アロハシャツについてのお役立ち情報

女性

派手なイメージがあるため、着こなしにくいと思われがちなアロハシャツ。
しかし、実はデザインの幅が広いため、
用途に合わせて選びやすいファッションアイテムです。
ここではアロハシャツの選び方の基本から、
用途別に合わせた選び方までご紹介します。

6アロハシャツとは?

よく知っているつもりでも、実は意外に奥が深いのがアロハシャツです。
まずはアロハシャツの歴史と魅力についてご紹介します。

アロハシャツの歴史

ハワイ諸島

アロハシャツはどうやって生まれたかご存知でしょうか。
ハワイで生まれたことは知っていても、その歴史までは知らない方も多いはず。
実はアロハシャツは、日本とも深い関わりがあるようです。
そもそもアロハシャツは、
ハワイのサトウキビ農場で作業服として普及していた「パラカ」という、
開襟シャツが原型です。
パラカはゆったりとした作りになっているため、暑い農作業中でも涼しく過ごせます。

このパラカを参考にしながら、
ハワイに移住した日系移民が持っていた着物をシャツに仕立て直したものが、
現在のアロハシャツの始まりです。
そのため、当時のアロハシャツは和柄のものが主流でした。
現在ではハイビスカスやリーフ、ウミガメなど、
ハワイの自然の風景を取り入れた様々なデザインのアロハシャツが販売されています。

アロハシャツの魅力

アロハシャツは色合いの華やかさと、自然をモチーフにしたデザインが魅力です。
派手なイメージを抱きがちですが、中には控え目な色合いのものもあるため、
選び方次第でカジュアルからビジネスシーンまで愛用することができます。
さらにハワイでは正装として普及しているアロハシャツですが、日本でもクールビズの普及から、
一部の自治体などで制服として採用されることが増えています。

また、沖縄ではアロハシャツをモチーフにした「かりゆしウェア」という国産シャツも販売されています。
アロハシャツは日本の生活にも馴染み深いものであるということも、魅力の一つと言えるでしょう。

7アロハシャツの選び方の基本

用途に合わせた選び方をするためには、どんなときにも応用できるよう、
基本を身につけることが重要です。
そこで、アロハシャツの選び方の基本をご紹介します。

1. サイズの選び方

アロハシャツは、原型となったパラカと同じように、ゆったりとした作りになっているため、
体型に対してやや余裕をもったサイズが基本です。
そのため、普段着ているシャツと同じ感覚で選ぶと失敗してしまうかもしれません。
あまりピッタリとしすぎたサイズを選ばないように気をつけましょう。

選び方の基準は、ボタンを閉めてもせまく感じないサイズで、
袖丈が肘にかかるか、かからない程度の長さがちょうど良いサイズです。
特にハーフパンツを履くときは、
大きめのアロハシャツを選ぶとカジュアルさを引き立てることができます。

しかし、海外製のアロハシャツの場合は、日本人の体型には合わず、
サイズが大きすぎることがあるため注意が必要です。
サイズが合うかどうか不安な方は、日本製のアロハシャツを購入すると良いでしょう。

2. 生地の選び方

アロハシャツもその他のシャツと同じように、生地の種類によって着こなし方が違ってきます。
素材別の大まかな特徴を確認しておくことが大切です。
アロハシャツに使われている素材は、コットン、シルク、レーヨン、ポリエステルの4種類が主です。
ヴィンテージのアロハシャツには、シルクやレーヨンが使われています。
現在主流になっているのは、プリントがしやすく、
豊富な種類の中から選べるポリエステルとコットンの混紡生地です。

生地の特徴として、コットン生地はハリがあり、シルクやレーヨンは柔らかな素材なので、
同じサイズでも着心地が違ってくる場合があります。
同じサイズで違う種類の生地を使ったアロハシャツを購入するときは、サイズ感の違いに注意しましょう。

8カジュアルに着こなす

リゾート地で着るイメージの強いアロハシャツですが、
選び方のポイントを知っていれば、街中でもオシャレに着こなすことができます。
まずは、アロハシャツを街でカジュアルに着こなすポイントを見ていきましょう。

