古代エジプトから利用されているとされており、大昔から愛されている生地の「ニット」。伸縮性や着心地の良さが特徴的です。
着回しがきくので使い勝手がいいのもニットの良さでしょう。
ただし、静電気が起きやすい、汚れやすいといった側面もあるため、選び方には注意が必要です。
そこでこの記事では、防寒用のニット作業着のメリットやデメリットを解説し、おすすめのニット作業着をいくつか厳選してご紹介していきます。
このページの目次
防寒対策でニット生地を着るメリット
ニット生地を防寒対策で使用するメリットは、以下の2つです。
- 伸縮性に優れているため動きやすい
- 春や秋でも快適に過ごせる
以下、それぞれ詳しく解説していきます。
伸縮性に優れているため動きやすい
ニット生地は伸縮性に優れているため、動きやすくて疲れにくい生地といえます。
着用時の着膨れやゴワつきもないため、スムーズに体を動かすことができ、作業も快適に行うことができます。
ニットは1本の糸を編み込んで作られるため、糸同士の密度が低くなり、ゴムのように柔軟な伸縮性を実現しています。
春や秋でも快適に過ごせる
ニット生地は、糸と糸の密度が低いことで通気性にも優れています。
冬の防寒だけでなく春や秋でも汗で蒸れることなく快適に過ごすことが可能です。
また肌触りはサラリと優しく、着心地は抜群。昼間の気温が上がりやすい春や秋でも最高の衣服内環境下で作業できます。
ただし、ニットは汗でベタつきやすいため、日中に気温が高くなる時期は体温調節が大切です。
ニット生地のデメリット
ニット生地には、
- 汚れがつきやすい
- 静電気が起きやすい
といったデメリットがあります。
以下、それぞれ詳しく説明していきます。
汚れがつきやすい
ニット生地の最大のデメリットは、汚れが付着しやすい点です。
ニット生地の繊維は非常に柔らかく、色素が染み込みやすい特徴があります。すぐに洗い落とさなければ、頑固なシミになってなかなか取れません。
特に、油汚れは付着しやすく取れにくい性質があります。作業でグリスやオイルなどを使用する方は、シミにならないように注意が必要です。
関連記事:作業着の汚れを綺麗に落とす漂白剤の選び方【汗染みや油汚れも怖くない】
静電気が起きやすい
ニット生地は、静電気が起きやすい性質があります。
火気厳禁の物質を扱う作業員にとって、静電気は禁物です。
特に、ヒートテックなどのアクリル製のインナーと相性が悪いため注意が必要です。
しかし、最近は静電気を抑えてくれる「静電糸」を用いたニット生地もあるため、現場を問わずニットを着用できるケースもあります。
ニット生地のおすすめ防寒作業着
ここからは、数あるニット生地の防寒作業着の中から、特におすすめな商品を厳選してご紹介します。
通気性に優れたものや静電気を抑えたものなど、各商品によってそれぞれ特徴があるため、用途やニーズに合わせて最適なニット生地の防寒作業着を選んでください。
バートル 4066 [秋冬用]ストレッチロングTシャツ[男女兼用]
段ボールの断面構造のように縫い合わせているのが特徴的な、バートルのニット生地の防寒作業着です。
段ボールのように立体的に縫い合わせることで、より高い保温性を実現しています。それでいて、伸縮性も抜群のストレッチ素材を使用。作業の邪魔にならないため、真冬の作業にもってこいのアイテムです。
また、脇下には消臭テープを設置。激しい運動により汗をかいてしまっても、嫌な臭いを防いでくれる優れものです。
TSデザイン 846305 [通年]ワークニット 長袖ドライポロシャツ(男女兼用)
肩・肘補強&刺し子構造により丈夫で破れにくい、TSデザインのニット生地の防寒作業着です。
柔らかく型崩れしやすいニット生地のデメリットを克服するために、肩と肘に補強素材を使用しています。その結果、重い荷物を担いでも傷みにくいのが特徴です。
また、帯電防止加工を施すことにより、静電気の発生を抑制。火気厳禁の危険物を取り扱う際でも安心して着用していただけます。
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この記事では、ニット生地の防寒作業着のメリットやデメリットに加え、おすすめのニット生地の防寒作業着をいくつか厳選してご紹介しました。
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