普段着ではフードを活用するシーンはほとんどないですが、作業着にはフードが付いているアイテムが非常にたくさんあり、使用する場面も多くあります。
そこで今回は、機能性の高いフード付き作業着をご紹介させていただきます。
パーカーなどのフード付作業着の種類や、役割についても紹介していますので、参考にしてみてください。
このページの目次
フードの役割
雨風を避ける
日本人は傘を使用する文化が根強いため、普段雨が降ってきてもフードを被るというケースは少ないかもしれません。
ですが、屋外で作業中の場合、傘をさしながら作業することは難しいため、そんな場面でフードが活躍してくれます。
顔が雨風に曝されていると、顔についた雨が気になり拭いながら作業をしなければいけなかったり、風によって目にゴミが混入したりするため、フードを被ることで安全性も考慮できます。
埃など作業現場特有の物を避ける
頭部に危険が及ぶ現場ではヘルメットを被りますが、怪我をするほどの物でなくても、埃や砂などが髪の毛や頭皮に付着するのを防止したい時は、フードが使いやすくて便利です。
ヘルメットより軽くて着脱しやすいので、このような環境で作業をする可能性がある方は、フード付きの作業着を着用しておくと、いざという時に安心です。
防寒
フードには首から上を冷気から守ってくれる役割もあります。
寒い場所にいると特に耳が痛くなりやすいので、しっかり防寒しておかないと痛みで作業どころではなくなってしまいます。
耳あてをすると周りの音が聞こえにくくなり、業務に支障が出る場合もあるため、作業環境に合わせた防寒方法を選びましょう。
フード付き作業着の種類
防寒作業着
ブルゾンやコートにフードが付いている作業着です。
作業環境や内容に合わせて調整できるように、フードは取り外し可能だったり、収納できるタイプのものも多くあります。
パーカー
フード付きの服で一番身近なのが、パーカーではないでしょうか。
パーカーは軽くて着心地もよく、着脱しやすいため、温度調整できる服として作業着の中でも人気の高いアイテムです。
最近ではアウトドアにも適していて撥水性のある、マウンテンパーカーの人気も高まってきていて、幅広いシーンで着用いただけます。
フード付き空調服
空調服は、服に付いた小型のファンで、服の中に外気を取り入れて、体の表面に大量の風を流すことで、熱さを軽減してくれる作業着です。
フードを被ることで、頭部まで風を行き渡らせることができます。
フードの一般的な役割に加え、空調服ならではの機能を最大限に活かす作りになっています。
フード(衛生帽子)
主に食品工場などで、異物混入対策のために使用されています。
髪の毛や髪の毛に付着していたゴミが、万が一食品に混入してしまったら、重大な事故に発展します。
フードがついていることで、後頭部全体を覆うことができ、体毛落下対策の強度をより高めることができます。
フード付き作業着5選
本格防寒ブルゾン
フードと衿を一体化させた独自のデザインがかっこいいと、防寒ブルゾンの中でも人気の高いアイテムです。
重防寒でありながら、軽量設計を実現した縫製で、重量は700gと非常に軽いのが特徴です。
裏地には特殊素材を使用していて、太陽熱をブルゾン内に取り込み熱変換する素材と、遠赤外線効果のある素材、このW効果で高い保温性を発揮してくれます。
また、撥水機能も備わっているため、小雨の中でも安心して着用できます。
軽量パーカー
シンプルなデザインで仕事から普段着まで幅広く使えるパーカーです。
二本針縫製なので、激しく体を動かすような場面での使用でも耐えることができます。
綿100%のスウェット素材で、裏地はパイル仕様になっているため、保温性・吸水性にも優れています。
全13色展開で好みの色やシーンに合わせた選び方ができる点もおすすめです。
立体ケープ付フード
異物混入対策のために主に食品工場などで使用されるフードです。
ケープが付いていることで、体毛落下防止の強度をより高めています。
ツバの部分は、洗濯耐性の高い折心を使用しているため、繰り返し洗濯をしてもヘタリにくくなっています。
メガネ差しやマスク掛けなど、便利な機能が備わっているため、使い勝手の良いアイテムです。
お洒落なマウンテンパーカー
ポリエステル100%の軽くて丈夫なマウンテンパーカーです。
防風・防水性に優れていて機能性も抜群なので、仕事だけでなくアウトドアシーンにもおすすめです。
フード付き空調服
空調服はファンが内蔵されている作業着のことで、衣服内に風を取り込むことができるため、涼しさをアップでき、熱中症予防にも繋がります。
ポリエステル100%素材で、スポーツテイストのデザインなので、かっこよくコーディネイトしたい方にもおすすめです。
フードパンチング仕様により、周囲の音が聞こえやすく、視界も確保できる仕様のため、安全性も考慮されています。
フードを有効に活用し作業効率を上げよう
作業着に付いているフードには、雨風を防いだり、防寒対策や作業現場にある埃や砂などの付着を避ける役割があります。
フードを着用することで、視界が狭くなり作業効率を下げる場面もあるため、作業環境に合わせて有効な使い方をしましょう。
作業着のフードは取り外し可能なアイテムも多いので、使う場面が限られる人は、そういうものを選ぶと、より使いやすいのではないでしょうか。