工場などの作業現場では、ものを傷つけたり落下のリスクがあることから、アクセサリー類の着用は禁止されているところが多いですが、腕時計はどうなのでしょうか。

このページでは作業時の腕時計着用について説明させていただきます。

  • 腕時計をしたいけど、していいか分からない
  • 現場作業で着用する腕時計の選び方が分からない
  • そもそも腕時計の必要性が分からない
  • 腕時計をするときの注意点が知りたい

こういった疑問や不安をお持ちの方は、ぜひ参考にしてみてください。

作業時に腕時計をするのはOK?

腕時計の着用がOKかどうかは、作業現場により異なります。禁止されている会社もありますので、まずはルールの確認をしてみましょう。

なぜ腕時計禁止のところがあるかというと、例えば食品会社では異物混入のリスクがあるからです。

腕時計と異物混入が結びつかない方もいるかもしれないですが、腕時計の部品が劣化によって落ちてしまうことで、食品に混入する可能性があるからです。

このように、作業時に腕時計をすることで、事故などのリスクが発生する可能性がある現場では、禁止されていることがあります。

禁止されていない場合は、腕時計をしても大丈夫ということですが、作業環境や自分の仕事のしやすさで、着用する方・しない方がいます。

腕時計を選ぶポイント

腕時計の選び方

はじめに、作業中に身につける腕時計ですので、耐久性があり傷がつきにくく丈夫であること・軽いことは、多くの作業現場に共通するポイントです。

商材に腕時計があたったときに、傷をつけてしまうような素材は避けなければいけないので、衝撃を吸収するラバーや樹脂で外装を覆ったものだと安心ではないでしょうか。

そして、体を動かしたり炎天下で汗をかく、屋外で雨に濡れたり水を扱う場合は耐水性のものを、火を扱う現場では耐熱性のものを選ぶ必要があります。

アウトドア人気もあり、比較的安価でも高性能のお洒落なアウトドアウォッチが多く販売されていますので、作業着に合わせやすいデザインのものや、仕事以外でも着用できるものを選ぶこともできます。

また、近年人気のあるスマートウォッチも選択肢の一つとしてみるのもいいと思います。

スマートウォッチは時間が確認できるだけではなく、心拍数や消費カロリーなどの体調管理ができたり、電子マネー決済が使えたりします。外で体を動かす作業であれば、体調の変化を時計ですぐに確認できるのは非常に強いメリットです。

GPS機能がついていることで、事故や災害で瓦礫の下敷きになった

耐水・防水性能のあるものや、時計とバンドの素材も色々あるため、自分の作業上使い勝手のいいものを選ぶことができます。

腕時計をするメリット

  • なんのために腕時計をしているの?
  • 携帯があるから腕時計の必要性が分からない

こんな疑問をお持ちの方に、腕時計をするメリットをご紹介させていただきます。

まず、作業中に携帯を見る場合、ポケットから携帯を取り出して確認するパターンがほとんどだと思います。

仕事中に頻繁に携帯を見ている人を想像してみてください。あまりいい印象は持たれていないのではないでしょうか。

時間を確認していたとしても、周りから見たら携帯を見ている風にしか見えないため、仕事中の行動としてはマイナスに捉えられる場合が多いです。

また、携帯は落下のリスクがあることもしっかり認識しておく必要があります。作業環境によっては、他の人に怪我をさせてしまったり、物を傷つけたりすることにも繋がるからです。

腕時計をしていれば、いつでもどんな状況でもすぐに時間の確認ができ、時間を意識して仕事をすることで、生産性UPにもつなげていけるメリットがあります。

作業時に腕時計をするときの注意点

メリットの中に時間を意識できることを上げていますが、一方で時間が気になり集中力を欠いてしまう場合もあります。

また、腕時計をしていることで、ものを傷つける可能性があるような現場での着用にも注意が必要です。

腕時計の着用が禁止されていない場合でも、こういったリスクが考えられるのであれば、自分自身で腕時計の選び方や着用方法は十分に考慮しましょう。

仕事のしやすい環境作りが重要

現場作業での腕時計着用についてご紹介させていただきました。

会社のルールを確認した上で、ご自身の作業環境に合わせて、また腕時計をすることで仕事がしやすくなるのかを考えた上で、必要であれば購入を検討してみてください。

高性能で耐久性に優れた腕時計が多く販売されていますので、仕事のモチベーションも上がるお気に入りの腕時計に出会えるかもしれません。