夏場の作業において熱中症対策は欠かせません。体温を下げるために汗をかき続けていると、脱水症状を引き起こしてしまいます。

こまめな水分補給や塩分の摂取など、一般的な熱中症対策はもちろん大事ですが、それと同じくらい大事なのが身に着ける作業着です。

実は作業着を工夫するだけで、暑さ対策・熱中症対策を行うことが可能になり、夏場でも快適に仕事が可能です。

そこで今回は、夏に欠かせない作業着でできる熱中症対策を紹介していきます。

夏場の作業時には熱中症対策が必要

屋外で長時間作業を行うような場合、高温多湿な環境下であればたくさん汗をかくので、熱中症対策が必要です。

特に屋外作業の人は、通気性の悪いユニフォームを着用したり、高温多湿の環境や直射日光などの厳しい条件だったりと、熱中症にかかる要因が多くなってしまいます。

最も多いのは夏の初め頃やお盆休み明けなどの、体が暑さに慣れていないタイミングです。

熱中症は軽度でも体調を崩してしまい、仕事ができなくなるので、できる限りの熱中症対策は行いましょう。

作業着における熱中症対策のポイント

こまめな水分補給や休憩を取るのは大前提として、作業着でできる熱中症対策を紹介していきます。ユニフォーム選びの参考にしてみてくださいね。

通気性を確保して熱を逃す

まず最初に、夏場に着用する作業着で最も大事なのが通気性です。通気性が良いと風で体が冷やされる上に、汗による気化熱で体温を下げてくれます。

通気性に優れた素材だと、メッシュやパイル生地の作業着がおすすめです。空調服とも相性がいい素材で、丈夫さもあり作業着向きと言えますね。

接触冷感素材の作業着を選ぶ

接触冷感とは肌触りが冷たくてひんやりする素材を使った衣類のことです。身に着けるだけで冷たく感じるので、夏場でも快適な着心地をキープできます。

接触冷感の仕組みは熱伝導率が高い素材を使うことで、多くの熱を奪い、触れた部分が冷たく感じるというもの。

暑さ対策にも非常に効果的なので、作業着やコンプレッションによく使用されています。

吸湿性・速乾性の高い素材で汗蒸れを防ぐ

汗蒸れによって熱がこもると体温が下がりにくくなります。じっとりした着心地が続くと不快ですよね。

そういった場合、空気中の水分を吸収してくれる吸湿性が重要になります。梅雨時は特にそうですが、高温多湿な環境下において、いかに湿気対策を行うかが暑さ対策に直結します。

また、吸湿性と相性がいいのが速乾性です。汗でびしょびしょになっても乾きやすい素材であれば、さらりとした着心地を維持できるため快適です。

【関連記事】作業服における吸汗・速乾・吸湿の重要性と役割の解説

作業着でできる熱中症対策

ここからは具体的な対策とともに、おすすめの作業服を紹介していきます。

空調服を着用する

空調服は服にファンを取り付けて風を循環し、「生理クーラー」という気化熱で体温を下げる効果を発揮します。

人は体温を下げるために汗をかくのですが、衣服のせいでうまく汗が蒸発できないので、空調服で通気性を高めて汗を蒸発させます。これにより高い冷感効果を長時間持続でき、夏場の屋外作業でも熱中症対策が可能になります。

こちらは自重堂とジーベックの空調服です。どちらも袖が短いので、手元はすっきりとした状態で送風効果を得られます。バッテリー持続時間も8時間以上となっており、1日充電すれば勤務時間中は連続使用もできるほどパワフルです。

肌着にコンプレッションを着用する

コンプレッションは伸縮性の高いインナーウェアで、夏用の商品は通気性や速乾性に優れています。冬用は防寒目的でも使用されるなど、幅広い用途で通年活躍するワークウェアです。

コンプレッションによっては吸湿効果も期待できるので、汗蒸れ防止や接触冷感など、熱中症対策に効果的な機能がたくさんあるのでおすすめです。

こちらは自重堂とバートルのコンプレッションです。

どちらも着用時にひんやりとする接触冷感効果があるため熱中症対策も十分。抗菌・消臭テープがあるため夏場の汗臭さも気になりません。

アイスベストで体温を下げる

アイスベストはより効果の高い熱中症対策が可能で、空調服とセットで使用します。長時間保冷できるアイスパックを脇下と背中にくっつけて着用することで、熱がこもりやすい部分をピンポイントで冷やしてくれます。

アイスマスクで汗蒸れを防ぐ

アイスマスクは熱中症対策に有効なフェイスマスクです。紫外線から肌を守るだけでなく、接触冷感素材で冷たい肌触りを保つことができます。

さらに吸汗速乾性も高いので、汗を吸収して乾かしてくれます。ヘルメットの下にかぶるなど、汗でベタつくのを防ぐのにも便利ですね。

作業着次第で熱中症対策も可能!

以上が作業着でできる熱中症対策でした。どれもすぐに取り入れることができるので、暑さが厳しいと感じてきたら作業着を工夫してみてはいかがでしょうか。

今回紹介した中でも空調服はかなり効果が高く、屋外作業を行う人は絶対に持っておきたい商品と言えます。

アイスベストやコンプレッションなど、一緒に使うことでより高い冷感効果を期待できる商品も多いので、これを機に空調服を検討してみてもいいかもしれません。