白衣についてのお役立ち情報

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白衣はどれも大差がない、清潔感があれば構わないというのは古い考えかもしれません。
色・デザイン・機能性、そうした要素は着用している作業者だけでなく、来院した患者さんにも影響を与えます。ただの作業着として考えるのではなく、メリットを理解し意識することでよりより環境づくりも可能です。
そこで、白衣のメリットとは何か、現場で選ばれる白衣の特徴についても紹介します。

10プロ意識を生み出す白衣のメリット

白衣と聞いて一般的に思いつくのはドクターウェアですが、実際の現場で多く使われるのは「スクラブ白衣」や「ケーシー白衣」です。

こうした白衣は、着ている本人だけでなく、来院する患者さんのことも考えて購入するのがおすすめです。
医療現場のユニフォームとなる白衣に身を包むことで得られるメリットを把握すると、新規購入や買い換えの時に役立つかもしれません。

白衣のメリット

白衣に限らず働く現場で着るユニフォームには、汚れや危険物から身を守る役目や職場で働きやすい機能が備わっています。
それぞれの目線でどのようなメリットがあるのか確認してみましょう。

着用者のメリット

どの職場のユニフォームにも言えることですが、汚れを気にせず働けることが大きなメリットとなります。
同じデザインの白衣を複数枚支給することで、万が一汚れても職場ですぐ着替えられるので安心です。

そして、私服と白衣で仕事に対するオンオフの切り替えができるので、作業者のモチベーションも維持できます。
その日の服装に気を使うことなく、仕事に向け気持ちを切り替えられるのでスムーズに仕事に取りかかることができるでしょう。

職場のメリット

ユニフォームは昔から社員の士気向上・業績向上のアイテムとして使われてきました。業務にふさわしい行動と心構えを生み出すことができるユニフォームは、医療従事者としての自覚が生まれます。
身につける衣服は感情に影響を与え、マンパワーを高められるのです。

また、最近は昔とは違うメリットも生まれました。作業効率・機能性に着目しただけでなく、デザイン性にも優れた白衣が提案されています。
オシャレな服装は、これから働く求人希望者が増えるきっかけにもなります

デザインが豊富になったことで選択肢が増え、白衣によっては購入費やクリーニング費といったコストを抑えられるのも経営者としてのメリットかもしれません。
機能面をみると、吸汗速乾、制電、制菌加工といった医療の現場に嬉しい機能も登場しています。

患者のメリット

衣服は着ている本人だけでなく、作業風景をみる周囲の人の感情にも影響を与えます。一番わかりやすいのは役割の確認でしょう。
警察官の制服や配送員のユニフォームのように、衣服は社会的な役割を見分けられます。

白衣であれば、患者さんに信頼と安心感を与えます。
さらに言えば、きれいに整え清潔感のある白衣は、周囲に好印象を与える病院の顔にもなりえます。注意する点があるとすれば「色も感情に影響する」点です。
そのため、色のついた白衣の需要が高くなっていることも覚えておきましょう。

色のついた白衣のメリット

「白衣をみると血圧が上がる」といった話を聞いたことはありませんか?
自宅で測ると正常値なのに、病院で血圧を測ると一時的に数値が上がる。これは白衣を見たことで緊張・ストレスを感じるホワイトコート症候群と呼ばれる症状です。
白衣の白は「清潔感」を印象づけますが、同様に「冷たい」、「怖い」などの威圧的な印象を与える場合があります。

色はカラーセラピーとしても利用されるので、医療の現場では大切な要素です。患者さんが利用する待合室の壁紙を、時間が短く感じられる寒色系や緊張を和らげる暖色系でイメージにあわせ選ぶように白衣の色も選んでください。

たとえば、看護師の服を白無地から赤系の色に変更すると、患者からの印象が良くなったという調査結果もあります。
清潔感のある院内で、色とりどりの白衣を着用した看護師・スタッフが働いていると明るく華やかな印象になるかもしれません。

チーム体制で動く病院によっては、チームごとに色の違う白衣を着るといった活用法もあります。女性目線では、白はインナーが透けやすいので色のついた白衣の導入は嬉しいといった声も上がっています。
医療スタッフ、病院、患者さん3者の目線でメリットのある白衣を選ぶなら、色つきのものを選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。

