「空調服がどんな仕組みか分からない」という人向けに、空調服ファンの取り付け方と取り外し方を、メーカー別に分かりやすく解説します。
ファンの故障リスクを減らす手入れの方法も合わせて紹介するので、最後まで読んでみてくださいね。
このページの目次
空調服ファンの取り付け方
多くの空調服では、ファンの外側にある「リング」で、ファン本体を固定する仕組みです。
- 空調服の背中にある丸い穴に、表側からファンを取り付ける
- 空調服の内側からリングを取り付ける
(ケーブル差し込み口が下に来るように調整する) - バッテリーとケーブルを取り付ける
上記の手順でファンの取り付けができ、空調服を使うことができます。
自重堂・XEBEC・アイトスなどのメーカーは、上からリングをはめこむ「ワンタッチファン」なので、カチッとなるまでリングを押し込みます。
リングにはH・Lサイズがあり、生地の厚さに応じて選びましょう。
バートルのエアークラフトは、リングをつけて回すだけなので、位置を気にせず装着することができます。
空調服ファンの取り外し方
ワンタッチファン (自重堂/XEBECなど) |
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バートル製 |
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取り外し方は、ケーブル→リング→ファンの順で、取り付け方と逆の手順で外します。
ワンタッチファンは、左右に引っかかっている”ツメ”を無理やり外そうとすると、折れるおそれがあるので注意しましょう。
ファンを綺麗に掃除する方法
ファンユニットを取り外したら、綿棒やウェットティッシュでプロペラ部分を掃除しましょう。汚れが落ちにくい場合は、中性洗剤を使用するとよいです。
草木や粉塵がついたままにしていると、ファンの故障リスクが高まります。「送風機能が落ちて涼しくならない・バッテリーの消耗が激しくなる」といった原因にもなります。
なお、工具を使ってファンを分解すると、故障の原因になるので控えましょう。
バートルのファンは水洗いが可能に
バートル製のファンは水洗いができるので、手入れがしやすく便利です。
新しいモデルのファンは、プロペラの枚数やカバーの目が多く、綿棒で拭き取るのが大変なので、ササっと水を流して洗えるのは嬉しいですね。
ファンフィルターを装着するとお手入れが簡単
ファンフィルターで保護すると、プロペラが汚れにくくなるので、手入れの手間を減らせます。
また、ファンの故障リスクを減らすことができるので、長く使いたい人におすすめです。
フィルターをつけると、送風効果が若干落ちてしまうので、出力を調整できるバッテリーを使うと良いでしょう。
【関連記事】ファン付き作業着(空調服)のフィルターはなぜ必要?効果を解説
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以上が空調服のファンの取り付け方・取り外し方でした。
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ファンやバッテリーだけ別で買うこともできるので、これを機にチェックしてみてはいかがでしょうか。