Tシャツは年代・性別問わず多くの人が着用し、生活に欠かせないアイテムです。
私服だけでなく作業服などのワークシーンでも活躍し、暑い時期ならトップスはTシャツ1枚だけのコーディネートも珍しくありません。
そんな汎用性の高いTシャツですが、意外と軽視されがちなのが『サイズ感』です。
色や柄といったデザインを楽しむのも良いですが、まず最初に気をつけるべきポイントは、
- 自分の体型に合うサイズ感かどうか
- コーデに合わせたサイズ選びができているか
です。Tシャツはサイズ次第でイケてるコーディネートかどうかが決まります。この記事ではTシャツのサイズ選びにおけるポイントを全て解説していきますので、最後まで読んで自分だけのTシャツコーデを楽しみましょう。
このページの目次
Tシャツのサイズ感は大きく3つに分かれる
Tシャツ選びで最も気をつけたいのは、自分に合ったサイズを選ぶことです。
インナーや重ね着をするならそこまで気にしなくて良いですが、トップスをTシャツ1枚で済ませる場合はサイズ感でコーデの印象が決まります。
Tシャツは大きく3種類のサイズ感に分かれていて、自分の体型や着用シーンで選び分けると良いでしょう。
- タイト
- ぴったり
- オーバー
以下、それぞれのサイズ感を個別に解説していきます。
体つきが強調されるタイトなサイズ感
この投稿をInstagramで見る
タイトに着ると体つきが強調されるので、ガタイがいい人や肩幅がある人が特に似合います。
シンプルなデザインのTシャツでもおしゃれに見えるため、あれこれコーディネートを考える必要はありません。着痩せ効果も最も高いので、すらっとしたシルエットが強調されるサイズ感でもあります。
ただ、タイトサイズのTシャツは小さすぎるとみっともないので、ちょっと小さめがベストです。ピチピチ過ぎると透けてしまったり、ボディラインがくっきりし過ぎるので要注意。
サイズ選びが少し難しいため、おしゃれ上級者向けと言えるかもしれません。
シーン問わず選べるジャストサイズ
この投稿をInstagramで見る
ジャストサイズは最もスタンダードなスタイルです。自分の体型に合うサイズ選びができれば、見た目の印象も良くなるのでビジネスシーンにも適しています。
ジャストサイズの選ぶために、肩幅と丈(着丈・袖丈)、身幅を確認しておきましょう。S/M/Lといったサイズ表記だけだとメーカーによってサイズが異なるため、想定外のサイズになる可能性も。
例えば、ユニクロだと海外のSサイズが日本のMサイズに該当するように、海外製のTシャツは大きめに作られていることも多いです。
ジャストサイズを選ぶなら着丈がちょうどベルトが隠れるくらいの長さを選ぶのが良いですね。着丈が長過ぎると寸胴に見えてしまい、スタイルが悪い印象になってしまうので気を付けましょう。
おしゃれな抜け感を出すならオーバーサイズ
最近のトレンドとして、ゆったり目なオーバーサイズのTシャツが人気です。
よく見ると肩幅と袖のサイズが合っていないのですが、ルーズな抜け感がおしゃれな印象を与えます。
オーバーサイズのメリットはおしゃれだけでなく、ぽっこりとお腹が出てきた中年男性の方でもスタイルを隠せるという側面もございます。痩せ型でも肥満体型でも、体型を選ばないオーバーサイズがトレンドです。
ただし、オーバーサイズのTシャツにもいくつか種類があり、肩幅が広いタイプや着丈が短いけど身幅が広いなど様々。
注意して欲しいのは、『ただ単にサイズが大きいだけのTシャツ』ではいけません。あえてルーズに着崩している感が求められます。
また、ボトムスもゆったりさせるのか、逆にタイトにするのかなど、全身のコーディネートも考えなくてはいけません。しかし全身がまとまれば、抜け感のあるコーデに仕上がるので、体型を気にせずおしゃれを楽しめます。
