ハーフコートは名前の通りハーフ丈のコートだということは分かりますが、作業効率に関係する特徴を持っていることはご存知ですか?
今回は着用シーンや特徴を知り、作業環境に合ったハーフコートが選べるよう、おすすめのアイテムをご紹介させていただきます。
このページの目次
ハーフコートとは?
腰くらいまでの丈の長さのコートをハーフコートと呼びます。
お尻が丁度隠れるくらいの長さだとハーフコート、それより長ければコート、それより短ければジャケットと定義付けされることが多いですが、実際にはこの定義はブランドにより様々なようです。
作業現場で着用するハーフコートは、耐久性・速乾性に優れていて軽いため、ポリエステルの生地が使われていることが多いです。
ハーフコートの着用シーン
ハーフコートの作業着は以下のようなシーンで着用します。
・天候が悪い日の雨具として
・防寒具として
・医療現場の白衣として
撥水性や防水性に優れたハーフコートは、雨の日の外作業でも安心して着用できます。
防寒具の場合はこの機能に加え、裏面がボア仕様になっていたり防風性が高く作られています。
また、主に医療現場で着用されるような白衣で、お尻が隠れるくらいの丈のものも、ハーフコートと呼びます。
防寒コートについてさらに詳しく知りたい方はこちら。
白衣についてさらに詳しく知りたい方はこちら。
ハーフコート作業着の特徴
動きやすい
ハーフコートは足が隠れておらず自由に動かすことができるため、屈伸運動が多い作業時でも不便さを感じずに着用できます。
しゃがんで作業を行う際にも、地面にコートの裾がついて汚れたり、踏んでしまう心配もありません。
体を動かす仕事で着用するのであれば、効率性の高いハーフコートをおすすめします。
防寒性が高い
防寒性を高める上で重要なのが、お尻まですっぽり隠れる丈感であることです。
風の侵入を最小限にする上では、ハーフコート丈の長さが必要で、もちろんさらに長ければ防寒性も上がりますが、動きやすさを考えると、ハーフコートが人気です。
屋外作業におすすめのハーフコート
防風・防寒ハーフコート
衿や背中部分に太陽の光を熱に変えるソーラーセンサーを採用した、保温性の高いハーフコートです。
袖口のマジックテープや、裾にドローコードがあるためサイズ調整がしやすく、風の侵入も防いでくれます。
高撥水なので水や油をはじき、汚れが付きにくくなっています。
軽量防寒ハーフコート
ポリエステル100%でシワになりにくく、水に濡れても乾きやすい素材を使用しています。
撥水加工がしてあるので、雨でも水をはじいて寒気や冷えから身体を守ってくれます。
フード付き防水防寒ハーフコート
2,000mmの高い耐水圧と、目張り加工の軽量・防水・防寒ハーフコートです。
保温性にも優れていて、撥水加工も施しているため、天候が悪い日でも安心して着用できます。
袖口のアジャスターや携帯収納ポケットなど、便利機能も豊富です。
ライトウォームハーフコート
中綿で保温性の高い防寒ハーフコートです。
表面が撥水加工になっているため、水や雨をはじいてくれます。
私服でも着用できるようなスタイリッシュなデザインも人気の一着です。
白衣を着用する方におすすめのハーフコート
ミズノのメンズハーフコート
制菌加工で常にクリーンな「フルダルウェザー」という生地を使用しています。
制電機能で不快な静電気も軽減してくれます。
透けにくく、中に着用しているシャツやアンダーウェアが気になりにくい点もおすすめです。
腕の上下運動時などの引きつられる感覚を抑えた、ミズノ独自の動的機能裁断法「Dynamotion Fit」を採用したハーフコートです。
女性用はこちら。
メンズシングルハーフコート
足さばきのよい人気のハーフ丈で、制電糸入り素材なので、冬場の不快なまとわりつきを軽減してくれます。
両脇のポケットは、整理しやすい二重構造になっています。
機能性抜群の女性用ハーフコート
ハリ・コシがあり、吸汗性と速乾性が高い肌触りの良い高品質な生地を採用しているため、型くずれしにくくなっています。
袖口スリットや脇下のゆとり・ラグラン風袖など、運動面も優れています。
用途に合わせてハーフコートを選ぶ
ハーフコートは防寒具や雨具として、また医療現場などでの白衣など、用途やシーンによって選び方も異なります。
足が隠れない丈感は、体を動かす仕事をする際に非常に動きやすく、作業効率を下げずに着用できるのがおすすめポイントです。
アイテムごとに、保温性や防風性・撥水性等様々な性能が備わっていますので、着用する環境に合うハーフコート選びの参考にしてみてください。