「アメカジ」という言葉もあるように、アメリカのファッションスタイルは無骨で飾らないカッコ良さがあって人気ですよね。その上動きやすい服装なので、運動や作業時の服装としても最適でしょう。

作業着にもアメリカ生まれのワークウェアブランドが多く、ジーンズやカーゴパンツといった今では馴染みのある服装もアメリカ発祥です。

カーハート、ディッキーズといった有名なワークウェアブランドがアメリカで生まれ、今では作業着の枠を超えて、カジュアルファッションとしても親しまれています。

日本でも大正時代頃から動きやすい洋服が作業着に向いていると認知され始め、それまで着用していた股引からジーンズ・カーゴパンツといったワークパンツへと移行していきました。

そこで今回は、日本のみならず世界各国に影響をもたらした、アメリカの作業着について、歴史・特徴・おすすめブランドの3つを紹介します。

アメリカの労働者が愛用する作業着の歴史

まずはアメリカンワークウェアの歴史を見ていきます。どういった背景でワークウェアが生まれたのかを知ることで、作業着に必要な要素がわかります。

ゴールドラッシュがきっかけでジーンズが生まれる

ワークウェアの代表的な存在でもあるジーンズは、1848年にアメリカのカリフォルニア州で起きたゴールド・ラッシュがきっかけでした。

当時、鉱山で採掘をする鉱夫のズボンが擦り切れてすぐにボロボロになる様子を受け、リーバイス創業者のリーバイ・ストラウスが作業者向けのズボンを仕立てました。

このズボンは厚手で破れにくく、ポケット部分がリベットという金具で補強されているのが特徴的で、鉱夫からとても好評でした。

1900年代に入り、デニム生地へと変更したことで味のある風合いが生まれ、今ではすっかり当たり前となったジーンズが誕生します。

世界大戦時に丈夫なカーゴパンツが軍事利用される

ジーンズと並んで代表的なワークウェアと言えば「カーゴパンツ」でしょう。

カーゴパンツの歴史は1942年にアメリカ陸軍の戦闘服として採用されたのがルーツです。

動きやすさと生地の丈夫さを兼ね備えたカーゴパンツは重作業にも適していると認知され、今ではミリタリーファッションやカジュアルウェアとして広く愛用されています。

本来のカーゴパンツはワタリ幅が広くてダボっとしたフォルムですが、今のカジュアルウェアやワークウェアでは細くてスタイリッシュなカーゴパンツも多いです。

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アメリカンワークウェアの特徴

作業着としての歴史も長いアメリカンワークウェアですが、以下のような特徴があります。

  • デニム生地を使用
  • 高い機能性と耐久性

これらの特徴は作業着選びにおいて非常に重要な性質になっています。それぞれ詳しく解説します。

デニム生地を使用

アメリカのワークウェアの代表格であるジーンズやオーバーオールはデニム生地を使用しています。

デニムは厚手の綿糸でできた綾織物のことで、本来は生地の名称ですが今ではジーンズの総称を意味する言葉としても使われます。

綿なので肌触りが良く、劣化して色落ちやダメージが入っても味のある風合いになるので価値が落ちにくいというのもデニムの特徴です。

高い機能性と耐久性

作業着として使う場合、機能性と耐久性は欠かせません。ジーンズは膝やポケット部分など、ハードな作業で引き裂けても修復(ジーンズリペア)が簡単です。

生地の性質上、修復跡を目立たせないようにできるため、長期間ジーンズを楽しむことができますね。汚れても洗濯がしやすいのも大きなメリットです。

ジーンズやカーゴパンツは動きやすいので、1日中仕事で歩き回るという人でも負担を軽減してくれます。

アメリカ生まれの作業着なら「ディッキーズ」がおすすめ

「アメリカンワークウェアが気になる!」という人は『ディッキーズ』の作業着がおすすめです。

アメリカンテイストを残しつつも、現代風のカジュアルな作業着が多数用意されています。もちろん機能性も高く、安全靴やつなぎといったハードワーカー向けの商品も多いです。

丈夫でカジュアルなアメリカンワークウェアで作業しよう

以上がアメリカの作業着についてでした。

150年以上も変わらず愛されるワークウェアはカジュアルさとタフさを兼ね備えた優れたポテンシャルを持っていることがわかりました。

アメリカンワークウェアは作業着のコーディネートも楽しみたいという人なら最適です。ネット通販ならたくさんの商品を一気に見れるので、お気に入りの商品を探してみてはいかがでしょうか。

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