この投稿をInstagramで見る
Tシャツの着丈と身幅でサイズ感を確認する
実際にTシャツを試着してみることで、しっかりとサイズ感が分かるかと思いますが、ネット通販で購入する際はサイズ表を見て判断することになります。
その場合、Tシャツの着丈と身幅を確認することで、おおよそのサイズ感が分かるので便利です。自分の体型に合ったサイズを選ぶ際にも非常に役立ちますので、着丈と身幅の目安を知っておくのも重要です。
まず着丈とは、Tシャツの首(襟・ネック)の付け根から裾までの長さです。似た名称として身丈がありますが、身丈は首の横の付け根から裾までの長さなのでやや異なります。Tシャツの場合はそこまで差がないので気にしなくてもいいですが、ワイシャツなどの襟が長い衣類の場合はサイズ表記の違いを注意して確認すべきです。
着丈が長すぎるとだらしない印象になるので、ベルトを覆うくらいの長さがジャストサイズの理想的なサイズ感です。それ以上になると身幅も長くなり、オーバーサイズになります。
次に身幅とは、両肩の縫い目の間の長さです。実際の自分の肩幅より3cm〜5cm程度長いとジャストサイズの身幅になります。体型を隠したい人やゆったり目を着たい人は、「自分の身幅+5cm以上」のサイズ感を選びましょう。
メンズTシャツの着こなしについて
次はサイズ選びだけでなく、生地やデザインについても解説していきます。
メンズTシャツは最低限の着こなし知識で一気におしゃれに活用できます。
また、普通のショップで買うよりも、ユニフォーム専門店のTシャツの方が毎年同じ商品が販売され、素材も丈夫に作られています。
着心地や機能性を重視して作られたTシャツの方が、長持ちするのでコストパフォーマンスも高くなります。
シンプルな無地やポケットTシャツがおすすめ
変に凝ったデザインよりも、無地やポケットがついただけのシンプルなデザインのTシャツがおすすめです。
シンプルなデザインは柄や組み合わせの失敗も減らせますし、飽きることがないので長く着用し続けられます。
プライベートでもビジネスシーンでも、無地は見る人の印象を良くするので着用シーンを選びません。必ず1着は持っておきたいアイテムですね。
厚みのある生地なら1枚で十分
Tシャツ1枚で着るのであれば、生地の厚みにも気を配りましょう。
薄手の生地だと涼しくていいですが、中が透けるとファッションが台無しです。
インナーを着たとしても、きちんと重ね着ができていないとダサくなりますよね。
きちんと厚みがあればTシャツ一枚で簡単にコーディネートが完成するので、事前に生地もしっかり確認しておくことが大事です。
配色は2色以内がベスト
Tシャツの配色についてですが、2色以内のシンプルな色合いがおすすめです。
カラフルなデザインもおしゃれですが、奇抜なデザインだったり、合わせにくくなったりしてコーディネートが大変です。
おしゃれの上級者でない限りは、無難に同系色のデザインを選びましょう。
モノトーンや淡色を選ぶと奇抜にならずにおしゃれなデザインになりやすいです。
春夏の季節感を外さないカラー
暖かくなった春から夏にかけて、Tシャツはコーディネートを考える上でとても目立つポイントになります。
特に夏場はTシャツ一枚で着ることが多いので、季節感を重視したトレンドを取り入れましょう。
定番は白、黒、ネイビーがボトムスと合わせやすい王道カラーです。季節を問わず着られるので持っておきたいTシャツですね。
今年の春夏は落ち着いた明るさのベージュや、爽やかで淡い色のミントグリーン系がトレンドカラーです。
グリーン系は緑や水色などの配色がかなり幅広いので、カラーバリエーションを楽しめますね。
Tシャツのネックの種類
Tシャツ選びの基本を押さえたところで、ここからはTシャツのネックタイプを解説します。
