毎日の色んなシチュエーションで登場するタオルですが、定義を定めてみると「布面に小さな糸の輪を織り出した綿織物」「顔や体についた水分や汗をふき取るのに用いる布製品」となります。

そんなタオルが普段の生活で当たり前の存在になり過ぎて、使い用途が違う物を使ってしまっていたりしていませんか?

今やタオルの専門店がたくさん出来ていますし、ネット通販でも多種多様な商品がラインナップされていますよね。見ているだけでも楽しい物です。

知っているようで実は知らなかったタオルの種類やサイズ、生地の素材など、ちょっぴり勉強してみませんか?

お気に入りのタオルが見つかったり、「なんとなく使い難かった」という場面があったとしたら、これを読んで頂いて解決に導けるはずです。

タオル選びで重要なこと


タオルを選ぶ時、あなたは何を基準に決めますか?大きさや柄、カラーや素材、人によって様々だと思いますが、毎日使うタオルをたくさんある種類の中から「気持ち良く使えるお気に入り」を見つけるために、こだわりたい4つのポイントがあります。

肌触り

お風呂から上がったあとに肌触りの良い優しいフワフワの質感で包んでくれる柔らかいタオルはホッと一息の癒しアイテムですよね。

タオル=柔らかい肌触りは基本中の基本なのです。

吸水・速乾性

速乾性のタオルはとても優れものです。「直ぐに乾く」「軽量」「コンパクトに収納が出来る」などの機能性があるので、アウトドアや旅行など荷物を少なくしたい時にも便利な生地です。

女性の場合はシャンプー後に吸水・速乾性のあるタオルで髪を拭くことで髪を乾かす時間が短縮出来たりという嬉しいメリットもあり人気です。

耐久性

耐久性の良いタオルは「縫製」がしっかりとしています。業務用のタオルは基本的に耐久性を重視して選ばれることが多いです。

宿泊施設、美理容院、医療関係などの業務で毎日使用されても、縫製がしっかりしている物は毛羽落ちや繊維の抜け落ちも比較的少なく、タオルの寿命がちょっと長いのですが、その代わりに柔らかさや軽さが落ちてしまう傾向にあります。

値段

タオルの中で大きさや素材の違いはさることながら、同じ綿素材のタオルだったとしても高いタオルと安いタオルがありますよね。その価格差には理由があるのです。

短綿もあれば、超長綿といわれる立派なコットンがあり、超長綿ほど毛羽落ちが少なく光沢に優れたタオルになります。

高いタオルの方が良いのか?というと、そういう訳でもなく、使用している綿糸の種類や織り方や晒し方などで、あらゆる生産方法が異なることもあり、作られるまでの過程が大切になります。

何より一目惚れしてしまった物には高いとか安いとか値段は付けられないですよね。

タオルの生地の種類


タオルを選ぶとき、あなたは何を基準に選びますか?タオルの大きさや生地の違い、柄やカラーなど色々あると思いますが、その中で選ぶ条件のランキング上位にくるのが生地ではないでしょうか?

使う用途で生地の選び方は変わってきますよね。生地選びの参考になるよう生地の織り方と特徴をいくつか紹介してみます。

パイル地

タオルの基本中の基本となる柔らかな優しい生地で、もっとも一般的な織り方がこのパイル生地になります。

繊維が大きく丸いループ状に織られていて、輪になった部分が弾力性があるので皆さんの好むフカフカの肌触りと柔らかい感触が出来上がります。バスタオルやフェイスタオルが代表例ですね。

シャーリング地

パイル地の表面の毛をカットしたものがシャーリング地で、表面をカットしているので引っ掛かりがなくなって滑らかな肌触りとツヤが出るのが特徴です。

吸水量は少し落ちてしまいますが、ビロードのような手触りを感じることが出来ますよ。

線画のプリントに向いているので、バスローブやデザイン性重視の製品に多く使用される傾向にあります。

ガーゼ生地

コットンの単糸を極めて粗い「平織」というタテ糸とヨコ糸が交互に組み重なるよう組み合わせた織り方で仕上がった生地がガーゼです。

とても肌当たりが良く、軽く、吸水性が高いのに乾きやすいと嬉しい限りの特徴で、ハンカチやタオルの素材、ブランケットや寝具としても活用されています。ガーゼハンカチは女性に嬉しいアイテムですよね。

