作業着の糊落としはどうやるの？ゴワゴワ生地を柔らかくする方法

「作業着の生地がゴワゴワしていて硬い…」
特に買ったばかりの服は体に馴染んでおらず、生地も硬いので動きにくいですよね。

なるべく早く生地を柔らかくするために、“糊落とし”の方法をご紹介します。また、おすすめのデニム作業着も厳選してご紹介。

このページの目次

作業着の生地が硬い理由

デニムなどの作業着には、形崩れ防止のために糊がついています。パリッとした仕上がりで見栄えがいいのですが、生地が硬く、馴染むまでは着心地も良くないでしょう。

糊落としをすることで、フワッとした着心地になり、肩の可動域や腰を反る動作など、作業着を着たままストレスなく動けるようになります。

特にデニムは糊を落とさずに履き続けると、シワがくっきり残ってしまうので注意しましょう。

作業着には、伸縮性に優れた「ストレッチ生地」の商品が多く存在します。

ジャケットやボトムスでストレッチ生地の作業着を選ぶことで、新しく買ったばかりでも快適な着心地が味わえるでしょう。

糊落としの手順は以下の通りです。

以下、それぞれ詳しく説明していきます。

40℃のぬるま湯を準備し、1時間程度作業着を浸け置きしましょう。糊はデンプンなどの天然糊を使用していることがあるため、高温の水に溶けやすい性質となっています。

途中で作業着が上に浮いてきたら、下に押し込んでしっかり水に浸します。空気が入っていると糊が完全に落ちないので注意しましょう。

生地表面のほぼ糊が落ちた状態で、洗剤を入れずに作業着を洗濯します。すすぎ・脱水をして残った糊を落としましょう。

デニムタイプの作業着を洗う場合、色移りする恐れがあるので、他の洗濯物と洗わないようにしましょう。

一度目の洗濯が終わったら、すぐに乾かしましょう。外干しで自然乾燥させると、ふんわりと柔らかい生地に仕上がります。

乾燥機を使うと生地が縮みやすくなりますが、デニムならサイズの安定化を狙って敢えて乾燥機を使う人もいます。

作業着の場合、ボタンやファスナーなどの金具がついていると、乾燥機で傷む恐れがあるので要注意です。

糊落としは簡単にできるので、長く快適に作業着を着続けたい人におすすめです。

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