医師や薬剤師など、医療従事者に必須の「白衣」。
洗練されたかっこいい白衣を着ることは、モチベーションアップにつながるだけではなく、患者さんへの信頼度も高めます。
クリニックのイメージ戦略に重要な、白衣のデザインについて紹介します。

利用客を増やすポイントはかっこいい白衣にあり?

クリニックや歯科医院を経営していくにあたって、利用者を増やすことは大きな課題です。特に歯科医院のように数が多く、競争の激しい分野では特に重視しなければなりません。
そして、クリニックのイメージを大きく左右するポイントは「白衣」なのです。どうして白衣が重要なのか、それを説明する前に、まずは患者さんがクリニックから離れてしまう理由からみてみましょう。

患者さんが離れてしまう理由

患者さんが離れてしまう要素は、大きく分けて3つ。
痛みや不快さを感じるかなどの治療内容、通院方法や待ち時間などの利便性、そして治療費です。こう表現すると、「よし、待ち時間を減らそう」など、対策に目が向かいがちになってしまいます。
しかし、ここで気づいてほしいのは、これらの対策によって「患者さんが不安を感じている」ということです。
つまり「本当にこのクリニックで治療を続けていけるのか?」と思ってしまい、だんだん気持ちが離れていってしまうのです。

患者さんの信頼度を上げる方法

実際に他のクリニックと比べて悪いかどうかではなく、「患者さんが、どう感じているかどうか」が重要なのです。言い換えれば、クリニックへの「安心感」があれば患者さんが離れることはありません。
「痛い治療だけど、他のクリニックよりは多分ましだし、きっと効いているのだろう」、「この先生の言うことなら間違いないはずだ」、という信頼感が大切なのです。
そこで「信頼感を高める良いイメージ=かっこいい白衣を着ること」が重要になってきます。

「イメージ」が満足度を高める

信頼感は「顧客満足度」と言い換えることもできるでしょう。医師やスタッフのサービスや、診療のレベルが高くても、患者さんがそれを感じ取れなければ離れてしまいます。
いわばクリニックもサービス業のひとつで、イメージが大切なのです。身だしなみを整え、清潔感のあるイメージを患者に与えることは患者さんの信頼を高め、定着率を上げることにつながります。
つまり、洗練されたイメージのかっこいい白衣に変えることで、満足度を高めることができるのです。

”かっこいい白衣”とはどのようなデザインか

利用者を増やすためには医師・看護師・スタッフの見た目の印象も大切ということが分かりましたね。
では、利用者に好印象を与えるかっこいい白衣とは、具体的にどのようなデザインなのでしょうか。
白衣のデザインが与える印象や機能性について、詳しくみていきましょう。

やや細身のスッキリとしたデザイン

洗練された印象を与えるので、好印象を得やすいデザインです。
ぶかぶかの白衣を着ていると、白衣を着ているというより、「白衣に着せられている」という印象を与えてしまいます。
だらしない印象を与えてしまうと、患者さんの信頼度も下がってしまうので厳禁です。こうした印象を避けるために、なるべく身体のラインにあったスマートな印象のデザインが良いでしょう。

アクセントを加えたデザイン

シャープで引き締まった印象を与えるためには、アクセントを効果的に活かしたデザインを選ぶと良いでしょう。
白一色のみだと、ぼやけた印象を与えてしまうこともあります。
しかし、アクセントを加えることにより、よりスマートな印象を与えることができ、さらに身体のラインも引き締めて見えやすくなるのです。

1118-18 KAZEN・カゼン 診察衣 ドクターコート(男性用)

短めの着丈にしたデザイン

太ももが半分ほど隠れるデザインの白衣は動きやすさもあり、機能性が高いことが利点。長すぎる白衣は前を閉じていると膝にかかってしまうため、歩きにくさを感じる方も多いようです。
さらに椅子に腰かけていると、垂れ下がって見えてしまうこともあります。着こなしを確認するときは、鏡の前に立つことが多いので気づきにくい要素です。
しかし、患者さんと対面するときは診察室で腰かけた状態が主なので、座った状態の印象も計算に入れてみると良いでしょう。

