学生から研修医になったタイミングで多くの人が戸惑うのが、白衣の準備です。病院から支給される場合もありますが、各自で用意するケースも少なくありません。

「たとえ研修医でも普通の医師として白衣を選ぶべきだ」という意見もあり、研修医の方には院内に適した白衣選びが求められます。

また、白衣といっても、スクラブやケーシーなどのさまざまなタイプがあるので、今回は研修医の白衣選びのポイントと、おすすめの白衣をご紹介します。

研修医用白衣の選び方

研修医用の白衣を選ぶ上で知っておきたいのは、生地の素材機能面についてです。

生地の素材は利用シーンに応じて選ぶ必要があり、機能面は収納性や透け防止などの細かい機能が備わっているかどうかです。以下、それぞれ詳しく解説していきます。

利用シーンに応じて生地の素材を選ぶ

研修医が多く着用する白衣ですが、皮膚科や耳鼻科などの汚れが少ない病院であれば、カッターシャツの上に白衣を着るスタイルが多いです。

その場合、耐薬品性の強いポリエステル素材だと丈夫でシワになりにくいのでおすすめです。ただ、白衣によっては着心地を優先してウールや特殊な素材を使用している商品もあり、洗濯方法が特殊な場合も。簡単に洗濯して使い回せる素材かどうかもチェックしておきましょう。

スクラブは収納性を重視

スクラブは白衣のように脱ぎ着が面倒ではなく、動きやすくて快適なので、病院によっては研修医もスクラブを着用できる場合もあります。

その場合、スクラブ選びで大事なのが収納性です。研修医はスマホやメモ帳、PHSなどの持ち運ぶアイテムが多いので、ポケットがついていないと不便です。ズボンがパンパンになってしまうと動きにくいので、スクラブにもポケットがあるか確認しましょう。

収納に便利なダブルポケット

胸や両腰にポケットがあるのはもちろん、連絡ツールであるPHSが落ちないよう、専用ポケットがついているタイプが理想です。

ケーシーは生地の透け具合をチェック

外科医などでよく使われるケーシーですが、研修医も着用する可能性があります。丈が短いので動きやすく、手術の時も細かい作業がしやすいので非常に便利です。

ケーシーを選ぶ際に気をつけたいのが、透け防止加工がされているかどうかです。インナーが見えない透け具合のケーシーを選びましょう。インナーなしでそのまま着る場合は、吸汗速乾性に優れた商品を選びましょう。また、洗濯しやすい生地だと使い回しも楽です。

おすすめ・人気の研修医用白衣

ここからはおすすめの研修医用白衣を紹介します。白衣・スクラブ・ケーシーそれぞれタイプ別に紹介していきますので、用途に応じて選んでみてください。

白衣

Mizunoのシングルドクターコートです。トップアスリートの動作解析をもとに構造設計がされた白衣なので、圧迫感を無くして動きやすさを追求した商品です。研修医は移動などで動き回ることが多いので特におすすめですね。

こちらはナガイレーベンのケックスターです。長袖のシンプルなデザインでありながら、制菌加工や吸水・防汚加工まで対応した多機能タイプの白衣となっています。万能な商品なので1着は持っておきたい商品ですね。

スクラブ

こちらはMizunoの人気スクラブです。PHSが落ちにくいように専用ポケットがついてあり、肩や腕が動かしやすい袖口が特徴的。右の肩口は大きく開くドットボタン仕様で着脱がとてもスムーズです。

こちらは自重堂のWHISEL スクラブです。コストパフォーマンス重視の人におすすめの商品で、高い収納性と静電気防止のツイル生地を使用しているのが特徴的です。

胸・腰ポケットにはそれぞれ内ポケットがついているので、持ち運びアイテムもきちんと整頓して収納できるのがうれしいポイント。

PHS専用ポケットつき

ケーシー

Mizunoのケーシージャケットはシンプルなデザインで清潔感があるので研修医の方にもおすすめです。サイズ展開も豊富なので、ぴったりサイズやゆとりのあるサイズ感まで自由に選べますね。

トリコットというドレープ感が綺麗な生地を使用していて、透け防止効果もあるのでインナーが透ける心配もありません。

清潔感のある服装・身だしなみを心がけよう

以上が研修医用の白衣についてでした。

研修中であっても病院を代表するスタッフとして見なされますので、患者さんや医療現場の人に清潔な印象を与えられるように、身だしなみには十分気をつけましょう。

シワや汚れのない白衣を身につけて、ボタンをきちんと留めておくのも忘れてはいけません。白衣やスクラブのインナーは無地のものを選びましょう。

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