「ファン付き作業着(空調服)」は外気を取り込み、衣服内に空気を循環させます。
粉塵や鉄粉、草木などの異物を吸い込むため、非常に汚れやすく、毎日きちんと洗わなければいけません。

正しく洗濯しなければ、十分汚れが落ちず、ファンやバッテリーの故障の原因にもつながります。
そこで今回は、空調服の正しい洗い方を解説します。手入れの手間を減らすおすすめ商品も紹介するので、最後まで読んでみてくださいね。

ファン付き作業着(空調服)の洗い方

  1. ファン・バッテリーを外す
  2. ウェアを洗濯する
  3. ファンユニットを掃除する

上記の手順で作業着を洗いましょう。
通常の作業着と異なり、ファンとバッテリーを外し、ファンユニットを洗う必要があります。

ファン・バッテリーを外す

下記の手順で、内蔵されているファンユニットを外しましょう。

  1. バッテリーの電源をオフにし、ケーブルをはずす
  2. 衣服の内側から、ファンの周りについているリングを外す
  3. ファンを外側から外す

ファンユニットによって取り付け方は異なりますが、上下のギザギザした部分を押し込むと、簡単に取り外せるタイプが多いです。

ウェアを洗濯する

ウェアは普通の作業着と同様に洗って問題ありません。
洗濯表示をきちんと確認し、生地に合わせて適切な洗濯方法を選びましょう。

綿・綿ポリ混紡生地は縮みやすいので、ワンサイズ大きめを買うのがおすすめです。シワになりやすく、変色しやすいので、洗う際は注意しましょう。

また、漂白剤の使用を控え、弱アルカリ性の洗剤を使うようにしてください。

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ファンユニットを掃除する

ファンユニットを掃除して、こまめな手入れをしましょう。

外気に混ざった鉄粉や草木がファンにこびりついているので、綿棒やウェットティッシュ等で優しく拭き取ってください。汚れが落ちにくいときは、中性洗剤を使ってもよいでしょう。

ファンの手入れが面倒な人は、水洗いできるファンユニットがおすすめです。バッテリーケーブルの接続端子部分をキャップで塞ぎ、そのまま水洗いでファンのプロペラを洗い流すことができます。

チタン加工素材の空調服は要注意

チタン加工素材という、生地に特殊なUVカット加工が施されている空調服があります。

チタン加工素材は、洗濯すると表面の加工が剥がれてしまうおそれがあるため、洗濯時は注意が必要です。

きちんとファスナーを閉じ、洗濯ネットに入れて洗うようにすると、UVカット効果が長持ちしやすくなります。

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ファンの掃除が面倒な人はフィルターを使おう

水洗いできるファンだけでなく、ファンフィルターを使うことで、「手入れの手間を減らす」・「壊れにくくなる」といったメリットがあります。

フィルターがあると粉塵などの異物の吸い込みを防いでくれます。風量が落ちるというデメリットがあるため、出力を調整して快適な状態を維持しましょう。

使い捨ての専用ファンフィルターを買うのがおすすめですが、費用が気になる人は、不織布やネット等で代用することも可能です。

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以上が空調服の洗い方でした。水洗いしやすいファンの登場により、メンテナンスの手間もかなり楽になった印象です。

最新モデルの空調服は、デザイン・機能性だけでなく、使いやすさも優れているため、これを機に新調してみてはいかがでしょうか。

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