白衣についてのお役立ち情報

女性

みなさんの白衣のイメージは白くて丈の長いコートのイメージがありますよね。
しかし実際は様々な種類の白衣があり、それぞれ活躍できる現場や備えている機能は違います。
白衣として最低限求められる機能はもちろん、素材や形で変わってくる白衣が持つそれぞれの機能を知っておくと、これから新しい白衣を選ぶ際や今着ている白衣を最大限に生かすことに役立ってきます。

1白衣に求められる機能

近年、白衣はいろいろな機能を備えたものが増えてきました。その分、白衣の選択の幅も広がってきていますが、基本的には白衣は医療従事者が着用する外衣なので、最低限に備えていた方がいい機能はいくつかあります。
今回はその中で最低でもこれはあった方がいいという機能をいくつか紹介します。

最低限に備えていた方がいい機能

防汚加工や制菌作用といった衛生面対策に役立つ機能

防菌

診察や治療を行う際も着用するため、出来る限り清潔に保つ必要があります。なので、防汚加工や制菌機能はあった方がいいです。

高い耐久性や防炎機能

防炎

薬品などをよく使用する現場もあると思うので、薬品が白衣に付着してしまった際に火傷をする恐れを考慮して耐久性や防炎機能も備えていた方がいいです。

手術時に使用する白衣は緑色が好ましい

手術着

手術時は、赤の反対色である緑が捕食残像として見えてしまう影響を抑えるために、白衣は緑色を選ぶのが好ましいです。

2素材と形で大きく変わる白衣の機能

白衣は基本的に室内で着用するユニフォームのため、そこまで生地や形に違いがないと思われがちですが、働く環境や職種の役割にあわせてしっかりと工夫がされており、生地でも機能が変わります。
そこで、用途に合った機能を選べるようにするために、白衣の形と使われている生地、それぞれが持つ特徴と効果をしっかりと押さえておきましょう。

生地で変わる機能

  • ・ソルファストレッチ生地:洗濯してもくずれない耐久力を求めたいとき
  • ・クレアシオン生地:ストレッチ性と肌触りを重視したいとき
  • ・ドミナントニット生地:肌触りもよく、軽量化されて動きやすさを求めたいとき
  • ・エーデルワイス生地:高い防透性を求めるならこの生地
  • ・2wayストレッチサージ:防菌・防臭機能で菌の繁殖を防いで清潔感を保ちたいとき

形で変わる機能

スクラブ

スクラブは半袖で首元がVネックになっていて、ゆったりとした形になっています。
Tシャツのような感覚で着ることができるため、アクティブに動く現場でよく着用されています。豊富なカラーバリエーションとゴシゴシ洗っても生地が傷まない高い耐久性が魅力で、近年着用している人が増えている人気の白衣です。

スクラブは基本的に、医療現場・エステサロン・介護現場などで着用されていますが、最近は看護師やドクターも着用する人が多く幅広い環境で活躍することができます。

ケーシー

ケーシーはスクラブと同様の半袖ですが、首元の部分がタートルネックに近い形になっています。
もともと理容師の作業服として活用されていたため、腕周りなどの機動性が高く動きやすいのが特徴です。

また、通気性もいいため夏場でも涼しく仕事をすることができます。
ケーシーを着用している人は、歯科医師・外科医師・医療技術者などの動きやすさを求められる人が多いです。

ドクターコート

ドクターコート

白衣と聞いたら、一般的に思い浮かぶのがドクターコートでしょう。ロングコートのような丈の長さで基本的に色は白です。
清潔感を演出する効果があり、深めのポケットがついているため大きめの道具や本も収納できます。

しかし、丈が長く動きにくい面があるため、起動面ではスクラブやケーシーに劣ります。
ですが、ドクターコートを着ているだけで医者だとわかりやすく、病院内で探しやすく診察時は患者から信頼感が得やすいなどのメリットがあります。

基本的には医師が着る白衣です。スクラブの上から羽織る医師もいます。

ナースウェア

ナースウェアは昔と比べると形や機能面が大きく変わった白衣です。ナースと言ったらワンピース型の白衣でナースキャップを被っているイメージが強いです。

しかし、近年は動きやすいようにパンツスタイルのものや、スクラブを着用する人が増えています。
看護師は基本的に病院内を動き回る職種のため、ストレッチのきいた素材を使用し、インナーが透けないように考慮した加工が施されているものが多いです。