Tシャツの襟の形にも色々と種類があって、それぞれ特徴や印象、合わせ方を知っておくだけでもTシャツ選びが楽になります。
首元をスマートに見せる「Vネック」
襟元がVの形に開いているTシャツで、首元が細長く見えるデザインです。タイト目なTシャツと相性が良く、男らしいデザインが特徴的。
これ1枚でも着れますし、インナーで合わせるのも適しているため、持っておいて損はないTシャツですね。
ただし、襟が大きく開いて胸元が露出しすぎたデザインは一般受けが悪いので注意しましょう。
カジュアルで自然体な「クルーネック」
クルーネックは襟があまり開いていないタイプのTシャツです。
最近のトレンドでもあるオーバーサイズのTシャツは、このクルーネックと相性が抜群です。
カジュアルで自然な印象になり、男女ともに取り入れやすいコーディネートです。抜け感を演出しやすいので若い人にも人気ですね。
どんなコーデにも合わせやすい「Uネック」
Uネックは丸く襟が開いたデザインのTシャツです。
インナーとして使うことも多いですが、夏場は1枚で着ても全く違和感はありません。
オーソドックスなデザインなので特徴こそないものの、合わせやすくて安定感抜群のTシャツと言えます。
特に、顔が大きい人はタイトな襟だとバランスが悪く見えるので、ゆったり目のUネックで顔を小さく見せましょう。
Tシャツ1枚で着こなせる「ヘンリーネック」
ヘンリーネックはフロントにボタンがついたデザインのTシャツです。
1枚で十分おしゃれに見えるので、コーディネートがとても楽なのがメリットです。
落ち着いた雰囲気が出るので、年代問わず好まれるTシャツでもあります。
ユニフォームとして使う場合
イベントやお店などのユニフォームに使う場合、Tシャツ選びは特に慎重にならざるを得ません。
デザインや生地・素材といった要素をしっかり考慮しておく必要があるので、必要シーンを想定して紹介します。
体育祭などの学校行事
体育祭などの学校行事であれば、着用頻度が高いので洗濯のしやすいドライTシャツとかだと便利です。
速乾性に優れたTシャツを選ぶのがポイントで、ポリエステル素材が適しています。
文化祭やサークルなど、オリジナルTシャツを作る際には、カラーバリエーションが豊富でプリント加工がしやすいTシャツを選ぶといいですね。
「ヘビーウェイトTシャツ」は50色以上・15サイズ展開という圧倒的なバリエーションで、チームカラーやプリント加工でのオリジナルデザイン作成に適しています。
こちらは綿100%なので着心地がよく、吸湿性に優れています。生地の厚みも十分あるので、これ1枚だけでもトップスは大丈夫ですね。
お店の制服などの店頭利用
お店の制服などで使う場合は、肌触りの良さと丈夫な素材でできた綿素材のTシャツがおすすめ。
特に制服だとお客さんの目に触れるので、汚れが落ちやすくて毛玉がつかないというメリットも大きいですね。
ポケット付きのTシャツは実用性が高い
胸にポケットがあると、ライターやペンなどのちょっとした小物をすぐに出し入れできるので非常に便利です。
普段バッグを持たない人だと、胸ポケットがあるとだいぶ助かりますよね。普段着としても利便性が高くなるのでおすすめです。
さらに、ポケットがあることでデザイン的にも引き締まり、おしゃれなワンポイントになります。
店員であれば、胸ポケットにメモ帳やペンをしまっておくと仕事も捗りますよね。デザイン性と実用性を兼ね備えているTシャツだと言えます。
まとめ
以上がTシャツの選び方・サイズ感についてでした。自分のベストサイズを見つけることはできたでしょうか。
ユニフォームタウンのTシャツは12〜15種類の細かいサイズ展開により、着丈や身幅など細かいサイズ調整が可能です。
「オーバーサイズが着たいけど大き過ぎないか不安…」という人でも、ちょうど良い大きさを見つけることができます。