飲食店のユニフォームでベストを着用するお店が増えています。特に男性のベストを着ている姿は体型がスリムに見えるので、清潔感があってお客さんの印象もかなり良くなります。

とはいえベストには、値段が高そうだったり、汚れに弱くて洗濯しにくかったりというマイナスな印象もあるかもしれません。

ですが、それはどんな商品を選ぶかによって、不安視していたマイナス点を克服することが可能です。実は安くて丈夫なベストもたくさんあるんです。

そこで今回は、飲食店でも使える、男性用のおすすめフォーマルベストをご紹介します。

男性がベストを着用するメリット

飲食店などのユニフォームにおいて、男性がベストを着用することによって得られるメリットは大きく2つ挙げられます。

一つ目はボディラインが引き締まって見えるというビジュアル的な側面。二つ目は体温調節がしやすいという機能的な側面です。

ウエストが引き締まって見える

ベストはバストからウエストにかけてシャープに見える構造なので、体型が引き締まって見えます。ワイシャツの上から着ることでボディラインがはっきり見えるようになります。

ちなみにスーツ発祥の国であるイギリスでは、ワイシャツ姿はだらしないイメージを与えるとされており、ベストはワイシャツ姿を隠すためのアイテムでした。

そして今でもベストは格式高い場面でジャケットの下に着用することが多く、そのイメージは今日の我々にも少なからず根付いているのではないでしょうか。

飲食店のユニフォームでは清潔感が重要なので、お客さんに与える印象を少しでも良くする目的でベストを着用するのは非常に効果的です。

体温調節しやすい

ビジュアル的側面に目が行きがちですが、ベストは機能性も高いポテンシャルを持っています。ジャケットとワイシャツの中間的存在であるベストは、体温調節をするのに便利です。

肌寒い秋冬には防寒性を発揮し、春夏でも薄手のベストを着用することで蒸れにくくて快適に過ごせます。簡単に脱ぎ着できるため、ユニフォームだけでなく普段利用でもいろんなシーンに使えますね。

飲食店のユニフォームでベストが選ばれる理由

ベストのメリットをお伝えした時点で、ユニフォームにも適していることが分かって頂けたかと思いますが、飲食店にも適しているという理由を具体的に解説していきます。

ジャケットよりも動きやすい

ベストはジャケットと違って袖がない分、肩や腕まわりがすっきりして動かしやすいです。そのためベストは、調理場での作業もスムーズになりますし、接客でもキビキビと動くのに適しています。

さらに、ベストはオールシーズンで活躍するアイテムなので、ユニフォームとしても便利に着回すことができます。季節によってパターンを変えなくてもいいので、コストの削減にもつながりますね。

撥水加工で水を弾く

商品の中には撥水加工を施しているベストも多いので、水が浸み込むのを防いでくれます。もし濡れたとしてもすぐに乾く生地なので、長時間の着用でも快適に仕事ができるんですね。

また、よく誤解されやすいのが撥水加工によって通気性が悪くなるという問題です。撥水加工とは生地の表面をフッ素等で加工するだけで、繊維の隙間は塞がれないので通気性は維持されます。通気性が良ければ蒸れにくいので、湿気でジメジメする心配もありません。

【用語集】撥水加工とは?

おすすめのメンズ用フォーマルベスト

ここからは具体的に、おすすめのメンズフォーマルベストをご紹介します。ベストにもそれぞれ種類やシーン別での選び方があるので、選び方に応じて最適な商品を見つけましょう。

襟付きの定番フォーマルベスト

襟付きのフォーマルベストは定番中の定番商品です。スーツのような着こなしとネクタイがピシッと映える印象で、高級な雰囲気を演出してくれます。

こちらは「BONUNI(ボストン商会) 」のフォーマルベストで、男女兼用の商品となっています。襟付きのベストなので、胸元が締まっていて露出が少なく、格式高いスタイルに適しています。

シンプルなデザインですが、ネクタイやインナーのワイシャツでおしゃれを楽しむこともでき、使い勝手の良さから多くの飲食店で選ばれている商品です。

こちらは「チトセ(アルベ)」のメンズベストです。正面に4つのボタンがついており、フォーマルシーンで活躍する万能な商品です。背ベルトで細かい調節も可能なので、ワイシャツの上に着るだけで引き締まったボディラインになりますね。

コスパ重視の格安フォーマルベスト

ベストは安価な商品だと、「せっかく上品に着こなしたのに生地が安っぽい」なんてことになりかねません。とはいえ店舗に大量にストックを備える場合、なるべくコストは抑えたいかと思います。

そこで、なるべく安くて高品質なベストを紹介します。生地の見た目も機能も値段以上の価値があると思う商品を厳選してご紹介します。

こちらは「FACEMIX」の男女兼用フォーマルベストです。襟がついていない分カジュアルさが生まれ、飲食店でもラフに着こなせる商品です。カラーバリエーションも豊富なので、スタッフによって色を変えるなどの遊び心も楽しめそうですね。価格も3,000円前後で買えるので、大量にストックしておきやすいです。

こちらは「SUNPEX(サンペックス) 」のメンズ用フォーマルベストです。スタンダードで無駄のない作りの商品となっており、いろんなお店の雰囲気に合わせられそうです。


襟なしでコーディネートの幅も広い上に、長く着用できる丈夫なポリエステル素材でできているので、ユニフォームとして最適な商品でしょう。こちらも3,000円前後で購入できます。

カマーベスト

カマーベストとは、タキシードなどに合わせて着用するベストのことで、首回りや背中が大きめに開いているのが特徴的です。飲食スタッフの制服にもよく使用されており、ソムリエやバーテンダーなどの方も多く採用しています。

こちらは「チトセ(アルベ) 」のメンズ用カマーベストです。質感の良いストレッチ素材なので、着心地はもちろん、見た目も高級感のある生地感です。

蝶ネクタイと合わせるとフォーマルさがより引き立ち、お客さんに与える印象も一段と良くなりそうですね。

こちらは「SUNPEX(サンペックス)」のカマーエプロンです。エプロンですが、上半身はカマーベストの形状なので、飲食店での利用を想定して作られたデザインになります。

カマーエプロンは喫茶店やレストランなど、清潔感とフォーマルさを両立させる上で非常に役立ちます。下に着用するワイシャツはネクタイを付けずにラフに着ると、カジュアルな着こなしもできるので使い勝手がいい商品ですね。

お店の雰囲気に最適なフォーマルベストを着用しよう

以上がメンズのおすすめフォーマルベストでした。飲食店でベストをユニフォームとして選ぶのはメリット満載なので、これを機に制服に導入を検討してみてはいかがでしょうか。

お店の内装やサービスの質、ターゲット層によっては制服を変えるだけで期待以上の効果を得ることもあります。ただし、数あるベストの中からどの商品にするかを決めるのは容易ではありません。

ネット通販には今回紹介した商品以外にも、まだまだたくさんのベストが販売されているので、是非ともチェックしていただきたいです。いろんな商品を見て、制服選びの参考にしてみてくださいね。

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