寒くなってくると、パンツの下に防寒対策として仕込むのがももひきですが、厳密にいうとその商品名は「ももひき」ではないことが多かったりします。
そこで今回は、ももひきとタイツの違いって何?という疑問や、寒さ対策ができるアンダーウェアの選び方、おすすめの商品をご紹介させていただきます。
このページの目次
ももひきとタイツの違いとは?
ももひきとタイツは厳密に言えば別物ですが、最近は防寒対策用のアンダーウェアとして、同じ意味で使われることが多いです。
ももひき
ももひきは長さが腰から踵まであり、やや密着して覆う形のズボン型で、左右に紐がついていて、お尻の部分が割れているのが特徴です。
脚にぴったり合うように履くのが、正しいサイズ感とされています。
お祭りに参加する際に着用するのが一般的です。
タイツ
女性用タイツのように爪先まで覆う形状のものではなく、足首までの丈で足先を覆わないタイプを指します。
タイツの分厚さは薄いものから厚い物まで様々です。
レギンス・ロングパンツと呼ぶこともあります。
アンダーウェア(タイツ)の選び方
吸汗速乾性
ハードな作業をして汗をかいたままの状態にしておくと、体が冷えて体温が奪われてしまいます。
そのため、汗を吸い取って素早く乾かしてくれる吸汗速乾機能が備わっていると、暖かさも維持できる上に、肌もベタベタしません。
湿気がこもりにくいので、蒸れによる肌トラブルや臭いも抑えることができます。
防臭機能
タイツは肌に密着しているため、汗をかいたら生地に染み込んでしまいます。
そのため、防臭機能が付いていると、臭いを抑えることができるので安心です。
股の部分に消臭テープが付いているものや、生地自体にその機能が備わっているものがあります。
デザイン
作業着の下に着用するものなので、他の人からは見えませんし、作業着の色に合わせて選ぶ必要もありません。
ブラックやネイビーなどのダークカラーが多いですが、柄が付いているものなどデザインは様々なので、機能性などと合わせて自分の好きなものを選んでみましょう。
おすすめのロングタイツ
マイクロフリースロングパンツ
極寒地でも着用できるように、保温性を重視したロングパンツです。
伸縮性が高く動きやすいので、ハードワークにも対応できます。
帯電防止機能付きで、嫌な静電気を抑えてくれます。
吸湿発熱加工のロングパンツ
発熱効果で保温性が高く、それでいて吸湿性で蒸れにくいロングパンツです。
吸汗速乾機能付きなので、汗をかいてもベタベタせず、爽やかな着心地を維持できます。
裏起毛ストレッチ素材で暖かく、どんな動きにも対応できる動きやすさがポイントです。
吸湿発熱加工のロングパンツ
寒い冬の防寒対策におすすめの吸湿発熱インナーパンツです。身体から出る汗や水蒸気等の水分に反応し発熱してくれます。
制電・帯電防止機能付なので、静電気の影響を抑えることができます。
消臭&抗菌機能も付いているため、汗をかいた時の気になる臭いも防いでくれます。
吸湿発熱加工のロングパンツ
微起毛で汗冷えしにくいロングパンツです。
吸汗速乾性に優れているため、汗をかいてもすぐに乾き、肌表面を爽やかに保つことができます。
ももひき・タイツで防寒対策をしよう
防寒対策としてズボンの下に着用するアンダーウェアは、ももひき・タイツ・ロングパンツなど様々な言い方をします。
厳密にいうとももひきとタイツは別物ですが、同じ意味で使われることが最近では多いです。
タイツを選ぶ際には、吸汗速乾性や防臭機能・デザインなどを考慮して選ぶことをおすすめします。
防寒度が高く、作業で汗をかいても快適に1日過ごせるももひき・タイツを選んでみましょう。