作業服の夏のメンズコーディネートに欠かせない存在とも言えるのが、「ワークキャップ」です。

独特のフォルムで男らしさやアクティブさが際立つデザインですが、生地や形状は作業中でも快適に過ごせるような機能的な部分も備わっています。

そこで今回は、作業時のユニフォームにも使えるおすすめのワークキャップをご紹介します。正しい被り方も解説しますので、これを読めば夏の屋外作業もワークキャップで日差しの負担を軽減できますよ。

ワークキャップとは

ワークキャップとは、元々は1900年代初頭の鉄道員が作業用に被っていた帽子である「レールキャップ」が起源となるキャップの一種です。次第に鉄道員に限らず他の作業員も被るようになったため、ワークキャップという名称が一般的になりました。

形状の特徴は浅めのかぶりと平らな天井で、前にだけツバがついています。

「エンジニアキャップ」や「ドゴールキャップ」といった派生キャップも存在しますが、似た形状で混合されがちな「ベースボールキャップ」とは別の種類に分類されます。

今でも体力仕事を行うワーカーさんに愛用されており、通気性などの機能的な側面で労働者を支えてくれています。

ワークキャップの正しい被り方

ワークキャップの正しい被り方

ワークキャップのツバと目線を平行にすることで、眉毛が見えて印象が良くなります。

正しく被ることで、顔の大きさや形、年代問わず誰でも不自然な仕上がりにはなりません。夏場は帽子を被る機会も多いので、ワークキャップも被り方に気を配りましょう。

作業時であれば、髪を帽子の中に留めて、前髪を出さないようにしながら浅く被るとスッキリした印象になるのでおすすめです。前髪が長い人は特に、髪が邪魔にならないように結んでおくなどの工夫があると快適です。

少しカジュアルに被るのであれば、帽子を深く被って男らしい印象を上げるのもいいですね。視界が狭まって作業に影響すると危険ですが、問題ない範囲であれば深く被るのもおしゃれを楽しめるのでおすすめです。

顔の形が横に長い人は、浅く被って前髪を出すことで、小顔効果が期待できます。作業時にはあまり適切ではないかもしれませんが、頭を振っても落下しない程度で浅めに被るとしっくりきやすいです。

ユニフォームに適したワークキャップの選び方

ユニフォームとしてワークキャップを選ぶ場合、機能性を重視すると満足いく商品が見つかりやすいです。具体的には以下の3つのポイントを押さえておきましょう。

  • アジャスターの有無
  • 吸汗速乾性
  • 低価格・高コスパ

これらのポイントを1つずつ解説していきます。

アジャスター付きだと調節が便利

ワークキャップには、アジャスターという後頭部の調節ベルトが付いているタイプの商品があります。

頭の大きさや被り方(深い・浅い)に応じてちょうどいいサイズに調節できるので、用途や使う人を選ばない便利な機能です。

炎天下での作業に吸汗速乾性が効果的

炎天下での作業では、紫外線対策としてワークキャップを被るのが効果的です。その場合、汗で頭が蒸れるので、なるべく早く汗を乾かせる速乾生地の帽子を選びましょう。

ポリエステルを使用したツイル生地の帽子は、伸縮性と速乾性に優れているので、長時間快適に被り続けたい人におすすめです。

低価格でも高機能な高コスパ商品も多い

ワークキャップは安価な商品でも十分の機能性を発揮するため、コストパフォーマンスも非常に優れています。

中には1,000円以下買えるワークキャップもあり、平均的な相場は2,000円前後なので、ユニフォームと合わせて購入しても予算をオーバーしない程度に抑えることができますね。

ユニフォームとしても使えるおすすめワークキャップ

ここからは作業時のユニフォームにも最適なワークキャップのおすすめ商品を紹介していきます。ワークキャップによってどんな仕事に適しているのかも一緒に説明していきますね。

シンプルデザインの『Lee ワークキャップ』

こちらは「LCA99003 Lee ワークキャップ(男女兼用)」です。

アメリカンデニムで有名な老舗ブランドであるLeeのワークキャップです。生地はストレッチデニムとストレッチヒッコリーを使用しており、使えば使うほど色落ちして味わいが増していくのが特徴的。

ストレッチ性に優れて使い勝手が良く、アジャスター付きで細かいサイズ調節も可能です。男女兼用でカジュアルなデザインなので、用途関係なく万人におすすめできるワークキャップです。

柔らかいゴムで頭にフィットする『アーミーワークキャップ』

こちらはPrintstarの「アーミーワークキャップ(男女兼用)」です。

素材は綿100%のふんわりとした柔らかい肌触りが特徴的です。アジャスターがついていないのですが、ゴムで伸縮するのでサイズも合わせやすく作られています。

カラーは4色展開でオリジナルプリントも可能。シンプルなデザインなので、飲食店のユニフォームにも適しています。

吸汗速乾性に優れた「アイトス ムービンカット」

こちらは「AZ8617 アイトス ムービンカット ワークキャップ(男女兼用)」です。

裏綿ツイル生地で吸汗性と伸縮性に優れている上に、帯電防止機能で作業服の静電気帯電によるトラブルを防ぐことができます。

電子機器を扱う作業員の方には安全面を考慮して、このような帯電防止機能がワークキャップに備わっていると安心できますね。

洗濯してもすぐに乾く「ジーベック 9100 series」

こちらは「ジーベック 9105 帽子 ワークキャップ(男女兼用)」です。優しい風合いの生地で触り心地が良く、撥水加工素材なので乾きやすいのが特徴です。

速乾性は水で濡れたり、汚れやすい食品工場や飲食店で重宝します。生地もサラッとした状態を長持ちさせるので、爽やかに被り続けられます。

機能性重視の「ROCKY ワークキャップ」

ベーシックで丸みのあるシルエット

RA9903 ROCKY ワークキャップ
≫ 「RA9903 ROCKY ワークキャップ」の詳細はコチラ

こちらは「RA9903 ROCKY ワークキャップ」です。
パンツやブルゾンと同じ素材のツイル生地で、使い続けるほど体になじむようなワークキャップです。

アジャスター付き・帯電防止機能など、デザイン性と機能性の両方がバランスの取れた商品ですね。

ワークキャップを着用して快適に作業しよう

以上がユニフォームに使えるワークキャップでした。どれも高コスパで丈夫な商品なので、1つ持っておくだけで夏場の作業効率は大きく改善できるはずです。

また、コーディネートを考える上では、自分の好きなデザインかどうかも大事だと思うので、多くの商品を見れるネット通販でお気に入りの商品を探してみてはいかがでしょうか。

≫もっとワークキャップ商品をみたい人はこちら!