女性向けのデザイン

かっこいい白衣とはいっても、男性が着てかっこいいデザインと、女性が着てかっこいいデザインは違っていることもあります。
同じデザインの男性用・女性用でそろえるのではなく、男性向け・女性向けのデザインをそれぞれ分けてみることもおススメです。

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型崩れやシワになりにくい素材

洗濯されていても、シワの多い白衣を着ていると清潔感がなく見えてしまいます。
また患者さんからみると、「いかにも忙しそうだ」という印象を与えてしまうことが問題です。忙しそうという印象を与えてしまうと、「この先生は話を早く切り上げようとしているんじゃないか」、という感想を持たれてしまいます。
実際には患者さんの質問に丁寧に答えようとしていても、患者さんからすると何となく質問しづらい雰囲気を感じてしまうので、モヤモヤが残ってしまうのです。

デザインだけでなく素材によってもかっこよさが変わる

デザインで重要なのは形だけとは限りません。
ペラペラ・ヨレヨレになる生地より、パリッとハリのある生地の方が、好印象を与えます。
長時間着ることになる白衣は、デザイン上はパリッとしたものに見えても、後からみるとヨレてしまうことも多いものです。デザインだけではなく素材にも注意してみると良いでしょう。

有名デザイナーが手掛けたデザイン

デザインはブランドイメージも重要です。
特に審美性を求めて通院する美容クリニックや審美歯科では、患者さんの美意識も相当に高いです。
診療する医師にも、相応の美意識が求められているといっても過言ではありません。
有名デザイナーがデザインした白衣ならば、そうした患者さんのお眼鏡にもきっと適うことでしょう。

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白衣のデザインにこだわることで得られるメリット

すでに開業しているクリニックや歯科医院の場合、新たな白衣に入れ替えるとなるとコストもかかるのでよく検討したいところですよね。
そこで、かっこいい白衣に入れ替えることで得られるメリットをまとめてみました。
どういった要素を重視するべきか、ぜひ検討材料にしてみてください。

患者さんの信頼向上につながる

何度も言うようですが、やはり患者さんに与えるイメージが重要です。
シワができやすい白衣を着用していたり、無機質で硬いイメージを与えてしまったりする白衣は、患者さんの信頼を損ねてしまいます。
「そんなに細かく見てないでしょう?」と思うかもしれませんが、そうした些細な印象だからこそ感覚的なイメージとして残りやすいものです。
患者さんにリラックスして治療を受けてもらうためにも、白衣が与える印象には特に気を遣う必要があります。

人材が集まりやすくなる

イメージが重要なのは、クリニックを利用する患者さんだけではなく、外部に人材も同じです。洗練されたイメージを感じる職場であれば、「ここで働きたい!」と思わせる要素が増えます。
つまり、かっこいい白衣は求人対策としても有効なのです。
また出入り業者など、外部の関係者に与える印象を変えるという意味でも、白衣が与える印象は重要と言えます。

既存スタッフのモチベーションが上がる

新しくやってくるスタッフだけではなく、今働いているスタッフのモチベーションも上がることでしょう。
普段は「どうせ白衣なんて同じでしょ……。」と思っている人でも、いざ新しい白衣に袖を通すと気分が変わってくるものです。
モチベーションの高さは周囲に与えるイメージにも影響します。患者さんに与えるイメージの良さも、さらにアップすることでしょう。

快適に働くことができる

優れたデザインの白衣は、見た目だけでなく機能性も高くなっています。
例えば、シワになりにくい、ストレッチ性が高い、型崩れを起こしにくいなどの要素です。
選び方次第ではありますが、新しい白衣に入れ替えることで、ついでに機能面もアップすることができます。

白衣のデザインが与える影響は案外大きい!

白衣が周囲に与えるイメージについて一通り紹介してみましたが、どのように感じたでしょうか。
「言われてみれば、その通りだ」、「大げさすぎるな、そんなに大したことじゃないはず……」、色々な感想を抱いたことでしょう。
そして、それはクリニックを利用する患者さんも同じなのです。患者さんはクリニックの説明や対応にさまざまな印象を抱いています。
そして、その印象を左右するのが、「白衣」なのです。白衣のデザインが与える印象は、思っているよりも大きいものです。
かっこいい白衣を導入して、クリニックの信頼度をさらに高めていきましょう。