素材や形などで特徴がでる白衣。
職種や環境にあわせた白衣を選ぶ際には「形や素材」で変わる機能面に注目して、着る人が働きやすい環境作りをサポートしてくれるものを探しましょう。

3男女の白衣で変わる重要な機能

白衣は働く環境や職種で求められる機能性が変わりますが、男性が着るか女性が着るかでも重要視されてくる機能やポイントが変わってきます。

白衣は白色や薄めの生地が採用されることが多いため、男女が着る白衣を準備する場合は、インナーが透けないように透け防止機能が備わっている白衣を選ぶようにしましょう。
毎日の仕事でインナーを気にしないといけなかったり、透けるせいで仕事に集中できなかったりする場合があるため、仕事のパフォーマンス低下に繋がる可能性もあります。

また、女性ドクターが着るドクターウェアは、知的で美しいシルエットラインに見えるかなどに注目して選びましょう。
知的な雰囲気の演出は、患者に信頼感や安心感を与えることができるため重要なポイントになります。

様々なタイプのナースウェア

レディーススクラブ 動きやすくゆっとりとしている。着脱時にメイクや髪の乱れが気にならない
レディースケーシー シンプルなデザインのため、シルエットが綺麗に見える。
ワンピースタイプ 女性らしく可愛いデザインで人気。また、医療スタッフだけではなく受付スタッフが着用している場合もある。
チュニックタイプ 女性らしさが表現できるシルエット。また、丈が少し長くお尻が隠れ点も女性に人気。

4「外的機能と内的機能」のバランスを重視しよう

白衣などの職場で着用するユニフォームは、基本的に「外的機能・内的機能」二つの機能を持っています。
外的機能と内的機能がどのような効果を持っているのか把握しておくと、白衣を選ぶ際に理想の白衣が見つけやすくなるかもしれません。

外的機能=着ている人を外から見た際に効果を発揮する機能

企業のイメージアップ効果

アップ
他社との違いを作り自社のイメージを固める効果

外的機能は基本的にデザインなどが大きく関わってくる機能です。
最近は白衣もデザインの幅が広がってきているため、自社ならではのイメージを作りやすくなっています。

「企業のイメージをアップしたい」「ネームバリューを上げたい」と考えている場合は、白衣を選ぶ際にデザインなどを重視して選ぶとより高い効果を得ることができるでしょう。

内的機能=着る人に効果を発揮する機能

仕事のパフォーマンスを上げる効果

機能性
社員のメンタル面のケアやモチベーションアップの効果

内的機能はユニフォームそのものが持つ機能が大きく関わってきます。
白衣の素材や形を作業環境にあわせてしっかりと選ぶことができれば、職員の仕事のパフォーマンスを向上することができたり、作業時にかかるストレスを軽減したりすることができます。

「環境を働きやすい環境にして仕事のパフォーマンスを上げたい」「環境面からくるストレスを軽減したい」と考えている場合は、デザインよりも素材や形などの機能性を重視して白衣を選ぶようにしましょう。

新しい白衣を探す際には、「外的機能」と「内的機能」どちらの機能を優先させるかを決めると探しやすくなります。
外的機能と内的機能のバランスと白衣の形や生地が持つそれぞれの機能性を把握しておくことで、求めている白衣をピンポイントで見つけることができるでしょう。

4白衣は機能を押さえて選ぼう

白衣は医療従事者が着用する衣類であり、意外にも種類や機能性で選ぶ場合、選択肢が幅広くあるため大変です。
近年は、白衣や作業服、ユニフォームなどへの考えが柔軟になってきているので、デザインや素材などの自由度が上がってきています。
そのため、見た目が白衣っぽくないと認識されやすいスクラブも機能性が高く、様々なところで白衣として採用され普及が進んでいます。

今後、新しく白衣を購入しようと考えている人は、外的機能と内的機能どちらを重視した白衣が必要なのかをしっかり把握した上で、仕事をする際にサポートをしてくれる機能を重視して選ぶようにしましょう