事務服がきついと感じている人はいませんか。
太ってしまったり、妊娠でお腹が膨らんだりと、理由は人それぞれです。
この記事では、事務服がきついときの「対処法」を基本の方法からシチュエーション別の方法まで紹介します。
また、体型に合わせて快適に着用できるよう事務服の「選び方」や「おすすめ商品」も合わせて紹介するので、ぜひご覧ください。
事務服がきついときの対処法
事務服がきつく感じる原因は様々です。
まずは、基本の対処法をみていきましょう。
出勤前なのにきつくて入らない、急いでどうにかしたいという方のために、すぐに試せる方法を紹介します。
1. 履き方を工夫する
事務服がきつく感じる場合、まずは着用方法を見直してみましょう。
ボトムスがきつくて入らない場合は、まずは仰向けになって履いてみましょう。
仰向けになると内臓脂肪が下がらないので、立ったままで履こうとしても入らなかったボトムスでも入る場合があります。
スカートの場合はウエストが入ってしまえば良いので、左右の足を軽く交差させ、体を45度傾けてると履きやすいです。
トップスは、身体にフィットするように、肘を通す際にゆっくりと時間をかけて着用することで、きつさが和らぎます。
2. ボタン・ファスナーを外す
きつさを感じる部分のボタンやファスナーを一部外すことで、衣服の圧迫感を軽減できます。
ボタンやファスナーを外して着用する場合は、下着が見えたり、ずり落ちてこないかを確認しましょう。
ボトムスがきつい場合には、長め丈のトップスにすると、ボタンやファスナーを外しているのが見えにくくなります。
ただし、業務上の規則に違反しないように注意してください。
3. 安全ピンやヘアゴムを使う
ファスナーを開けて履く場合、今度はゆるくなりすぎて、ずり落ちが不安な人もいますよね。
ずり落ち防止には、安全ピンやヘアゴムで止めて対処する方法がおすすめです。
ボタンとボタン穴に、安全ピンやヘアゴムを引っ掛けることで、ウエストサイズを広げつつずり落ちを防止できます。
しかし、安全ピンは負荷がかかって外れてしまい、ピンが刺さってしまう可能性があるので注意しましょう。
ヘアゴムは安全ピンよりも安全で、収縮性もあるのでおすすめです。
4. ゴムを広げる
ウエストゴムのボトムスは、ゴムを伸ばしてみるのも一つの手です。
椅子の背もたれやまとめた雑誌など、スカートのサイズよりも1回りか2回りほど広いものにスカートを履かせてゴムを伸ばしましょう。
また、綿100%の生地なら、アイロンでゴムに熱を加えて劣化させるという方法もあります。
ゴムを伸ばした状態でアイロンをかけ、ウエストを広げましょう。
しかし、劣化したゴムは元に戻せませんし、化学繊維を使っている場合は生地も劣化してしまうリスクがあります。
目立たないところで生地が傷まないか確認してから行い、元に戻らないことは承知の上で行ってください。
5. 補正下着を履く
補正下着やコルセットを使えば、ボディサイズが引き締まり、事務服を履きやすくなります。
特にお腹が出てしまうのは、姿勢の悪さも原因の1つです。
補正下着を着用すると姿勢も正されるため、一時的な対処としてだけでなく、長い目で見ても役に立つでしょう。
ただし、無理に続けると圧迫感から体調を崩してしまうリスクがあります。
少し体を動かしてみて問題ないことを確認してから、事務服を着用してください。
6. ベストやジャケットを脱ぐ
ベストやジャケットがきつい場合には、脱いでしまうのも1つの手です。
ブラウスやスカートだけでも自分の体型に合ったものがあれば、出勤できます。
寒い場合は、伸縮性の高いカーディガンを羽織るなどしてコーディネートを工夫しましょう。
シチュエーション別の対処法
太ってしまったり、妊娠でお腹が膨らんだりと、事務服がきつい理由は人それぞれです。
シチュエーション別の対処法を紹介します。
1. 体重が増えたときの対処法
事務服がきついと感じる理由といえば、やはり体重に関する悩みが多いでしょう。
急にダイエットに成功するのは難しいので、サイズアップした事務服を選ぶことがおすすめです。
また、ゴムが入っている箇所の調整や、補正下着の活用なども考えましょう。
2. 便秘でウエストがきついときの対処法
