「これからカフェの開業を考えているけど、ユニフォームってどうやって選ぶの?」
「そもそもユニフォームって必要なの?」
これからカフェ開業を考えている人向けに、おしゃれなユニフォームを選ぶ方法や重要性、役割について解説していきます。
カフェのユニフォーム選びをきちんと行うことで、お店の雰囲気や作業効率を向上させて理想のカフェに近づけましょう。
カフェユニフォームを選ぶ際に考慮すべきこと
カフェにおけるユニフォームは、デザイン性以外にも選ぶポイントがあります。
ホールとキッチンスタッフそれぞれで業務効率を考える
ホールスタッフは特にポケットの有無やスリット加工での動きやすさが重要です。
例えば首かけタイプのエプロンであれば、胸ポケットにペンを刺したり、オーダーを取るためのメモ帳を収納したりできます。
一方でキッチンスタッフは料理やコーヒーを淹れる際の汚れ対策が必須です。
コーヒーのシミが落ちやすいように、撥水加工のものを選んだり、黒などの汚れが目立たない色を選ぶといいですね。
バンダナや帽子をかぶることで、髪をセットする時間を短縮しつつ、髪の毛が落ちるのを予防できます。
コストも長期的視点で低コストにするべき
予算にもよりますが、ユニフォームのコストを抑えるように工夫したほうが良いでしょう。
ユニフォームの料金相場は1,000〜2,000円程度のエプロンやシャツが多く、値段が安くても生地やデザインがしっかりしている商品ばかりです。
ですから将来的に店舗数を拡大し、従業員数が増えることを考えると低コストを念頭に置いて選定するべきです。また従業員数分を揃えれば良いというものでもなく、毎日使っているうちに、当然ユニフォームも劣化してきます。また単純に配膳の際に汚れてしまうこともあるでしょう。
劣化したユニフォームを着用した従業員はお店のイメージにも影響を与えかねませんから、定期的に買い換える必要がありますので、そういった点のコストも予め考えておく必要があるでしょう。
逆にコストをかけても良い場合についてですが、屋外のゾーンがあるお店など職場の環境によっては、速乾・吸汗性の高い生地のユニフォームを選ぶことで、洗ってもすぐに乾いたり、着心地が良くなって作業効率が上がったりするので、メリットは大きいですね。
綿ポリ混紡素材などの丈夫で着心地の良い生地なら長持ちするので、意外にもコストが抑えられることがあります。
カフェユニフォームのデザインを決める際に考えること
カフェのユニフォーム選びは、お店の雰囲気を壊さないように選ばないといけません。
ここからは大きく以下の3つのスタイルのカフェに分けて、おすすめのユニフォームをご紹介していきます。
ユニフォームはお店の雰囲気や印象を左右する
カフェといえばおしゃれな空間というイメージがある人も多いはずです。実際に人気のカフェはゆったりと落ち着いてコーヒーを飲みたくなるような、凝った内装のお店ばかりですよね。
ユニフォームも内装の一部であり、選び方次第でお店の魅力をグッと引き伸ばす大事な要素にも繋がります。
単に清潔であればいいというわけではなく、カジュアルさを重視するのか、あるいは上品でスタイリッシュなイメージを重視するのかなど、お店によって細かい選択が求められます。
カジュアルなカフェ
カジュアルなカフェは制服やユニフォームらしさを感じさせず、私服のようなラフな雰囲気のデザインのものが多いです。
ただしあくまでも制服として利用するので、機能性やユニフォームとしての統一感をもたせつつも、お店の雰囲気を損ねないようなデザインが理想的ですね。
エプロンタイプが主流で、腰タイプのエプロンやオーバーオールタイプまで幅広いタイプのエプロンがあります。
エプロンタイプのメリットとしては、簡単に着用できて便利なのと、着用するだけで清潔感が漂うのでユニフォームに最適です。
機能性が高い腰エプロン
こちらは腰に巻くエプロンタイプのユニフォームで、カフェによく採用されるデザインです。
ペン差しやポケットなど、機能的かつシンプルなデザインでお店を選ばない便利な商品ですね。
素材はポリエステルの割合が高い混紡素材で、シワになりにくいので洗濯して使い回しがしやすいです。よく汚れてしまう職場にも最適ですね。
47229 クロダルマ ショートエプロン(丈の長さ44cm)
デニムのオーバーオールエプロン
こちらは肩紐を通して着用するタイプのオーバーオールエプロンです。
デニム生地で普通に私服としても使えるようなカジュアルなデザインが特徴的。
