塗装作業をする人が気を付けたいのが服装です。

もちろん汚れることを想定した作業着ですが、それだけでなく動きやすさ洗濯による耐久性など、大事な要素がいくつかあります。

そこで今回は、塗装作業に適した作業着の選び方とおすすめ商品をご紹介します。

塗装作業に最適な服装


塗装作業では身軽さが最も重要です。

サイズが大きかったり、余計な装飾があると塗装作業の妨げになる上に、服が汚れる可能性も高まります。シンプルで身軽なスタイルを優先しましょう。

半袖やベストは塗料がつきにくい

なるべく塗装作業では、半袖・ベストの作業着を選びましょう。

その方が塗料がつきにくいので塗装作業がスムーズに進み、塗り直しのリスクを減らすことができます。

冬場など長袖を着なければいけない場合は、袖口をボタンやゴムでしっかりと留めてから塗装作業をしましょう。

汚れてもいいエプロンやタオルを使う

汚れ対策として、エプロンやタオルを使うのは効果的です。

エプロンは胸から膝下までカバーしつつ、作業道具を収納できるポケットがついているので便利です。

髪を洗って落とすのは大変ですが、タオルや帽子があると髪の毛が塗料で汚れる心配もありません。

タオルなら汗を拭き取れる上に汚れても安価なものなら買い替えられるのでおすすめです。

塗装作業に適した作業着の選び方

塗装作業に適した作業着を選ぶ上で、下記の2点が重要です。

  • サイズ感
  • 汚れ対策

塗装作業がしやすいのは大事ですが、汚れ対策も抜かりなく行うべきなので、この2点の両立を目指しましょう。

ダボダボはNG

大きいサイズの作業着だと、袖や裾が塗装面に付いてしまうなどのトラブルが起きやすいです。

ピチピチすぎるサイズだと窮屈ですが、ジャストサイズくらいの大きさが理想的です。作業着メーカー「バートル」の作業着は細身のシルエットタイプが多いので、塗装にも向いていますね。

つなぎなら安全で汚れにも強い

塗装作業をする人がよく着ているつなぎもおすすめです。つなぎの魅力は動きやすさと身軽さでしょう。

腰回りにベルトや紐などの余計な装飾がないので、何かに引っかかったりぶつける心配がないことから、建設業や車の整備士など、幅広い現場で親しまれています。

トイレの時に脱ぎ着するのが面倒だというデメリットもありますが、塗装作業時だけでも着用してみてはいかがでしょうか。

作業着を洗濯する際の注意点

塗装業の方の作業着を洗濯する際に、他の洗濯物と一緒に洗うのは避けた方がいいです。

これはペンキが乾燥して剥がれ落ちてしまうので、他の衣類や肌着に付着するのを防ぐ目的です。特にお子さんがいる家庭なら、肌に触れるものを一緒に洗うのは避けましょう。

洗濯機を分けて、二層式洗濯機等で作業着と分けている家庭も多いです。置き場所やコストの問題もあるので必須ではないですが、塗装業の方は小さめの二層式洗濯機を検討するのもいいでしょう。

使い捨てなら汚れを気にしなくていい

中には使い捨ての作業着もあり、汚れを気にしなくてもいいので使い方によっては便利です。清掃業や塗装業で支給される保護服が一般的で、マスクのような不織布素材のタイプが多いです。安価で大量に買える商品もあるので、個人利用でも問題ありません。

価格は1000円以下で買える物が多いですが、使い捨てなので頻繁に塗装作業をする人には出費がかさむので注意が必要です。

塗装作業用のおすすめ作業着

ここからは具体的に塗装作業に適したおすすめの作業着を紹介します。

半袖・ベスト

こちらは「バートル 7065 [春夏用]ソフトトロピカル半袖シャツ(男女兼用)」です。

防汚加工が施された半袖作業着で、清掃業の現場でも利用されている商品。汗のベタつきを抑える吸汗速乾加工で夏場の作業時にも快適です。
清涼感のある青系統の色合いもいいですが、汚れが目立たない黒やネイビーがおすすめです。

こちらは「バートル 7414 [秋冬用]防風ストレッチ軽防寒ベスト(男女兼用)」です。

身軽で動きやすい軽量ベストなので塗装作業に最適です。防寒着なので屋外作業で肌寒いシーンで活躍しますね。

防風加工・保温設計のベストなので体温調節にも便利です。汚れが気になる人はブラックかシールズカラーを選ぶのがいいでしょう。

つなぎ

こちらは「9000 桑和 人気No1 綿100%つなぎ 続服」です。

綿100%素材なので肌触りが良く、吸汗性に優れているため長時間の塗装作業でも汗で蒸れにくいつなぎです。

両脇とおしりのポケットで収納力も十分あるため、塗装道具やスマートフォンをしまって作業を行えますね。

こちらは「7254 アイズフロンティア ストレッチ3Dオーバーオール」です。

ストレッチデニムの生地でデザイン性が良く、DIYにも相性の良いカジュアルな服装です。

もちろんつなぎとしても機能も高く、3Dカッティングという動きやすい裁断加工が特徴的な商品です。デニムなので塗料で多少汚れても味のある風合いになりますね。

汚れに強い作業着を探そう

以上が塗装作業に適した作業着でした。塗装となるとどうしても汚れが気になるところですが、洗濯による劣化の耐久性や汚れの目立ちにくさを考慮すると、タフな作業着を選んだ方が長持ちします。

中でも半袖やベスト、つなぎといった作業のしやすさを追求した作業着がおすすめなので、自分に合った作業着を探していきたいですね。

ネット通販ならまだまだ色んな種類の作業着が見つかるので、これを機にチェックしてみてはいかがでしょうか。

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