Tシャツは、夏の作業着としては最も薄着な格好であるため、暑さ対策としてTシャツで作業したいと考えている方は多いです。ただ、どんな特徴に着目して選べばよいのか、どの商品がおすすめなのか分からずに迷ってしまうのではないでしょうか。
そこで今回は、夏に活躍する涼しい作業着の特徴と、おすすめの作業着Tシャツを紹介します。生地素材ごとの特徴や求める機能を把握して、自分にぴったりな1着を選びましょう。
夏に着たい作業着Tシャツの特徴
夏に着たい作業着Tシャツの特徴は、
- 速乾・ドライ生地で汗蒸れしない
- 接触冷感でひんやりとした着心地
- 薄手の生地で通気性が良い
の3点です。以下、それぞれ具体的に解説します。
速乾・ドライ生地で汗蒸れしない
夏の作業着Tシャツは、速乾性に優れたドライ生地によって汗むれを起こしにくい特徴があります。吸水性が高くて乾きやすい、ポリエステル・ナイロン・レーヨンなどの化学素材が使用されがちです。
速乾性やドライ生地にこだわりたいなら、性能のバランスがよいポリエステル生地がおすすめです。洗濯をしても縮みにくく熱にも強いため、ほかの化学繊維に比べて扱いやすい素材といえます。
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接触冷感でひんやりとした着心地
夏の作業着として使用できるTシャツには、接触冷感でひんやり気持ちいい着心地の製品も多く販売されています。接触冷感とは、熱伝導率の高さによって衣服に触れた際に冷たく感じる効果のことで、夏の暑さ対策や熱中症対策に効果的です。
接触冷感の素材には、天然繊維である麻や化学繊維のポリエチレン・レーヨン・ナイロンが使用される傾向があります。接触冷感を求めるなら、まずは素材に着目してみましょう。
また、接触冷感は、「Q-max」という数値によって表されています。数値が高くなれば冷感性能も向上する仕組みです。本格的に暑さ対策がしたいなら、Q-max0.3以上のものを選択しましょう。
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薄手の生地で通気性が良い
夏の作業におすすめな作業着Tシャツには、薄手で通気性がよい特徴もあります。より通気性にこだわりたいなら、生地の薄さを表す「オンス(oz)」表記に注目して3.0〜5.0ozの製品を探すのがおすすめです。
薄手で通気性のよいTシャツを探しているなら、バートルのドライTシャツが最適です。ドライな着用感が持続する吸汗速乾加工を施しており、蒸し暑い作業環境でも快適に過ごせます。
また、伸長率40%以上の高いストレッチ性な点も魅力です。体の動きに合わせてしなやかに伸縮してくれるので、ストレスのない快適な着心地を実現できます。
作業着Tシャツに求める機能
作業着Tシャツを選ぶなら、
- 抗菌・消臭加工
- UVカット・紫外線対策
- ポケットの収納力
といった機能も重要です。以下、それぞれ具体的に解説します。
抗菌・消臭加工
作業中にかいた汗を餌にして細菌が繁殖すると、嫌なニオイの原因となってしまいます。そのため、夏場の作業着Tシャツは抗菌・消臭加工付きかどうかをチェックすることが大切です。
特に、脇部分は汗をかきやすくニオイ菌も繁殖しやすい特徴があります。脇部分に抗菌シートを採用している作業着Tシャツを選ぶと安心です。
なお、抗菌・消臭効果は肺炎かん菌や大腸菌などの菌の抑制にも効果的で、白衣としても利用されています。感染症のリスクも軽減できるのもメリットでしょう。
UVカット・紫外線対策
夏用の作業着Tシャツを購入するなら、屋外での使用も考えてUVカット・紫外線対策が施された製品を選ぶことも重要です。全身に日焼け止めを塗る手間が省け、日焼け止めのコストも抑えられます。
UVカット加工をしたタイプや、繊維にUV対策が組み込まれたタイプもあるのでチェックしてみましょう。
