介護施設では多くの環境で入浴介助が行われています。浴室は湿っぽい上に入浴介助はかなりの重労働です。そういった場面では、濡れることや汚れることの他、真夏でなくても多くの汗をかきます。そういった介護施設における入浴介助向けの服装は以下のようなものです。 まず、汗をかきやすい上にぬれてしまうこともある浴室にて長時間動くということで、半袖と短パンが定番です。洗髪や洗身でシャワーが飛び散るため長袖、長ズボンでは要介護者の方も気を使ってしまいます。 次に、汚れても構わないタイプが大事です。時には要介護者の方が多量の便失禁をしている、または介助中に便や尿が出るといったこともあるため洗濯しやすい、買い替えやすいといったタイプがおすすめです。 さらに、透けないタイプといったことも大事です。汗をかく入浴介助では服装の種類によっては透けてしまうといったこともあり、本人だけでなく、周囲の方にとっても不快になります。そのため、透けやすいホワイトよりもカラフルで透けにくいタイプのものがいいでしょう。 以上のように考えると入浴介助向け介護ユニフォームとしてはカラフルなポロシャツ、Tシャツ、スポーツ用品(半袖、短パン)といったものがあげられます。さらに環境によっては毎日入浴介助が行われるところもあり、すぐに汗のにおいも染み込んでいってしまいます。そのため、毎日洗濯ができるようにこれらを2~3着は用意する必要があります。