カジュアルな着こなしのポイント

アロハシャツを普段からカジュアルに着こなすためには、
ストリートの中に溶け込みながら、華やかさも活かせる柄がポイント。
そこで普段の着こなしでは、ネイビーやブラックなど、クールな印象の色合いを選びましょう。
さらに上下のカラーを近い色合いで揃えると、スタイリッシュな印象を与えることができます。
アロハシャツには、和柄に近いデザインのものもあるため、
あえて和風テイストの渋めのコーディネートに仕上げるのも人気です。

さらにアロハシャツといえば、夏のコーディネートと思われがちですが、
ジャケットなどのアウターと合わせると、秋冬のコーディネートにも対応できます。
暗めになりがちな冬のスタイルに明るいアロハシャツを添えることで、
引き締まった彩りに仕上げてみましょう。

カジュアルに着こなせるアロハシャツ

カジュアルな着こなしには、白い柄を基調にして、
シックな装いも感じさせるアルベの7分丈アロハシャツがおすすめです。
袖口が長めという特徴もあるので、他のアロハシャツとは違った印象を与えられ、
春先から秋口まで長く着こなすことができます。
ネイビー以外のカラーは、レッド、グリーン、イエローです。

9お祝い事で着こなす

ハワイでは正装として着用されているアロハシャツは、
結婚式など、おめでたい席での着用にも打ってつけです。
次は、お祝い用途でのアロハシャツの選び方を見ていきましょう。

お祝いでの着こなしポイント

結婚式など、お祝い事では明るく華やかな柄が好まれます。
見ている人の気分も明るくなるようなデザインのアロハシャツを選びましょう。
合わせるボトムスは、白に近いベージュ系統のスラックスがピッタリです。
さらに靴や帽子などの小物も白系統の爽やかな色で揃えると、アロハシャツの色合いがさらに映えます。

ちなみにアロハシャツには、お祝い事には避けたほうがよい柄もあるので注意しましょう。
それは「ラウハラ」という植物をモチーフにした柄です。
本場ハワイでは、ラウハラは「物事の終わり」を表しているため、
ラウハラがプリントされたデザインは、お葬式などで着る柄とされています。
そのため、お祝いの席ではラウハラ柄のアロハシャツは避けるようにしましょう。

お祝いごとに着ていきたいアロハシャツ



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お祝い事の席では、ハイビスカス柄を基調にした明るい色合いのアロハシャツがおすすめです。
AITOZから販売されているアロハシャツは、
発色が鮮やかなブルーを採用しているため爽やかな明るさがありながら、
フォーマルで落ち着いた印象も兼ね備えています。
ブルー以外にブラック、ネイビー、レッドも揃えています。

10職場で着こなす

見栄えが良く涼しいアロハシャツは、自治体、飲食店、土産物店など、
様々な職場で制服としての用途で採用されています。
最後は、職場でのアロハシャツの選び方・着こなし方を身につけましょう。

職場での着こなしポイント

ビジネスオフィスなど、フォーマルな職場ではだらしなく見えない着こなしが重要です。
そのため、選び方もフォーマルさを基準にしましょう。
フォーマルさを演出するために、シワになりにくいコットンがおすすめです。

また、普段は、裾から出したままで着用することが基本ですが、
ビジネスシーンで着用する際には、ワイシャツと同じようにボトムスにしまっておきましょう。
飲食店など、よく動き、清潔さが求められる職場の場合は、
洗濯しやすいポリエステルとコットン混紡生地のアロハシャツがおすすめです。
こちらは作業を快適にできるように、裾を出したまま着こなすと良いでしょう。

職場で最適なアロハシャツ



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オフィス勤務の方には、FACE MIXのコットン100%アロハシャツが最適です。
複数の色を組み合わせていますが、
派手すぎない控えめさを感じさせるデザインに仕上がっているので、
オフィス内でも浮いた印象になりません。
色はホワイトの他に、レッド、ネイビーが販売されています。

飲食店など、接客業の制服・作業服として着用する場合は、
色合いが爽やかなアルベの半袖アロハシャツが最適です。
涼し気で活発ながら、グレーの縁取りで落ち着いた印象も与えることができます。

11アロハシャツは用途別に着こなしましょう

アロハシャツは、多彩な魅力を持ったファッションアイテムです。
ハワイ旅行だけではなく、普段のファッションや仕事の場にも取り入れることができます。
その魅力を存分に引き出すために、ここでご紹介してきたことを参考にしながら、
用途に合ったアロハシャツを選んでみましょう。