白衣についてのお役立ち情報

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清潔さが求められる白衣は、手入れの仕方が重要です。
正しい手入れ方法を知り、活用していきましょう。
普段の手入れの仕方から、洗濯時の注意点までをお伝えしていきます。

18白衣手入れの基本とは?

白衣のタイプにあわせた手入れ



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まず、白衣には形状や素材が違ういくつかのタイプがあります。
それぞれの特徴にあわせた手入れをしていきましょう。
一般的に白衣と聞いて思い浮かべるのは、
コートタイプやワンピースタイプといった白を基調にしたものでしょう。

しかし、現在ではスクラブタイプというタイプも販売されています。
医療や福祉の現場で着用されるようになってきた白衣です。
「スクラブ=ごしごしこする」という名前通り、生地が丈夫で傷みにくいため、
スポーツウェアと同じように洗濯することができます。
クリーニング業者ではなく、自宅の洗濯機でも簡単に洗うことができます。

スクラブ以外の白衣は自宅でも洗える?

コートタイプやワンピースタイプの白衣も、
基本的には普通の衣服と同じように洗濯できます。
しかし、スクラブタイプほど頻繁に洗濯するのはオススメできません。
そこで、頻繁に洗濯しなくても良いように、普段のお手入れ方法を知っておくことが重要です。
次の項目では、コートタイプやワンピースタイプの白衣を、手軽にお手入れする方法を紹介していきます。

19お手軽な白衣の手入れ方法

コートタイプやワンピースタイプなど、シワや汚れが目立ちやすい白衣は、
普段のお手入れの仕方が重要です。
衛生を保ちながら長く着用していくために、
以下の4つのポイントを取り入れてみましょう。

ブラッシングで手入れする方法

目に見えないほこりなどの汚れは、ブラシで払い落としましょう。
目には見えなくても、衛生面では問題があり、他の汚れもつきやすくなるため、
1日に一度はブラッシングすることをオススメします。
ブラシの質感にも気を使うことも重要です。

毛先が硬いと生地を傷めてしまうため、なるべく毛先の柔らかいブラシを選びましょう。
ブラッシングをかけるときは、方向を意識することも重要です。
必ず上から下へと順番に落としてください。
また、なるべくこすらないようにして、サッサと軽く払うように落とすことを意識しましょう。

霧吹きで手入れする方法



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衣類用の霧吹きも手軽に使えて、効果的なアイテムです。
特にロングコートタイプの白衣は、立ち座りでシワがつきやすく、
丈が長いためアイロンがけにも時間がかかります。

そのため、シワを手軽に伸ばせる霧吹きの使用が欠かせません。
事前にブラシをかけた後に、全体的に軽く湿り気を帯びる程度に吹きかけて、シワを伸ばしておきます。
その後は、乾くまで風通しの良い場所で陰干ししておきましょう。
またシワが気になる場合は、動きやすくシワがつきにくいハーフタイプの白衣がオススメです。

ベビーパウダーも手入れに使える

ベビーパウダーも白衣の手入れに役立つアイテムです。
白衣に軽くまぶしておくだけで、汗を吸収して皮脂汚れが付着しにくくなります。
特に袖口や襟元など、皮脂汚れがつきやすい部分につけておきましょう。

汚れを防ぐだけではなく、汗がしみることを防げるため、
サラサラとした質感で快適に着こなすことができます。
白衣だけではなく、シャツにも使えるためひとつは用意しておくと便利です。

白衣の保管方法

白衣は保管方法も重要です。
できれば、ワイヤータイプやプラスチック製のハンガーではなく、
厚めの木製ハンガーにかけておきましょう。
これには2つの理由があります。

まず薄いハンガーにかけると、型崩れを起こしやすいことが一つめの理由です。
シワ取りに気を使っていても、ハンガーの形状が適していないと不十分です。

次の理由としてワイヤー、
プラスチックでできたハンガーは静電気を起こしやすいという特徴を持っています。
静電気が起きると空気中のほこりが吸い寄せられてしまうため、
衛生管理が重要な白衣では、静電気を帯びづらい木製がオススメなのです。

20洗濯時に注意することは?