おしゃれなデザインとは裏腹に、ポケットや肩紐の調節といった機能的にも使いやすい側面を持っていて、スリット加工入りで足が動きやすい作りとなっています。
LCK79001 Lee オーバーオールエプロン(男女兼用)
ボタンダウンのポロシャツ
半袖のポロシャツは夏場でも涼しくて、脱ぎ着も楽々なので非常におすすめです。
襟はボタンダウンできちっとした印象を与え、お客様にも清潔な印象を与えることができ、胸ポケットにはペン差しやメモ帳を収納できるのでホールスタッフに最適です。
カラーバリエーションが全20色とかなり豊富なので、お店の雰囲気に合わせて選びやすいですね。
ドライ・ボタンダウンポロシャツ(4.4オンス)(ポケット有り)
ポロシャツは半袖と長袖タイプがあるので、秋冬になると長袖タイプのデザインを選ぶと季節感も外さず快適です。
スタイリッシュなカフェ
スタイリッシュなカフェは、落ち着いた雰囲気でカジュアルすぎないイメージです。
そのためユニフォームも白と黒を基調とした上品なデザインが多く、清潔感と高級感が漂うユニフォームだとお店の雰囲気とマッチしやすいですね。
また、ユニフォーム全体の統一感を持たせるために、黒パンツなどのボトムスも制服として定めた方がまとまりやすいです。
黒のストレッチパンツはスタイリッシュなカフェの雰囲気を崩さず、動きやすさを実現できるのでカフェなどの飲食店に多く導入されています。
上質な雰囲気を演出するフォーマルベスト
フォーマルベストは飲食店のみならず、スーツの下に着用する人もいる程の定番商品です。
カフェの場合はホールスタッフが着用すれば清潔感が出ておしゃれになりますし、キッチンでも防汚効果があるので汚れに強いです。
フォーマルな格好になると接客レベルも高く見えて、お店全体の雰囲気も良くなり、お客様の信頼感もアップしますね。
スリット入りで動きやすいVネックエプロン
こちらの胸当てタイプのVネックエプロンは、シンプルな黒色を基調とし、スタイルがよく見えるようなスタイリッシュなデザインになっています。
最大の特徴はスリット入りのロング丈エプロンとなっていて、足さばきがしやすいので動きやすく、歩くことの多いホールスタッフにも最適です。
和風スタイルのカフェ
和食を取り扱ったり、お店の雰囲気を和モダンな感じで演出したりなど、和の空間テイストなカフェも多いです。
今や外国人観光客も増えていて、こういった和風スタイルの飲食店需要はすごい勢いで増加しているため、おもてなし精神をユニフォームで表現したいところです。
和の空間にぴったりの作務衣
和の空間にぴったりの服装といえば作務衣です。和食料理屋などの和風スタイルの飲食店でも作務衣をユニフォームで採用しているところは多いですよね。
作務衣は肌触りも良く着心地がいいので、ユニフォームにも最適です。こちらの商品は日本人体型を考慮して、似合いシルエットで設計されたデザインとなっています。
和モダンスタイルのバンダナ帽
和モダンなイメージを持たせるためにバンダナを着用すると最適です。それだけでなく清潔感や統一感も感じられます。
女性はバンダナを着用することで、髪のセットの手間を省けますし、髪の毛が料理に入るのを防いでくれるので衛生的ですね。
主張の激しくない十文字柄で、カフェのみならず和菓子屋や和食料理屋にも使えます。
JA-6813 6814 6815 SUNPEX(サンペックス) バンダナ帽
オリジナルのロゴをユニフォームに入れるべき?
カフェのユニフォームにお店のロゴを入れると、オリジナリティが生まれてお客様にも親しまれやすくなります。
それだけでなく、同じだったり似たようなデザインだったりするユニフォームでも、ロゴがあるだけで差別化を図ることができるメリットも。
フォーマルなユニフォームであれば店名を小さく入れたり、カジュアルなユニフォームであればオリジナルのロゴマークなどを入れたりするとおしゃれです。
刺繍とプリントタイプの方法があるので、生地に適した方法でロゴを入れましょう。詳しくは下記リンクを参考にしてください。
4.まとめ
以上がカフェ開業を考えている方向けのユニフォーム選びについてでした。
スタッフの数が増えるにつれて制服がもたらす統一感や清潔感の重要性が一気に増してくるので、しっかりと慎重にユニフォームを選んだほうがいいですね。
お店に合ったユニフォームを見つけて、素敵なカフェをオープンさせましょう!