墜落制止用器具【ついらくせいしようきぐ】

墜落制止用器具とは、胴だけでなく、肩や胸、太ももの付け根の部分をベルトで固定する安全器具のことです。

元々は安全帯やハーネスと現場では呼ばれることが多いものですが、2018年度に発表された「第13次労働災害防止計画」の中で名称変更されました。法令用語として変わっただけであると、ガイドラインでも言及されているので、名称が変更されたからといって、特別何かが変わるわけではありません。

墜落制止用器具の役割

墜落制止用器具の名前の通り、建築工事現場などで、作業員が高所から墜落することを制止するための役割を果たします。

ただここで注意したいのは、厳密に言うと墜落制止用器具を装着していても落下はします。地面への激突を阻止するための器具です。

ここで先に言及した「第13次労働災害防止計画」が関わってくるのですが、これまで現場で落下を防止するための装備としてメインで活用されてきた器具が「胴ベルト型」です。

(「第13次労働災害防止計画」については、また別記事でご紹介します。)

名前の通り、胴にベルトを繋げて落下を防止してくれる器具なのですが、胴ベルト型では墜落の際、腰に大きな負担がかかり、内蔵を圧迫する危険があります。落下を防止することはできても、死亡事故に繋がってしまっては意味がありません。

建設現場で起こる事故のうち、落下に関するものが最も多いことはご存知でしょうか。死傷事故においても最も多くなっています。

そこで新しい規定では、フルハーネス安全帯で且つ2丁掛けの着用が義務付けられるようになりました。

ハーネス型安全帯2丁掛けとは

フルハーネス型安全型帯とは、通常のハーネス型にロープやストラップが取り付けられるランヤードや、腰の負担を軽減してくれるサポーターが付いています。

ちなみに付いていないものあるので、フル装備というイメージをしがちですが、そういった意味のフルではないようです。

2丁掛けとはランヤード(フック)を2つ付けらられるタイプのことです。

フックが2つあることにより、場所を移動する際、フックを付け替えなければならなくなっても片方をフックを掛けたまま、もう片方を取り外し再装着することができるようになります。

これにより落下のリスクをより軽減できるようになるという仕組みです。

基本的に2丁掛けが推奨されていますが、現実的には全ての現場で実際に2丁掛けができるんだろうか、と疑問視するような声もあります。

墜落制止用器具を構成するパーツ

全体像をご覧いただいたほうがわかりやすいかと思いますので下図をご覧ください。

墜落制止用器具を構成するパーツ(全体像)

墜落制止用器具は安全のために役立つ、様々なパーツで構成されいますので、順にご紹介します。

ベルト

胸ベルト、胴ベルト、肩ベルト、腿ベルト、骨盤ベルトと、全部で5つのベルトで構成されています。

たくさんのベルトで構成されていることがわかるかと思いますが、このようにたくさんのベルトがあることで、落下した際に衝撃の負担が分散され、命を救ってくれる確率が上がるというわけです。

あと1つは、連結ベルトですが、こちらは背中にあるD環(後述)と接続するためのもので、ベルブロックやウルトラロックといった、いわゆる安全ブロックが簡単に付けられるようになります。

D環

D環イメージ

名前のDは何かの略称ということではなく、形状がアルファベットのDに似ていることからD環と呼ばれるようになりました。Dの部分にランヤードから繋ぐフックや、カラビナなどを装着します。

ランヤード

ランヤードイメージ

ランヤードとは、D環から接続する、落下防止のための器具全体のことを指します。

ランヤードにはショックアブソーバーという部分があります。これは落下したときにロープが伸びるのを停止してくれる仕組みのものです。自動車ですと急な衝撃(伸び)があった際に、シートベルトが伸びるのを停止してくれますよね。あの仕組みと全く同じで、落下を察知した瞬間、ロック機構が働きロープが伸びるのを停止してくれる仕組みです。

あとはフックです。カラビナになっていることもあります。ショックアブソーバーから伸びたロープの先に取り付けられていて、安全帯取付設備に装着することで落下を防ぎます。

墜落制止用器具の装着方法

1,まず背中からリュックを背負うように肩ベルトを両腕に掛けます。

2,次に両肩ベルトから伸びている胸ベルトを胸の前でカチッと締まる音がなるように装着します。このとき動きやすく、でも締めすぎないように長さも調整するようにしましょう。

3,胴ベルトを締めます。こちらもあまり締めすぎても動きにくいですが、痛くない程度までにはしっかり締めましょう。そのまま腿ベルトも装着します。こちらも長さを調整します。

4,最後に最初に背負った、両方の肩ベルトの長さを調整します。

これでベルトは全て締め終わりますが、他のベルトを装着すると、最初のほうにつけた胸や胴ベルトが緩く感じることなどがありますので、改めて緩い部分が無いか確認し、締めるようにしましょう。

おわりに

以上が墜落制止用器具についての説明でした。

「第13次労働災害防止計画」により、需要が今後より一層高まり、各メーカーも工夫を凝らした商品を販売しています。

2丁掛けにすると値が張りますが、安全は何物にも変えられません。必要なシーンでは必ず着用にしましょう。



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