「空調服を導入したいけど、いろいろ種類があってどれを選べばいいのかわからない・・・」
今年は記録的な猛暑が続き、外でお仕事をされている場合は特に、
空調服の導入を検討されている方も多いと思います。
空調服を取り扱うメーカーは多数ありますが、今回ご紹介したいのは、
バートル社の「エアークラフト」という空調服。
機能性が高く、なおかつスタイリッシュなデザインは、
現場でお仕事されているスタッフからも絶大な支持を得ています。
この記事では、「エアークラフト」の特徴や種類、おすすめポイントなどを詳しくご紹介します!
このページの目次
1. バートル「エアークラフト」が支持されている理由
まず、バートル「エアークラフト」が、外の現場で働く多くのワークマンに支持されている理由。
それはズバリ、他のメーカーの空調服と比べて、機能性が非常に優れているというものです。
ウェアの生地の質をとってもそうですし、
後ほどご紹介するファンユニット・バッテリーの性能が段違いで高く、
全体的にハイスペックな仕上がりの空調服なのです。
その為、他のメーカーの空調服に比べると、若干値段は高めの傾向にありますが、
空調服を着るシーンでは、外で暑さが厳しく、なおかつハードな動きをするはず。
そんな中でも、耐久性が高く、ファンのパワーがバッチリな空調服を着ていれば、
安心して作業を進めることができますよね。
さらに、エアークラフトはデザインやシルエットがかっこいいというのも、
支持されている理由の1つです。
空調服といえば、どうしても見た目が野暮ったくなりがちですが、
エアークラフトは機能性を損ねることなく、
よりスタイリッシュで空調服ぽさを感じさせないデザイン性を実現しています。
「かっこいい空調服」を着こなすことで、
外で働くワークマンのモチベーションを上げることができるでしょう!
2018年モデルの特徴
まず、2018年モデルのエアークラフトの特徴としては、こちらの3点が挙げられるでしょう。
- ・バリエーションの充実
- ・バッテリーの性能UP
- ・ファンユニットの性能UP
バリエーションの充実
2018年モデルでは、4つのシリーズが登場。
それぞれ価格帯・機能性・デザインが異なっており、用途やシーンに応じて、
べストマッチな空調服をセレクトすることができます。
バッテリーの性能UP
大容量バッテリーセットの「AC130 リチウムイオンバッテリー16,750mAh(充電器付)」の重量が、
約40g軽量化。
バッテリーの重さは空調服を着用する上で最もネックな部分なので、わずかな重さですが、
軽量化されることは、現場で働く方にとっては嬉しい変更点です。
ファンユニットの性能UP
ファンケーブルの強度が上がり、断線しにくくなり、バッテリー差し込み側のケーブルに色が付き、
わかりやすくなりました。
こちらも細かいアップグレードではありますが、ユーザーの要望に耳を傾け、
より良い製品を提供したいというバートル社の意気込みが感じられますね!
2. 空調服を稼働させるのに必要なアイテム3点
空調服は、基本的に「ウェア・ファン・バッテリー」の3点が基本セットになっています。
エアークラフトでも、その例に漏れず、この3点を揃えることで空調服を可動させることができます。
ウェア(ジャケット)
>>バートル空調服(エアークラフト)・ファンユニット・バッテリーはこちら
空調服において、まず必須なのがジャケットです。
もちろん、ジャケットだけでは空調服を作動させることはできませんが、
ジャケットの素材や、加工方法によって、機能性が大きく異なってきます。
下記にそれぞれの素材の特徴を詳しく解説しているので、現場に適した生地を選びましょう!
ファンユニット
ウェアの中に風を起こすためには、ファンが必要です。
エアークラフトでは、ファンとケーブルがセットになっており、「ファンユニット」と呼ばれています。
エアークラフトのファンは、他メーカーに非常に風量が強いと言われています。
バッテリー
ファンを動かすためにはバッテリーが必要です。
エアークラフトでは、大容量タイプと軽量タイプの2種類のバッテリーがあります。
大容量は、長時間の使用が可能な代わりにやや重く、
軽量タイプは、非常に軽いものの、使用時間には制限があります。
利用シーンに合わせて、使い分けたい所です。
3. まずは、ジャケットの生地の種類を理解しよう!
