空調服とファン付き作業着で違う
まず覚えておかなければならないのは、空調服とファン付作業着は厳密には違うということです。空調服という名前では、特許がとられていて、株式会社セフト研究所と株式会社空調服が商標登録をしているものが空調服と呼ばれています。
ですが、競合も同様の商品をたくさん販売していて、それらはファン付き作業着というように呼ばれています。
ですので、一口に空調服のバッテリーといっても、それぞれの会社によってバッテリーの種類が違ったりすることがあります。
なので、ご自身がお持ちのバッテリーの充電方法について、相互性について確認するより前にまずご自身の作業着が空調服なのか、それともファン付き作業着なのかを確認するようにしましょう。
充電の仕組みについて
次に充電の仕組みについても解説します。これが分かっていないと、相互性について理解するのが難しいです。
ACアダプタ
まず、コンセントに挿す部分のことをACアダプタといいます。
このACアダプタもバッテリーによって専門のものが違うことがあるのですが、違うACアダプタでも利用できることはあります。
それにはポイントがあるのですが、現在お持ちのACアダプタがもし壊れたとして代わりに別のACアダプタを利用する場合は、記載されている数値を見るようにしましょう。
5Vとか500ミリアンペアとか記載されているのを記載されている部分があるのですが、これらの数値が一緒であれば、理論上は相互性があるということになります。
DCプラグ
次に考えなければならないのがDCプラグです。
こちらはコンセントに挿す方ではなく、バッテリーに差し込む、つまり差し込み口に挿す部分のことをDCプラグといいます。
DCプラグは円状であることが多いので、ぱっと見さまざまな差し込み口に対応しそうではあるのですが、実際はかなりの数のDCプラグの種類が存在しています。
基本的にバッテリーの製造メーカーが違えば、DCプラグは対応していないと考えるのが良いでしょう。
なので、ACアダプタの数値のみが対応していても、DCプラグが対応していないということも考えられます。
基本的には相互性は低い
そして、いよいよ本題のファン付き作業機のバッテリー充電方法の相互性についてですが、基本的には相互性は低いと考えていただいた方が良いです。
一般的に出回っている差し込み口として、USBやマイクロUSB、iPhoneの場合であればLightningコネクターが有名ですが、ファン付き作業機用のバッテリーの差し込み首差し込み口は、DCプラグであることが多いです。
なので、今お使いのバッテリーの充電器を別のものに変えたいと思っても難しいことが多いですが、もちろん一致することもありますので、ACアダプタの数値とDCプラグの差し込み口が一致するかどうかで、相互性について最終的に判断すると良いでしょう。
電源だけも売ってる
ちなみに、電源プラグもやはり経年劣化するものですので、ボロボロになってきた場合はアダプタのみ販売されている場合もありますので、そちらを探して購入してみると良いと思います。
もちろん、数値を確認して、DCプラグの部分が一緒であれば、専用のものでなくても交換可能です。