ファン付き作業着は、春夏の屋外作業やアウトドアシーンで役立つアイテムです。効果的に体を冷やしてくれるので、熱中症対策にもおすすめです。

涼しい理由は、作業着に取り付けられたファンが外の空気を取り込み、作業着の中の空調をコントロールしてくれるためです。

ファンを取り付ける部分には穴が開いていますが、穴を埋めたり塞いだりすることはできるのでしょうか。

今回は、ファン付き作業着の穴埋め・穴塞ぎをするメリット・デメリットや方法を紹介します。

穴埋め・穴塞ぎは何のためにする?

ファン付き作業着の穴埋め・穴塞ぎをする理由について説明します。

ファンや周囲のものが傷つくのを防ぐ

ファン付き作業着は、背中や脇などにファンが取り付けられています。

ファンは羽根やグリルなどがあり、構造が複雑です。

衝撃や摩擦などで傷ついたり壊れたりすると、ファンが上手く回らず空調効果が得られにくくなります。

また、周囲のものに引っかかったりぶつかったりして、危険な事故を引き起こす可能性もあります。

ファンを回していない時には、ファンにカバーやキャップを付け、ファンや周囲のものが傷つくのを防ぐのがおすすめです。

ファンを雨や水から守る

雨や水

ファン付き作業着は、屋外で使用することが多いです。屋外では急な雨や水しぶきなどでファン付き作業着が濡れる可能性があります。

水分が入ってしまうと、ファンやバッテリーの故障の原因になる可能性があります。

穴埋め・穴塞ぎは、雨や水からファンを守る効果があります。急な雨にも対応できるよう、ファンキャップやカバーを持っておくと便利です。

穴空け・穴塞ぎをすることの危険性は

穴空け・穴塞ぎをする危険性について説明します。

発熱や発火などの故障の原因になる

ファン付き作業着は、電池やモーターなどの電子部品を内蔵しており、設計された通り動作することで正常に働きます。

しかし、ファン付き作業着に穴を空けたり、穴を塞いだりすることで、電気回路がショートしたり、空気の流れが妨げられたりすることがあります。

ひどい時には、発熱したり、発火したりする恐れがあり、大変危険です。

発熱や発火は、作業者の身体に大きな危害を及ぼすだけでなく、周囲の人や物にも被害を与える可能性があります。

涼しさがイマイチなことがある

穴を空けたり、穴を塞いだりすることで、風の流れが乱れたり、風量が減ったりすることがあります。

本来の効果が発揮できず、涼しさがイマイチになることがあります。

メーカー保証の対象外になる

メーカーから一定期間の保証を受けられることが多いです。保証期間中に故障や不具合が発生した場合は、無償で修理や交換をしてもらえます。

しかし、自分で加工したものは、多くの場合、メーカー保証の対象外です。

故障や不具合を起こしても、メーカーから修理や交換をしてもらえません。保証期間内であっても、自分で修理するか、新しいものを買う必要が出てきます。

自作の工程が大変

ファン付き作業着に穴を空けたり、穴を塞いだりすることは、自分で工具や材料を用意して行う必要があります。

しかし、ファン付き作業着は複雑な構造や素材でできており、一般的な工具や材料では加工しにくい場合があります。

また、加工した後にファン付き作業着の見た目や機能が損なわれないように仕上げることも必要です。

時間や手間がかかるだけでなく、失敗するリスクも高いです。

穴塞ぎにはファンキャップ・ファンカバーがおすすめ

キャップ

ファン付き作業着の穴塞ぎには、ファンキャップ・ファンカバーがおすすめです。

加工で完全に穴を塞いでしまうと、故障の原因やメーカー保証対象外となる可能性があります。

しかし、キャップやカバーなら直接作業着を加工する必要がなく、取り外しができます。

ファンキャップ・ファンカバーとは

ファンキャップ・ファンカバーとは、ファンの上にかぶせるものです。

ファンを取り外した後の穴を塞ぐタイプやファンを装着した上からかぶせるタイプのものがあります。

ファンを取り外して穴を塞ぐタイプは、秋冬にファン付き作業着を防寒具として着用するのに便利です。

ファンの上からかぶせるタイプは、突然の雨の日にもさっと取り付けることができます。

また、シーズンオフのファン付き作業着を保管するのにも便利です。ファンに埃が入りにくくなり、故障を防いだり、清潔に保つ効果があります。

取り付け方

ファンキャップ・ファンカバーの取り付け方は簡単です。

ファンを取り外して穴を塞ぐタイプは、ファンを外した後の穴を覆うように装着します。

ファンの上からかぶせるタイプは、ファンを装着したまま、ファンの上からかぶせます。

その他の穴埋め・穴塞ぎの方法

ファンキャップ・ファンカバーが手に入らない場合や、ファンの穴以外の場所に穴が開いてしまった場合はどうしたら良いでしょうか。

穴埋め・穴塞ぎをする方法には、以下の方法もあります。

業者に依頼する

穴埋め・穴塞ぎは、専門の業者に依頼することもできます。

依頼先は、加工専門の業者や購入したメーカーです。

加工をする場合には、メーカーの保証対象外になることや故障のリスクがあることに注意し、自己責任で行います。

修理が目的の場合、メーカーによっては、無料で修理してくれることもあります。

ただし、修理に時間がかかったり、送料や手数料がかかったりする場合もあるので、事前に確認しましょう。

ファン付き作業着のDIY・補修方法

穴埋め・穴塞ぎは、自分でDIYすることもできます。ただし、注意点がいくつかあります。

DIYの工程で電気ショックや発火の危険性や、加工が不十分な場合で再度穴が開いたり、風漏れしたりする可能性があります。

危険性をよく理解し、自己責任で行いましょう。

具体的な方法は以下の記事を参考にしてください。

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