エアークラフトの生地は、主にポリエステルと綿に分けられます。
それぞれ特徴が異なり、またメリット・デメリットがあるので、それぞれの特性を把握して、
着用シーンに合った生地を選びましょう。
ポリエステル
ポリエステルの特徴として、「生地が軽い」というものがあります。
特に現場の職人さんは、自分の作業をスムーズに行えるよう、軽いウェアを望む傾向があるので、
ポリエステルは人気の生地となっています。
ポリエステルのメリット・デメリット
通気性☆★☆☆☆
動きやすさ☆☆☆☆★
耐久性☆☆★☆☆
ポリエステル100%のメリットは、ズバリ機能性が高いことにあります。
綿に比べると、生地が軽く、動きやすい作りになっており、
また、ポリエステルという素材の特性上、撥水性にも優れています。
外で作業していると、時には雨の中での作業を強いられることがあります。
あまりに強い雨の中では、そもそも空調服は使えませんが、
小雨程度ならば、ポリエステル生地が水をはじいてくれます。
さらに、シワになりにくいので、洗濯やクリーニング時のケアが楽チンです。
一方デメリットを挙げるとすれば、これも生地の特性上、吸水性や通気性があまり良くない為、
ファンを稼働させていないと、ウェア内ですぐにムレてしまいます。
また、静電気を帯びやすかったり、生地が薄い為、破けやすいというデメリットもあります。
激しい作業の中で、生地を破いてしまわないよう、注意したい所です。
綿100%
通気性☆☆☆★☆
動きやすさ☆★☆☆☆
耐久性☆☆☆★☆
綿100%の空調服は、ポリエステルに比べると、肌触りが良い為、ファンをつけなくても気持ちよく着用することができます。
綿素材のメリット・デメリット
綿素材のメリットは、生地が丈夫なことにあります。
火花が飛ぶような現場での作業の場合、ポリエステルであれば、
服に穴が空いてしまう恐れがありますが、綿であれば、多少の火の粉には耐えうることができます。
また、吸水性が良く、汗をよく吸うので、ファンの風で汗が乾くときに、
より涼しく感じることができます。
デメリットとしては、生地が厚い為、
ウェア全体が重いということが挙げられます。
また、綿素材は天然生地ということで、シワができやすいので、
洗濯やクリーニング時にケアが若干面倒です。
また、ポリエステル生地よりも価格が少し高めに設定されています。
4. ジャケットを選ぶ
まず初めに、ジャケットを選びましょう。上で述べた素材の特徴も踏まえて、1つ1つ紹介していきます!
ポリエステル100%(タフレックス)のエアークラフト
バートル AC1011 エアークラフトジャケット(男女兼用)
>>AC1011 バートル エアークラフト 長袖ジャケット(男女兼用) ポリ100%はこちら
撥水・透湿性に優れたタフレックス素材(ファインデニール)を採用しています。
背裏に通風性を高めるエアダクトを装備しており、ファンを稼働させた時の着心地もバッチリ。
また、衿部分に収納式フード(スピンドル)を採用しており、ヘルメットを装着することができます。
バートル AC1021 エアークラフトブルゾン(男女兼用)
>>AC1021 バートル [春夏用]エアークラフト 綿100% 長袖ブルゾン(男女兼用)はこちら
AC1021よりもリーズナブルな価格ながらも、同じタフレックス素材を採用しており、背裏に通風性を高めるエアダクトもしっかりと装備されています。
また、エアークラフトすべて共通していますが、バッテリー収納ポケットが用意されており、
かさばりがちなバッテリーをスッキリと収めることができます。
綿100%(高密度リップクロス)のエアークラフト
バートル AC1031 綿100%エアークラフトブルゾン(男女兼用)
>>AC1031 バートル エアークラフト 綿100% 長袖ブルゾン(男女兼用)はこちら
綿素材は、着心地が良い分、空気漏れをしやすいのです。
せっかくウェアの中で風を起こしても、風が外に漏れてしまっては涼しさを感じることができません。
AC1031は、綿素材を採用していますが、高密度リップグロス素材を採用。
生地からの空気漏れをしっかり防ぎます。
バートル AC1041 ハーネス対応 エアークラフトブルゾン(男女兼用)
>>AC1041 バートル ハーネス対応 エアークラフト 綿100% 長袖ブルゾン(男女兼用)はこちら
フルハーネスに対応しており、両肩に安全帯のフックハンガーがついています。
また、補強部には高強度コーデュラナイロン素材を採用しているので、
高所での作業などハードな環境にも対応できます。
AC1031の機能もすべて備わっている為、機能性が非常に優れた空調服といえるでしょう。
エアークラフトのサイズの選び方
ご自身にあった種類のエアークラフトが見つかったら、次はサイズを選びましょう。
空調服のサイズの選び方ですが、実は2パターン存在するのです。
まずは、ご自身がいつも着用しているウェアのサイズと同じものを選ぶパターン。
ジャストサイズの為、見た目がピタッとスタイリッシュ。
エアークラフトのデザイン性の高さも相成り、空調服とは思えないほど、
かっこよく着こなすことができるでしょう。
第2の選択肢は、
いつも着ているサイズよりも1サイズ上を選ぶというパターン。
空調服は、肌とウェアの間を風が通り抜け、汗が乾く際の気化熱で涼しさを感じます。
つまり、肌とウェアの間がピタッとしすぎてしまうと、風が通るスペースが無いため、
空気をうまく循環することができないのです。
その為、機能性を重視するのであれば、1サイズ上のものを選び、ゆとりをもたせるようにしましょう。
5. バッテリーを選ぶ
ウェアが決まったら、次はバッテリーを選びましょう。
エアークラフトのバッテリーは、大容量タイプと軽量タイプの2種類があります。
大容量モデルと軽量モデル、どちらを選ぶ?
