上着とパンツがセパレートになっている作業着の場合、服がずれるのを防いだり固定させるために、ベルトを着用するのが一般的です。作業着ベルトといっても種類は様々あり、何を重視するかによって選ぶものは変わってきます。

そこで今回は、作業着ベルトの選び方とおすすめのベルトをご紹介していきます。これを読んで安全性・機能性を備えた自分に合ったベルト選びをしてみてください。

ベルトをしないと危険

ウエストのサイズが合っていないパンツを履いて、徐々にパンツが下がってくるという経験をしたことがある方は多いと思います。

ずり落ちて脱げてしまうまではいかなくても、ウエストの位置から下がってくると、履き心地もなんとなく気持ち悪く、気になってその都度上に引っ張って位置を戻すという動作を繰り返すことになり、パンツに気が取られることで、集中力を欠いてしまい、ミスにつながる可能性もあります。

ベルトをしないと危険

また、多少ずり落ちてくるくらいは気にならないと思っていても、パンツの裾が地面についていて、それを踏まれてしまうことで、転倒などの事故につながる可能性もあります。

もちろん大前提として自分のウエストサイズに合ったパンツを買うことが重要ですが、空腹時と食後でもサイズは変わりますし、常にベルトをせずジャストサイズの状態を保つことは現実的に難しいと思います。

結果的に大きな事故につながるリスクがあるということを理解し、ベルトでパンツを固定させ安全且つ集中できる環境を整えましょう。

自分のウエストサイズを知る

ベルトを選ぶときに重要なポイントの1つは、自分に合った長さのものを選ぶことです。

きついベルトをして、お腹に食い込んだ状態で過ごしていると、胃や腸が圧迫されて腹痛や吐き気に襲われる可能性もあります。危険を伴うような作業現場での体調不良は事故につながるリスクもあるため、不快感なく身に付けられるものを選びましょう。

ベルトループに合うか

ベルトループ

ベルト通しのことをベルトループといい、パンツによってこのループの数や太さは異なります。着用しているパンツのベルトループに通る太さか、購入前に確認が必要です。

すでに気に入っているベルトを持っていて、パンツだけ購入したい場合にも、購入するパンツのベルトループがそのベルトの太さに合っているか、確認をしておくと安心です。

バックルにも注意

バックルはベルトの留め金のことで、様々な素材が使用されています。中でも金属のバックルは作業時にぶつけて、物などを傷つけてしまう可能性があるため、作業内容によっては注意が必要です。

ベルトと聞いてイメージするのは、留金を穴に通して固定するピン式のものという方が多いと思いますが、作業着ベルトは穴がなくベルトを挟んで固定するタイプのものが一般的です。穴がないベルトの中でも片手で着脱が楽にできる、強力なマグネットで簡単に留められるタイプのものも、最近では人気です。

ピン式のものは、穴の間隔に合わせた調整しかできないですが、穴がないものは好きな位置で留めることができるため、自由度が高く、作業着用ベルトとしては穴なしのバックルがおすすめです。

革やナイロンなど素材による違い

ベルトには様々な素材が使われていて、素材によって特徴や質感が異なりますが、作業着ベルトではナイロン素材のものがよく選ばれます。今回はベルトで一般的によく使われる、革・エナメル・ナイロンの3種類の特徴を比較してみます。

革(皮革)

革

経年変化で色合いに深身が出たり、長年使い続けられる丈夫な素材ですが、水に弱く汗のにおいがつきやすいため、作業着ベルトには向きません。

エナメル

エナメルは革の表面を樹脂でコーティングされているため、耐水性は皮革より強いですが、暑さや熱に弱く温度が高いと表面が溶けてくることがあり、作業着ベルトには向きません。

ナイロン

ナイロンは摩擦などの外圧に強く、伸びたり縮んだり型崩れもしにくいため、よく動く作業現場でも安心して使用できます。また、他の素材より軽いため、長時間つけていることでの疲れも感じにくいです。

おすすめの作業着ベルトをご紹介

バートル 4011 ベルト(ナイロン100%)(男女兼用)

外圧に強いナイロン100%ベルトです。長さは120センチあり、バックルで自分のウエストに合わせて自由にサイズ調整ができます。シンプルなデザインですので、どんなパンツにも合わせやすいです。

バートル 4011 ベルト(ナイロン100%)(男女兼用)

バートル 4011 ベルト(ナイロン100%)(男女兼用)
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Lee LWA99006 ナイロンベルト(男女兼用)

ファッション性にも優れているLeeのナイロンベルトです。130センチありますので、幅広い体型の方に選んでいただけます。もちろんバックルで自由にサイズ調整可能です。

バートル 4049 ベルト

高強度バックルを使用している、非常に丈夫なベルトです。ベルトとしてだけではなく、荷詰めや運搬にも使用できます。長さは120センチで、こちらの商品も自由にサイズ調整可能です。

自分のウエストに合った丈夫なベルト選びを!

ベルトの選び方とおすすめのベルトのご紹介は以上になります。バックルやベルトの生地によっても特性に違いがあることがご理解いただけたと思います。

作業服ベルトとしては、長さ調整の自由度が高い穴なしのバックルがおすすめです。また、生地は外圧に強いナイロン生地のものだと、丈夫で高く長く愛用できます。

ご自身に合ったベルト選びをして、安全で且つ快適に作業をしましょう。