お腹がきつくなってしまうのは、体重が増えたのではなく、便秘が原因ということもよくあります。
便秘によってウエストがきつく感じる場合は、食物繊維を多く摂取するなどして便通を改善しましょう。
また、腸の運動を促すツボを押すのもおすすめです。
腸の運動に効くのは、合谷(ごうこく)・天枢(てんすう)というツボです。
合谷(ごうこく)は手のひらにあるので、親指と人差し指の骨のつけ根を反対側の手で揉んでください。
便秘の他に肩こりや目の疲れにも効果があるのでデスクワークの方にぴったりです。
天枢(てんすう)は、おへそから指三本離れた位置にあるツボです。
左右同時に、人差し指、中指、薬指でお腹が軽く凹む程度に押し込みましょう。
腸を刺激してお通じを改善してくれます。
すぐに排便がない場合は、ウエストのボタンとボタンの穴にゴムを通して広げて履くのがおすすめです。
3. 胸がきついときの対処法
胸がきつく感じる場合は、サイズを上げたり、ストレッチ素材の事務服を選ぶことで、着心地を改善できます。
バストがきつい場合は、サイズの選び方が間違っている可能性が高いです。
ジャケットのサイズは、お腹周りではなく、バストサイズに合わせて選ぶことが基本とされています。
事務服はカジュアルウェアと比べてぴったりとしているため、私服と同じ感覚でサイズを選ばずに、ボディサイズをしっかりと測定してから選ぶようにしましょう。
すぐに新しい事務服が用意できない場合、ブラウスやジャケットのボタンを一部外して着用しましょう。
首の開きが浅いニットベストやカーディガンを着用すれば、ボタンを外していても目立ちにくいです。
4. 妊娠初期の対処法
妊娠初期から、体型の変化が始まる人もいます。
ゆとりのあるシルエットや調整可能なアイテムを選んで、快適に過ごしましょう。
アジャスターバンドで調整するか、大きめのサイズのスカートを用意するのがおすすめです。
腹帯を巻く場合は、今のお腹の大きさよりもさらに大きめのサイズを選びましょう。
5. 妊娠中期以降の対処法
妊娠中期以降は、さらに体型が変化するため、マタニティ用の事務服を用意しましょう。
マタニティ用の事務服は、お母さんと赤ちゃんが快適に過ごせるための工夫がされています。
たとえば、お腹にゆとりのあるデザインや調整可能なアジャスター、お腹まわりを温めてくれる素材などです。
職場によっては、マタニティ用事務服の支給がされる場合があります。
妊娠がわかったら、上長へ服装も含めて早めに相談し、手続きや対処をしてもらいましょう。
体型にあった事務服の選び方
事務服がきついということは、体型にあった事務服が選べていないのかもしれません。
体型にあった事務服の選び方を紹介します。
ポイントを押さえて、快適な着用感を手に入れましょう。
1. ボディサイズは正しく測る
事務服を選ぶ際には、正確なボディサイズを測定することが重要です。
自分の体型に合ったサイズを選ぶことで、快適な着用感を得られます。
サイズを測るときはブラウスなどを着た状態よりも、なるべく素肌に近い状態で測ることが重要です。
体に力を入れず、自然に立った状態で測りましょう。
ジャケットのサイズを選ぶ時には、ブラウスやシャツなどを着た方が正確なサイズが測れるのではないかと疑問に思う人もいるかもしれません。
しかし、事務服のジャケットは、下にブラウスを着ることを前提に作られているので、素肌のサイズに合わせて選べば問題ありません。
2. サイズ表記を確認する
事務服のサイズ表記は、ブランドや製品によって異なる場合があります。
購入前にサイズ表記を確認し、自分のボディサイズに適したサイズを選ぶようにしましょう。
3. ゆったりシルエットを選ぶ
事務服のきつさを避けるためには、ゆとりのあるシルエットのアイテムを選びましょう。
ボディサイズよりもやや大きめのものや、フレアなシルエットのものがおすすめです。
身体の動きを妨げることなく、快適に仕事をこなせます。
特にジャンパースカートは、ゆとりのあるシルエットでありつつ、フォーマル感を損なわないのでおすすめです。
お腹周りの締め付けが少ないので、妊娠初期や体重が増えてしまった時にも着用しやすいでしょう。