大容量バッテリーは、長時間の使用に耐えうる容量を持っている反面、重量があります。
反対に軽量バッテリーは、その名の通り軽さがなによりのメリットですが、長時間の使用は難しいです。
一般的には大容量モデルが人気のようですが、大容量タイプの重さは、
長時間着用すればするほど気になってきますので、
やはりご自身の着用シーンや、どれくらい稼働するかによって、選ぶべきでしょう。
ちなみに、大容量タイプはフル充電で9Vで6.5時間、軽量タイプはフル充電で2.5時間稼働できるので、
大容量タイプ、軽量タイプを1個ずつもつことで、丸一日稼働させることができますよ。
また、長時間着用しているけど、軽量タイプが良い!という方は、
軽量タイプを複数所持し、休憩時間の度に変えるという賢い方法をとっているようです。
【大容量】AC130 バートル エアークラフト専用リチウムイオンバッテリー
>>AC130 バートル エアークラフト専用リチウムイオンバッテリーはこちら
9V高出力時でも、連続で6.5時間稼働することができる大容量モデル。
質量は、295gと若干重めですが、昨年までのモデルよりも、約40g軽量化されています。
6.5時間も作動できるので、ほとんどの現場の方には、
こちらのバッテリー1つで一日作業することができるでしょう。
【軽量】AC140 バートル エアークラフト専用リチウムイオンバッテリー
>>AC140 バートル エアークラフト専用リチウムイオンバッテリー[ミニ]はこちら
軽さが自慢のこちらのバッテリーは、なんとわずか130gにも関わらず、9Vで2.5時間持ちます。
7Vなら4時間、5Vなら11時間も連続稼働できるので、弱風でも構わないという方は、
こちらのバッテリーでも一日もたせることができるでしょう。
130gというと、おおよそスマートフォン1つ分くらいなので、重さはほとんど気になりませんね。
専用ケースがおすすめ!
>>AC160 バートル エアークラフト専用バッテリーケース(AC210専用)はこちら
エアークラフトは、全てのモデルにバッテリー収納ポケットが備わっているので、
ケースがなくても問題なくバッテリーを収納することができます。
しかし、ポケットに入れたままだと電池残量が確認できず、風量の調整なども、
一度取り出さないと操作することができません。
そこで、バッテリー専用ケースを導入すれば、ケースから出さずとも電池残量の確認や操作が可能ですし、
ベルトにも装着することができます。
上半身よりも、下半身のほうが重さを感じにくい為、バッテリーの重さ軽減にも役立ちますよ!
6. ファンユニットを選ぶ
バッテリーも決まったら、最後にファンユニットを選びましょう。
機能の違いはありませんが、ブラック・レッド・ホワイトの中から選ぶことができます。
AC150&AC151 バートル エアークラフト専用ファンユニット
>>AC150 バートル エアークラフト専用ファンユニットはこちら
9V出力時、毎秒53リットルの外気を取り込むという、強烈な性能をもつファンです。
※7V時は45リットル、5V時は32リットル。
他メーカーと比較しても、桁違いの性能を持つファンと言ってよいでしょう。
また、前モデルよりもケーブルの強度が増し、
バッテリー差し込み側のケーブルの色が黄色になったことで、装着もスムーズに。
細かい部分ですが、現場のワークマンのことをしっかり考えていることがわかりますね。
ファンの取り付け方法をご紹介!
ファンの取り付け方を知りたい!というお声もよくいただきますので、
取り付け方をご紹介します。
実はエアークラフトのファンの取り付けは非常にシンプルです。
まずファンからリングを回して取り除き、ウェアをファンとリングで挟むようにねじ込み、
くるくる回し、△部に合わせて固定するだけです。
このあたりの着脱の楽さも、エアークラフトの強みといえますね。
▼ユニフォームタウン
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