生地によって洗剤のタイプを使い分けましょう

白衣の洗濯では、生地の種類によって洗剤を使い分けることが重要です。
綿やポリエステル製の白衣には、弱アルカリ性洗剤か中性洗剤のどちらかを使用します。

弱アルカリ性洗剤は、洗浄力が強い代わりに中性洗剤と比べて生地が傷みやすいため、
汚れ具合や生地の状態に応じて使い分けると良いでしょう。
傷みやすいウール生地の白衣では、中性洗剤だけを使用します。

次に、粉末タイプと液体タイプも使い分けることがポイントです。
ポリエステルや綿の白衣は汚れが落ちやすい粉末洗剤、
ウールが含まれている白衣は生地が傷みにくい液体洗剤を使用しましょう。

また、特殊な生地や加工を使用している場合、これらに当てはまらない場合もあります。
洗濯前に、一度はメーカー表示を確認しておきましょう。

洗濯後は糊付けに注意しましょう



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洗濯が終わった後は、糊付けもしておくと良いでしょう。
糊付けをしておくことで、次の洗濯時に汚れを落としやすくなり、
さらに生地の型崩れやシワを防ぎやすくなります。

洗濯機、もしくはタライなどに適量の洗濯糊を入れ、
行き渡らせた後に脱水してから干しましょう。
しかし、白衣の加工方法によっては、あまり糊付けをしない方が良い場合もあります。
洗濯前同様に、糊付けに関しても確認しておくと良いでしょう。

また、糊付けが必要ない形状記憶素材や、防シワ加工を使用した白衣もあります。
折り目も消えにくい加工になっているため、
糊付けやアイロンのかけ方が気になる方は購入を検討してみると良いでしょう。

漂白剤も使用するときの注意点

漂白剤には、塩素系と酸素系の2種類があります。
塩素系は漂白する力が強いため、刺繍などが入っている白衣の場合、色落ちを起こしてしまいます。
そのため、刺繍入りの白衣を洗うときは、酸素系漂白剤を使用しましょう。
酸素系漂白剤を使っても汚れが落ちないときは、
汚れのついた部分だけを薄めた塩素系漂白剤で洗うか、
次の項目で紹介する方法を試してみてください。

  塩素系漂白剤 酸素系漂白剤
漂白力 強い 弱い
色落ち 色落ちしやすい 色落ちしない
使える白衣 白以外の色がなく、綿・ポリエステルなどでできている白衣 刺繍入りや柄物、ウール素材の白衣も使える

21落ちにくいシミはどう落とす?

襟元の汗ジミやボールペンのインクなどの汚れは、
洗濯してもなかなか落ちにくいことが多いものです。
だからといって、何度も頻繁に洗濯していると生地を傷めてしまいます。
そこで、白衣についたシミを上手に落とせる方法も覚えておきましょう。

水溶性の汚れは水洗いで落とす



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撥水加工

コーヒーやジュース、ソースなどの水に溶けやすい汚れは、
水洗いで十分に落とすことができます。
こぼしてしまったときなど、とっさに汚れを取る必要があるときは、
濡らしたティッシュやハンカチを使用します。
こすると汚れが広がるため、汚れをつまむように取りましょう。
その後、ハンカチの乾いている部分や別のティッシュで水気を拭き取ります。
また、こうした汚れを防ぐためには、
撥水加工が施されている白衣を選ぶと良いでしょう。

油や皮脂汚れならクレンジングオイル



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袖口などの汚れは皮脂で覆われてしまうため、落ちにくくなっています。
そのため、まずは皮脂を先に落とすことが重要です。
皮脂汚れはクレンジングオイルを使って、もみ洗いで浮き上がらせます。
これでも落ちない場合は、使い古した歯ブラシを使いましょう。

洗剤をつけて、直接こすり洗いで落とします。
ある程度皮脂汚れが落ちた後は、通常通り洗濯機で洗いましょう。
また汚れ自体がつかないように、防汚加工が施されている白衣を選ぶことも重要です。

さらにしつこいシミならエタノールで落としましょう

シミがついてから日が浅ければ、ベンジンや消毒用エタノールで簡単に落とせます。
ガーゼやタオルを裏側にあて、表側にベンジンやエタノールをしみ込ませたガーゼかタオルで叩きます。

このとき、強く押さえてしまうと汚れが周囲に移ってしまうため、力加減に注意しましょう。
軽くトントンと叩き、ある程度ガーゼにシミが移ったら取り換え、シミが落ちなくなるまで続けましょう。

日がたってしまい落ちづらいものは、
ベンジンかエタノールで拭き取った後に、お湯で浸け洗いします。
お湯の温度は40℃以下、時間は30分から1時間を目安にしましょう。
これ以上浸けておくと、生地を傷めやすくなるため、
忘れないように注意しておきましょう。

22白衣は手入れしやすいものを選びましょう

白衣を清潔で美しく保つためには、日頃の一工夫が重要です。
ここまで紹介してきたポイントを参考にして、
衛生的で見た目のハリも良い白衣を維持していきましょう。

また、なるべく手軽に、そして長く着用していくためには白衣自体の見直しも重要です。
手間を減らすために、違う形状の白衣や、
特殊加工を施された白衣の購入を検討してみましょう。

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