- 普段は作業着を着て仕事をしていて、いざ出張が決まったときに、いつもの作業着で出張先に行っても大丈夫?
- スーツを着ていかないといけないの?
このように服装について不安を感じられる方が多くいます。
今回は出張時の服装について、服装の選び方はもちろん、収納方法や宿泊先での洗濯についてなどもご紹介させていただきます。
このページの目次
出張時の服装について
出張時の服装はこの3パターンが一般的です。
- スーツ
- スーツ型作業着(ワークウェアスーツ)
- 作業着
出張先でオフィスへの出勤や取引先への訪問が発生する可能性がある場合は、スーツの着用が無難です。
あくまで技術職として出張に行き、作業現場にしか行かないのであれば、作業着のみで問題ありませんが、作業現場以外へ行くスケジュールが入りそうな場合は、スーツと作業着の両方を持っていきましょう。
ですが、スーツと作業着を両方持っていくとなると、荷物が多くなる上に嵩張るので、長距離の移動や電車移動だと結構大変です。
そんな問題を解決してくれる服として、最近人気なのがスーツ型作業着(ワークウェアスーツ)です。
タフさと動きやすさといった作業着の機能性を持つ一方で、スーツのようなフォーマル感もあるので、スーツと作業着が両方必要な方に非常におすすめです。
スーツ型作業着について詳しく知りたい方は、こちらをご参照ください。
スーツを持ち運ぶ際のポイント
収納方法
ガーメントバッグを使用
衣服収納の専用バッグで、ハンガーにかけた状態で持ち運びできるので、シワがつきにくいのがポイントです。
ガーメントバッグは手提げやショルダーなど様々なデザインがあり、移動時に使いやすいものを選ぶようにしましょう。
スーツケースに収納
荷物をなるべくコンパクトに一つにまとめたい方や、飛行機移動がメインの方は、スーツケースに入れて持ち運んでいる方が多いです。
スーツで持ち運ぶ際には、衝撃を軽減したり荷崩れが起こらないように収納しないと、型崩れしたりシワができる原因になるため、畳んだジャケットやパンツはタオルや布で包み、バランスを考えて収納しましょう。
シワの軽減方法
ハンガーにかける
宿泊先に着いたら、カバンからすぐに出して、必ずハンガーにかけておきましょう。
パンツはボトムスハンガーを使い、ジャケットは薄いハンガーだとシワや型崩れの原因になるため、厚めのハンガーの使用をおすすめします。
たたみ方
ジャケットは全てのボタンを閉めて、裏返したら肩幅の中心辺りから身頃の中心に向かって折り、折った袖は袖の付け根から先程作った折り目と平行になるように折ります。反対側も同様に折ります。
パンツは折り目に合わせて2回折りたたみます。
最後にジャケットの上にパンツをのせて、ジャケットの裾から持ち上げ、パンツを包み込むように二つ折りにします。
たたみ方によってはシワが付きよれよれになってしまうため、注意が必要です。
シワ取りのスプレー
持ち運びや着用でできてしまったシワを取る方法としておすすめなのがシワ取りスプレーです。
出張時はアイロンが使用できないことも多いので、携帯用の小さいスプレーを持っておくと安心です。
最近ではシワ取りの機能だけではなく、ウイルス除去や消臭性能の付いたスプレーも人気があります。
浴室の蒸気
浴室の蒸気がスチームのような機能を果たしてくれるので、スーツに水分を含ませることでシワを伸ばしてくれます。
30分間程吊るした後は、風通しの良い日陰に移動して干しましょう。
出張先での作業着の洗濯方法
ホテルの洗濯機・乾燥機を利用
宿泊先に共用の洗濯機・乾燥機がある場合、それを使用するのが綺麗に洗い上げることができ、乾かなかったという事態になることもありません。
基本的に使用は有料の場合がほとんです。
室内で洗濯
一番手軽な方法がホテルの室内にある洗面台や浴槽で洗濯を行うことです。
長期出張の場合は洗剤を購入しておくと便利ですが、忘れてしまった場合は備え付けの石鹸をぬるま湯で溶かせば大丈夫です。
汚れが目立つ場合にはお湯につけ置きしたあとに、丁寧にもみ洗いをしましょう。
重要なのはしっかり乾かすことで、半乾きだと臭いの原因になります。
バスタオルで包み脱水をしたあとで、換気されている場所でしっかり乾かすようにしましょう。
クリーニングに出す
最も金額がかかる方法になりますが、ホテルのクリーニングを使用することもできます。
クリーニングなので仕上がりの精度はもちろん高いです。
その日中に仕上がることがほとんどなので、必要以上に作業着を持参する必要もありません。
コストさえ大丈夫であれば、手間をかけず綺麗に仕上がるのでおすすめです。
出張時の服装はスケジュールに合わせて決めよう
出張時の服装は出張先での予定に合わせて、作業着・スーツ・スーツ型作業着のどれを着用すればいいか判断しましょう。
スーツは収納の仕方によって、シワがついたり型崩れする可能性があるため注意が必要です。
また、作業着は汚れがついたり汗もかくので、宿泊先での洗濯が必要になります。コストや仕上がり・手間などを考え、ご自身に合った洗濯方法を選びましょう。