ワッフル織地

お菓子のワッフルのように表面がデコボコした立体的な生地で、地が厚く、柔らかくてざっくりとした肌触りになります。吸水性に優れる上に乾きやすいという特徴を持っているので、バスタオルだけでなくさまざまな製品に使われる織り方です。

無撚糸地

1本1本の繊維を撚り合わせることで柔らかく肌触りのよい織物を生み出された生地を無撚糸(むねんし)と言います。

無撚糸には撚りがないため、他の生地よりも柔らかく、ふんわりとした肌触りになるのが特徴で、保温性に優れ、真綿に包まれているような暖かみを感じることが出来ますよ。

タオルの種類、それぞれの特徴をご紹介!


何気なく使っているタオルですが、用途に応じて色々なサイズがあるのはご存知ですよね。
普段、タオルの種類など気にもしないで使ってしまっていることが多いかもしれないので今一度、タオルの種類と特徴を見直してみましょう。

スポーツタオル


スポーツ中に使うことを目的としているタオルで、首や肩に掛けたままの状態で顔などの汗を拭くのにベストなサイズになっています。

ロングフェイスタオルとも呼ばれていて、マフラータオルも仲間のひとつです。
サイズは約20cm~40cm×約100cm~130cmが一般的なサイズで、肩に掛けてマラソンしている方はよく見かける光景ですよね。

バスタオル


入浴後やシャワー後に体を拭く大きなサイズのタオルで、フェイスタオル同様にタオル界の王様ですね。

入浴後に体を拭くために使われることが多いので、湯上りタオルと呼ばれることもあります。野外などでは体を包んで暖まったり、ビーチで使われたりと、とても重宝します。

約50cm前後~75cm前後×約100cm×~120cm前後が一般的なサイズなのですが、大判バスタオルと言って特大の物は約75cm~100cm×約130cm~200cmになります。

マフラータオル


1メートル以上あるマフラーのような細長いタオルで、サッカーや野球の応援グッズとしてスポーツ用に使われることが多いですね。暑い夏はタオルを濡らして冷やし、首に掛けると熱中症対策になりますし、寒い冬にはマフラーの代わりにも代用出来る便利なタオルです。

サイズは約20cm前後×約100~110㎝前後が一般的です。

フェイスタオル


顔や手洗った時に拭くためのタオルで、みなさんが一日の中で一番使うことが多いタオルではないでしょうか。タオルハンガーなどに掛けておいてキッチンで手拭き用としても使用しますね。

キッチンで使う時などは、吸水性、速乾性があって抗菌防臭機能があるものを選ぶと衛生的に良いでしょう。サイズは約30cm×80cmが一般的です。

ハンドタオル


来客用のおしぼりに使われたり、バッグに入れて持ち歩くのにはピッタリなタオルハンカチとして女性には重宝するアイテムです。一般的なハンカチよりも吸水性に優れていて汗をしっかりと吸水するので夏場には活躍するタオルのひとつです。

サイズは約20cm~30cmの正方形が一般的で、ここ最近では一般的なサイズの半分の小さなハンドタオルも人気です。

まとめ

赤ちゃんから大人まで幅広い年齢層で毎日使われる日々のお供のタオルですが、種類や使う用途、素材やサイズ、何となく分かって頂けましたか?

実のところ、タオルは貰い物を使ってるという家庭が多いのではないでしょうか。実際、贈り物として頂いたり、贈ったりするギフトのベスト10には入っていますよね。

家族の多い家庭では、ハンドタオル、フェイスタオル、バスタオルは何枚あっても喜ばれる物です。皆さんは知っているでしょうが、タオルは使い方やお手入れの仕方で長くお世話になることの出来るアイテムで、最前線で活躍した後には雑巾としても活躍出来る優れものです。

毎日使う物だからこその「こだわり」だったり、使っていく度に「愛着」が沸いてくるタオルを次に購入予定がある時は、少しだけ真剣に選んでみてはどうでしょうか。