ポケットの収納力
夏に着用する作業着Tシャツを選ぶなら、ポケットの収納力も大切です。メモ帳やペンなどを収納できるので作業効率も高まります。
腕部分にペン用の収納スペースを設けている製品もあるので、すぐに取り出したい方や、ペンを無くしがちな方におすすめです。
Tシャツの生地素材による違い
夏用のTシャツは、生地素材によって性能が異なります。ここらは、夏の作業着Tシャツに使用されがちな、
- 綿
- ポリエステル
- ナイロン
の特徴を具体的に解説します。
綿:通気性や着心地が良い
綿素材の最大の特徴は、通気性や着心地に優れている点です。天然素材の綿は、繊維の先端が丸みを帯びているため、化学繊維で出せない肌触りのよさが実現できます。肌着やインナーとして着用するのがおすすめです。
肌触りと通気性のよさから、敏感肌の方や肌が弱い方、アトピー性皮膚炎の方、小さな子どもや赤ちゃんでも安心して利用できます。ただ吸水性が高く、水を吸い込むとTシャツが縮む可能性があるため注意が必要です。
ポリエステル:速乾・手入れが簡単
ポリエステルは速乾性に優れており、手入れが簡単なのが魅力です。繊維中に水分をほとんど含まないので、水や汗に触れるとすぐに拡散して蒸発を促進する特徴があります。
汗をかいてもすぐに蒸発するため、肌へのべたつき感を抑えることが可能です。サラサラとした心地よい手触りを維持できます。また、光を通しにくいことから紫外線対策にもおすすめです。
ナイロン:摩擦に強くてストレッチ性に優れる
ナイロンは綿の10倍程度の強度を保持しており、摩擦に強くてストレッチ性に優れているのが特徴です。アウトドア用品やスポーツグッズなど、ストレッチ性と強度が求められるシーンに用いられる傾向があります。
また、ナイロン素材は非常に軽量なため、着用していても負担がかかりにくいのが魅力です。激しい運動を伴う作業でも安心して着用いただけます。加えて、カビや虫食い、色移り、しわが発生しにくく手入れが簡単な点も、嬉しいポイントといえるでしょう。
ナイロンの作業着Tシャツを求めるなら、自重堂の「Z-dragon」がおすすめです。ストレッチ性や機能性に優れたカジュアルテイストなデザインで、おしゃれで快適に着こなせます。
速乾性に優れたおすすめの作業着Tシャツ
ここからは、夏の作業着としておすすめな速乾性に優れた作業着Tシャツを厳選してご紹介します。ドライ生地でサラサラとした肌触りを実現できるので、ぜひ参考にしてください。
00300-ACT ドライTシャツ(4.4オンス)(男女兼用)
ポリエステル100%のドライ生地が魅力的なTシャツです。吸汗性に優れており、夏の暑い日でも快適に着用できます。
裏面には、ポリエステルメッシュを使用しており、高い通気性と爽やかな肌触りを実現しています。カラーは驚異の50色展開。単色のものやデザイン性に優れた製品のなかから、お好みのカラーを選択可能です。
自重堂 85834 吸汗速乾半袖Tシャツ(胸ポケット無し)
吸汗速乾機能とUVカットに優れた、自重堂のTシャツです。ドライな肌触りを実現し、紫外線から肌をしっかりガードできます。
素材には、メッシュポリエステルを100%使用しています。消臭・抗菌にも優れているため、汗をかいても嫌なニオイが残りにくいのが特徴です。汗かきな方や、汗のニオイが気になる方に向いています。
作業着用のTシャツを探すなら
今回は、夏に着用したい作業着Tシャツのおすすめを紹介しました。夏用の作業着Tシャツを購入するなら、生地素材や機能にこだわりましょう。自分にぴったりな涼しいTシャツが見つかるはずです。
夏用の作業着Tシャツは、店頭で購入するより作業着専門ネット通販で購入する方がお得です。通常価格から50%OFFの特大割引キャンペーンを実施している可能性があるため、この機会にぜひチェックしてみてください。