作業着やユニフォームにこだわる人は多いですが、靴下にまでこだわっている人は少ないです。

靴下は作業効率に影響しないと思われているかもしれませんが、機能性に優れた靴下を履くと一気に快適さが増します。

もちろん快適さだけでなく、丈夫さや臭い・汚れ対策など、ハードな作業に耐えうる靴下を選べば長く清潔に使い続けることが可能です。

そこで今回は、作業着と相性の良い靴下の選び方をご紹介します。

作業着用靴下の選び方

作業用靴下の選び方

作業用靴下は下記の3点を意識して選ぶと探しやすくなります。

  • 夏は蒸れにくいメッシュ編み
  • 冬は保温性の高いウェットスーツ素材
  • 穴が空きにくい丈夫な生地

以下、それぞれ詳しく解説していきます。

夏は蒸れにくいメッシュ編み

メッシュ編みとは網目織りのニット生地で、夏用靴下にメッシュ編みの生地が使われることが多いです。

最大の特徴は通気性の良さで、長時間靴を履き続けても蒸れにくくて快適です

冬は保温性の高いウェットスーツ素材

ウェットスーツ素材とはゴムからできた素材で、その名の通りウェットスーツに使用されています。

特徴は耐久性の高さや保温性に優れた暖かさ、伸縮性が良くて履き心地が気持ちいいなどが挙げられます。保温性が高いため冬用の靴下として活躍しますね。

穴が空きにくい丈夫な生地

靴下のネックは穴が空いてしまうこと。化学繊維の靴下よりも天然繊維の方が穴が空きやすいです。

素材によって穴の空きやすさは異なりますが、その理由は繊維の強度にあります。

足には全身の体重がかかり、爪先やかかとは摩耗しやすい部分なので、長期間履き続けると繊維がすり減ってしまいます。化学繊維は繊維が強く摩耗しにくいため、天然繊維よりも長持ちします。

作業着を靴下インするのはアリ?

作業着ズボンの裾を靴下に入れる”靴下イン”スタイルを見かけることがあるかもしれません。

これはズボンの裾を収納することでコンパクトになる上に、裾から埃などのゴミが入るのを防いでくれています。

裾は作業場によっては、機材などに引っかけて事故や破損などのリスクになるため、ダボダボのズボンは危険です。

見た目はダサいので敬遠されがちですが、機能的で有効なスタイルと言えます。

現場作業には5本指の靴下がおすすめな理由

現場作業には5本指の靴下がおすすめな理由

現場作業を行う人やハードな仕事をする人は、5本指の靴下をおすすめします。その理由は以下の3つを参照ください。

  • グリップ効果で動きやすい
  • 蒸れ防止・水虫対策
  • 汗や臭い対策

以下、それぞれ詳しく解説していきます。

グリップ効果で動きやすい

作業効率を高める鍵は動きやすさです。靴下にも動きやすさを左右する「グリップ」があります。

グリップには足の踏ん張りが効くような滑り止めの機能があります。指先が分かれている方がバランス感覚をつかみやすいので、足元が安定しやすいです。

多くのアスリートも5本指の靴下を使うことから、パフォーマンスを引き出す効果にも期待できそうですね。

蒸れ防止・水虫対策

水虫に悩む人は足の蒸れ対策が欠かせません。水虫でないにしても、臭いや衛生管理の観点から、蒸れにくい靴下を選ぶ方が好ましいです。

5本指の靴下はそれぞれの指が分かれているため、繊維が汗をしっかり吸収してくれます。

水虫の菌が繁殖しやすい高温多湿な環境を避けるためにも、汗蒸れを防いでくれる5本指の靴下を履きましょう。

汗や臭い対策

水虫対策と関連していますが、5本指靴下を履くと臭い対策にもつながります。

足先の汗は皮膚の常在菌と混ざって強烈な臭いを発します。足が臭いと言われる人はこのように、汗をかいて蒸れた状態を放置している可能性があります。

5本指の靴下は足の指先の汗をしっかりと吸収してくれるので、汗蒸れが緩和されるので臭いも抑えられるはず。それでも臭いが気になる人は吸湿性に優れたシルクや綿などの天然繊維を選びましょう。

ワークマンの着圧ソックスはおすすめ?

足のむくみを取ってくれる着圧ソックスですが、作業着メーカーであるワークマンの着圧ソックスが人気です。

立ちっぱなしの仕事の人でも疲労を軽減するように設計されています。脱ぎ履きがしにくいという欠点はあるようですが、安価で一定の効果を実感できることからコスパに優れた商品です。

着圧ソックスの効果は人それぞれですが、疲労軽減やむくみ解消の効果があるため、足の疲労が気になる人は試してみてはいかがでしょうか。

靴下選びにもこだわって作業効率を高めよう

以上が作業着とセットで買いたい靴下についてでした。軽視されがちな靴下選びですが、実は作業効率に大きな影響を与えるアイテムです。

もっとパフォーマンスを高めたいという人は、是非これを気に靴下にもこだわって選んでみてはいかがでしょうか。

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