません。コックシューズと聞くと高いイメージがあるかもしれませんが、商品によっては安価で高い性能を誇るものもあるんです。

4436 コックシューズ
4436 コックシューズ

こちらは業界最安値の商品でありながら、コックシューズとして無駄のない設計となっています。耐油底で油をカットし、ミッドソールも軽い合成ゴムを使用しています。

重量は220gとかなりの軽さを誇り、形もオブリーク型という日本人の足にフィットするデザインで設計されています。とにかく疲れにくいように作られているんですね。

職場環境に最適なコックシューズを選びましょう

以上がコックシューズのおすすめ商品と選び方についてでした。今回紹介したのは全てネットで購入することが可能なので、購入を検討されている方はこれを機にショップへアクセスしてみてはいかがでしょうか。

実際に店舗に行った方が試し履きができますが、ネットショップであれば充実したラインナップに加え、特別価格で安く買えるのでおすすめです。

コックシューズの商品をもっと見たい人は、下記リンクを参照ください。
コックシューズ・靴・調理長靴の商品を見る