いざ新しく購入したパンツを履いてみたらウエストが合わなかった、体型が変わってウエストがゆるくなった・きつくなったとき、どうしていますか?
新しいパンツを買うというのも一つの手段ですが、購入し直さず自分で直す方法もあります。
今回は自宅でできるウエスト調整の方法をご紹介させていただきます。
このページの目次
ウエストが緩いときの対処方法
ベルトで調整する
ウエストが緩いときに最も手軽に調整できるのが、ベルトを使った対処方法です。
作業着のパンツはベルトループがついているものがほとんどなので、ベルトを少しきつめに締めればウエストの緩さを解消できます。
時間をかけずに対処できるため、まずはベルトで調整してみるのをおすすめします。
ですが、あまりにもウエストが緩い場合には、ベルトをきつく締めたときに生地が余ってしまい、かっこよく着こなすことが難しくなるため、別の方法を検討しましょう。
縫う
ウエストの両端をつまんで縫う方法が比較的簡単で見た目にも綺麗に仕上げることができます。
生地を切るわけではなく、サイズを合わせて縫うだけなので、何度でもやり直すことができ、初めてでも挑戦しやすい方法です。
より綺麗に仕上げたい場合は、ミシン縫いがおすすめですが、手縫いでも問題ありません。
ウエスト調整グッズを使う
ウエストの調整グッズの中でおすすめなのがフィッターです。
ウエストの内側へアイロンでフィッターを取り付けることにで、ウエストサイズが3cmほど小さくできます。
アマゾンや楽天などのネット通販で簡単に手に入れることができます。
ウエストがきついときの対処方法
ウエスト出し
後ろ側の真ん中にある縦の継ぎ目を縫い直して縫代の幅を変えることで、約5cm位広くすることができます。
逆にウエストが緩く、狭くしたい場合にも使えます。
縫う作業自体の難易度はそこまで高くないですが、縫い付けてあるミシン目を解く際に、隙間にハサミを入れて糸を切らないといけないので、布を切らないように注意が必要です。
綺麗に仕上げるために、縫い直す際にはミシンの使用がおすすめです。
ウエストアジャスター
ウエスト部分につけるスライド式の調整ベルトのことをアジェスターといいます。
ウエストのサイズを合わせ、アジャスターのスライド部分にある凸部分と付属金具とをかみ合わせます。
アジャスターはウエストを8センチ程増減させることができるため、非常に使い勝手のいいアイテムです。
100均でも取り扱っているところがありますので、比較的簡単に手に入ります。
作業着のサイズを選ぶポイント
採寸する
パンツを購入する際には、必ず採寸をして自分の体型に合ったものを選ぶようにしましょう。
Lサイズと記載があっても、全てのLサイズが同じサイズというわけではありません。
試着ができる場合は必ず試着をし、通販で購入する場合は採寸をしてから購入したい商品のサイズ表を確認して、どのサイズを購入するか決めましょう。
ゆとりのあるサイズを選ぶ
しっかり採寸をして購入しても、朝と夜・食事後など1日の中でもウエストのサイズは必ず変化します。
そのため、ジャストサイズの作業着を選んでしまうと、食後にウエストがきつかったり食い込んでしまいお腹が圧迫されることで体調不良になったり、全体的にパツパツで余裕がない作業着は動きにくいため、作業効率を落とすことにつながります。
動作をスムーズにするためにも、やや余裕のあるサイズ感のものを購入することをおすすめします。
素材による違いも考慮する
サイズは同じでも、生地に使われている素材によって着心地が異なることがあります。
例えば、同じサイズでもストレッチ性のあるものとないものでは、着用したときのサイズ感が異なります。
また、作業着の中でも近年人気の高い細身のパンツは、ウエストのサイズだけ確認して購入してしまうと、太ももやふくらはぎのサイズが通常より細めで、きつく感じてしまうかもしれません。
ウエストが合わないときは自宅で応急処置を!
新しいパンツの購入時には、これまでと同じサイズのものを選ぶのではなく、必ず採寸をした上で、自分の体型に合ったサイズを選ぶようにしましょう。
ですが、いざ作業着のウエストが合わないときには、まずは自宅でできる対処方法で解決できるかどうかを、検討してみましょう。
緩い場合もきつい場合も、縫い直す方法で綺麗に直すことができたり、針と糸を使わずウエスト調整ができる便利なアイテムも発売されています。