ジャンパースカートについて、メリットやおすすめ商品は以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。
4. アジャスター付きのものを選ぶ
アジャスター付きの事務服を選ぶことで、サイズ調整が可能です。
体型の変化や個々の好みに合わせて調整でき、着心地をより快適にしてくれます。
今後、ダイエットの成功や出産などでサイズダウンしても履けるのでおすすめです。
5. 伸縮性のある生地を選ぶ
伸縮性のある生地を使用した事務服は、動きやすさや着心地の良さが特徴です。
体型の変化にも対応しやすく、長時間着用してもストレスを感じにくいでしょう。
ニット素材のものは一般的に伸縮性があります。
冬物の印象があるかもしれませんが、オールシーズンアイテムやサマーニット素材なども出ているのでチェックしてみてくださいね。
6. マタニティ用や大きいサイズを選ぶ
妊娠中やぽっちゃり体型の方は、マタニティ用や大きいサイズの事務服を選ぶことがおすすめです。
あらかじめボディサイズが大きい人のために作られているので、アジャスター付きやウエストゴムなど快適な機能が付いているものが多いです。
マタニティアイテムは、ただサイズが大きい事務服というわけではなく、ゴムの締め付けが少ないなどの工夫がされています。
臨月間近の妊婦さんでも問題なく着用可能です。
大きいサイズの事務服のおすすめ商品は以下の記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。
ゆったり着られるおすすめ事務服
ゆったり着られるおすすめ事務服を紹介します。
マタニティドレスやアジャスター付きなど豊富なアイテムを選びましたので、ぜひご覧ください。
en joie(アンジョア) 26505 [通年]オールシーズン使える!長袖オーバーブラウス(リボン付)[ニット/ストレッチ/吸汗速乾]
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オールシーズン着用可能なオーバーブラウスです。
ブラックを基調としたカラーで、引き締まって見える効果もあります。
サイズは25号まであります。
ユキトリイ YT2914 [秋冬用]ブルーツイード・ベスト
清潔感が際立つブルーツイードのベストです。
しなやかで快適なストレッチ裏地が使われています。
サイズは23号まで出ています。
FS45759 nuovo(ヌーヴォ) [通年]ラップスカート(アジャスター付) 無地
ロングレールアジャスター付きで、簡単に最大6㎝までサイズ調整できます。
アジャスターの調整は、スライドするだけなので簡単です。
サイズは4Lまで出ています。
SS4005L nuovo(ヌーヴォ) [通年]スカート(ロング丈) 無地
ロング丈のシンプルなデザインのスカートです。
タイトスカートですが、伸縮性に優れているので足の動きを妨げません。
カラーは、ネイビー、ブラックの2色です。
サイズは、23号まであります。
Bonmax AO5200 [通年]ジャンパースカート[ニット]
ゆったりしたラウンドネック、ブークレーニットの生地で高級感があります。
Xラインで着痩せ効果があり、ハリ感や適度な膨らみが美しいシルエットです。
伸縮性に優れていて、ランチ後のぽっこりお腹でも安心です。
カラーは、ネイビーとブラックの2色出ています。
サイズは21号まであります。
Enjoy EAW643 [通年]マタニティドレス[無地]
プレママが美しく快適に働くために、多くの嬉しい設計がされています。
前後のパネルの切り返しで縦のラインを強調し、スレンダーに見せてくれます。
脱着・サイズ調整も楽ちんです。
カラーはブリリアントネイビーとダイヤモンドブラックで、どちらも落ち着いた印象です。
サイズは、S・M・Lがあります。
体型にあった事務服で快適に働こう
自分の体型や状況に合った事務服を選ぶことで、仕事中のストレスを軽減し、快適に働けます。
きつい事務服を無理に着てガマンするのではなく、体型にあった事務服を選んで快適に働きましょう。
今回紹介した対処法や選び方を参考にして、自分に最適な事務服を見つけてくださいね。