色から連想されるイメージ
  ポジティブ ネガティブ
清潔・清楚・純粋・純真・潔白 冷淡・薄情・無個性
社交的・情熱的・積極性・愛情 危険・警告・緊張・怒り
知的・落ち着き・慎重・信頼・誠実 冷たい・悲しみ・不安
安らぎ・癒し・健康・爽やか・若々しさ 未熟・無難・保守的
明るい・元気・明朗・愉快・朗らか 警戒・注意・ハデ・幼さ

次は新規購入、買い換えを検討している方のためスクラブ白衣とケーシー白衣のメリットをそれぞれ紹介します。

11スクラブ白衣のメリット

1990年代のアメリカの医療現場ではスクラブが流行しました。元々は手術着として使われていたスクラブですが、機能性が優れていることから病院や介護施設を中心にスタッフへの普及が進んでいます。

スクラブ白衣とは?

洗濯

スクラブは首元がVネックになっている半袖の医療用白衣。「ゴシゴシ洗う」という意味のスクラブが語源で、その名の通り強く洗っても生地が傷みにくいのが特徴です。
1着の値段も安くコストパフォーマンスに優れ、大量購入した時のコストを抑えることができます。最近は、医療の現場だけでなく介護やエステサロンなどでも導入されています。

スクラブ白衣のおすすめポイント

「動きやすく、圧迫感がないので着ていて楽」こうした点が、人気になる理由のひとつでしょう。
丈夫な素材ではありますが、薄くて動きやすいのでTシャツを着る感覚で着用できます。診察・注射・介護まで、様々な業務をこなす上で動きやすいのは大きなメリットです。

そして、洗濯機で気軽に洗うことができるのも嬉しい点でしょう。以前までの白衣やナース服では、手入れの方法が特殊だったりしてクリーニングに時間がかかっていました。

こうした点をみても、清潔感を重視し消費の激しい医療現場では、手入れのしやすいスクラブ白衣の方が使いやすいと言えます。
最近は速乾吸収性に優れたものも提案され、さらに使い勝手がよくなっています。血や汗を吸収して院内感染のリスクを抑える、衛生環境を守る面でもメリットになります。

また、ダブルポケットを採用する、ペンのインクにじみを防止する補強布の配置といった工夫が施されたスクラブ白衣が作られているのはご存知ですか?
現場の声を聞いて使いやすさを高めた商品が提案されているので、買い換えることでも手入れの手間や利便性を高められます。
白衣なんてどれも同じ!と決めつけず、探してみると希望の白衣が見つかるでしょう。

12ケーシー白衣のメリット

昔ながらのドクターコートは丈が長く動きづらいデメリットがありました。緊急時には、その動きにくさが作業の妨げになるケースやフロントのボタンが邪魔になるケースもあったようです。
そのため、外科医などは丈の短いケーシー白衣を着用することが多くなりました。

ケーシー型

ケーシー白衣は首元がタートルネックのようになっている、丈の短い半袖の医療用白衣。名前の由来は1960年代に放送されていたアメリカのドラマ「ベン・ケーシー」からきています。
デザインとしては昔の床屋さんがきていた白衣になります。実は中世までは医師ではなく床屋が外科手術を行っており、その名残で着用されていました。

スクラブ

医療機関の中でもリハビリの方が着用することの多いケーシーは、スッキリとした見た目で動きやすいように作られています。
肩、腕周りの動きに制限がないデザインで、腕を上げても布が全部上がる感覚もなく女性にも人気です。

現在はカラーバリエーションも豊富になったことで、パンツとのコーディネートを楽しめるようになりました。
なので、職場の雰囲気にあわせ色を選んでも良いかもしれません。

また、スクラブ白衣と違い首元まで隠れているデザインも多く、インナーを選ばず着られるのが嬉しいという声もあります。
色味の明るいものや柄物を着た上からでも着られるのは、人によっては気になるポイントのようです。機能面ではストレッチ性はもちろん、夏場でも涼しく快適です。

寒い冬場はケーシーの上に、ドクターコートを羽織るスタイルも見かけます。基本的にシンプルなデザインなので、年齢・性別を問わず利用しやすくあらゆる現場におすすめできる白衣です。

13医療従事者も患者さんも嬉しい白衣を導入しませんか

白衣は仕事をするのに適した機能を備え、患者さんに信頼感を持たせるユニフォームです。ただの仕事着だと考えている人もいますが、もたらす影響は小さくありません。
様々な企業が機能性、デザインに優れた白衣を提案しているので、導入することで職場のイメージを変えることも可能になります。
よりよい環境づくりに向け、是非新しい白衣をチェックしてみましょう。