作業服についてのお役立ち情報

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作業服は特徴とメリットを知っていれば、より快適な商品を選ぶことができます。
デザインによってもメリットが違い、場合によってはデメリットになってしまうこともあるため、
それぞれの特徴を確認することが重要です。まずは、作業服全般のメリットから確認していきましょう。

10作業服を選ぶメリットは何なのか

1. 運動機能が優れている

作業服で一番重要なことは、動きやすく、作業を快適に行えるということです。
通常の衣服と比べて、動きやすい素材や構造を採用しています。

生地はなるべく柔らかく動きを邪魔しないことや、通気性を高めて汗が張り付かないようにするなど、
機能性にこだわっているのです。
また作業服というと、シンプルで地味なデザインを思い浮かべる方もいるかもしれません。

しかし、近年では、メーカーの努力により、なるべく作業の邪魔にならないように、
シンプルでありつつも、おしゃれなデザインも兼ね備えた作業服が発売されています。

2. 安全性も優れている

作業服は運きやすさも重要ですが、作業中の安全性を高めるという点でも重要です。
Tシャツなどのカジュアルな服装は、動きやすさは優れていても安全性という点では期待できません。
作業服は丈夫で怪我をしづらいことも重要なのです。
ファスナーなどの装飾品も少なくしているため、
周囲に引っかかったりする危険も回避することができます。

また汚れにくいようになっていたり、あるいは汚れても洗濯しやすいようになっていたりするため、
衛生面という点でも優れていると言えるでしょう。

3. 作業中であることが一目でわかる

作業服という名称通り、何らかの作業に従事していることを、
周囲にアピールでできることもメリットの一つと言えるでしょう。
特に企業で同じ作業服を揃えれば、一目で同じ企業に所属していることが分かります。
企業の認知度を上げる広告という点でも、作業服は重要な役割を果たしているのです。

また作業服は周囲へ与える影響のほか、着る人本人にも心理的な効果を与えています。
作業用の服とその他の服を使い分けることで、仕事とプライベートのメリハリをつけることが可能です。

11作業服のタイプ別メリット

作業服全般に当てはまるメリットを見た後は、作業服のタイプ別のメリットも確認していきましょう。
作業服の形状は一つだけではありません。
それぞれ異なったメリットがあるため、作業する現場や目的に合わせて選び分けることが重要です。

1.つなぎタイプのメリット

つなぎタイプの作業服は、整備や農作業などで人気のある作業服です。
オールインワンやジャンパースーツと呼ばれることもあります。
上下が繋がっているため、ほこりや汚れが内側に入ることを防ぐことができ、
怪我を防ぎやすいなど、衛生面と安全面の高さが特徴です。

またファスナーも上下で一直線に繋がっていることや、ベルトを締める必要がないため、
服が引っかかったり、機械に巻き込まれたりすることを回避することもできます。

また上下バラバラに洗濯する必要がないため、
手間がかからないこともメリットの一つと言えるでしょう。

2. ジャケットタイプのメリット

ジャケットタイプは上下が分かれているため、着脱がしやすいことが最大のメリットです。
また上下別であるため、シャツなどの私服の上からも羽織ることができるという特徴もあります。

こうした特徴から、イベント会場のアルバイトスタッフなど、人員の入れ替わりが多かったり、
休憩時間の出入りがあったりする職場で人気です。
具体的にいうと、シャツやパンツは自前のものを使用してもらうことができるため、
上着だけの管理で済みます。

また、つなぎやパンツはサイズに合ったものを選ばないと、着用しづらいものです。
しかし、上から羽織るジャケットの場合は、多少大きくても問題ありません。
そのため、短期のアルバイトスタッフなど、
一人一人のサイズに合わせた作業服を用意しづらい現場で重宝されています。

3. 空調服のメリット

空調服は、冷却用のファンを内蔵した特殊なタイプのジャケットです。
外気を取り込み、汗を気化させることで、
屋外などクーラーを使えない現場でも快適に作業することができます。
涼しさを感じるだけではなく、すぐに汗を乾かすため、衛生面でも優れた作業服です。

比較的新しいタイプであるため、
以前はデザインが少ないことがデメリットでしたが、
近年では様々なデザインの空調服が販売されています。

体温

4. シャツタイプのメリット



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作業服には、シャツタイプのものもあります。
夏場などの暑い時期に単体で用いることはもちろん、
冬場に上からジャケットを羽織ることもできるため、一年中活躍できるタイプです。

作業服に用いられるシャツは、
通常のシャツに比べ丈夫で長持ちしやすいものが多く発売されています。

またシャツタイプには、ワイシャツタイプだけではなく、
肌着としても使えるインナー・アウター兼用もあることが特徴です。
直接肌に触れる部分であるため、肌触りにもこだわると良いでしょう

5. ワークパンツの種類とメリット

作業服というと、上着のデザインに気をとられがちですが、
ズボン・パンツのタイプにも目を向ける必要があります。
作業服のボトムスはワークパンツと呼ばれていますが、主にスラックスタイプのものと、
カーゴパンツタイプの2種類が代表的です。

カーゴパンツは、太もも部分に大きめのポケットが付いています。
そのため、工具などを多く持ち歩く必要がある方に適した作業服です。

12作業服の注意点と解消法

多くのメリットがある作業服ですが、着用する環境や、選び方によってはデメリットもあります。
作業服の選び方や、工夫方法を紹介します。

1. つなぎタイプの注意点

つなぎサイズ

つなぎタイプは全身を覆うという特徴があるため、3つのポイントに注意する必要があります。
1つ目の注意点は、体温を逃しにくいため暑くなりやすいことです。
寒い冬場ならこれもメリットと言えますが、夏場に気温が上がりやすい時期・環境では、
メッシュ生地を使用したものを選ぶと良いでしょう。
脇下など、蒸れやすく熱がこもりやすい部分にだけ使用したものを選べば、
汚れや怪我を防ぐメリットを削ぐことなく、快適に使用できます。
2つ目に、着脱が大変なことに注意が必要です。
上下ともつながっているため、トイレなどに行くときは上から膝下まで脱がなければなりません。
こうしたデメリットを避けるためには、
ヒップ部分にもファスナーが付いているタイプを選ぶと良いでしょう。
3つ目の注意点として、
作業服の中でも特に体型に合っているかどうかを気にする必要があります。
なぜかというと、上下で一つなぎになっているため、
大まかなサイズで選んでしまうと、股下がゆるくなってしますためです。
だぶついてしまい見た目が悪くなってしまう上に、太ももが直接擦れてしまうため、
股ズレが起きやすくなったり、汗が張り付いたりしてしまいます。
こうした問題を避けるために、つなぎタイプの作業服を選ぶときは、
サイズをきっちり計測してから購入するようにしましょう。

2. ジャケットタイプの注意点

ジャケットタイプは、ブルゾンとジャンパーで使い心地が違うため注意が必要です。
ブルゾンとジャンパーは厳密な定義はないため、明確な違いはありませんが、大まかな傾向はあります。

ブルゾンは厚みがあるため、秋冬向けの物が多く、ふっくらとした外観のものが多いようです。
そのため、冬物のジャケットを探している方はブルゾン、
夏物のジャケットを探している方はジャンパーを探してみると良いでしょう。

3. 空調服の注意点

空調服の注意点は3点あります。

1つ目の注意点は、ファンが動作できる環境かどうかということです。
空調服は、ほこりが多い環境や、向かい風が強い環境では正常な動作ができません。

2つ目の注意点は、バッテリーの充電が必要ということです。
充電が切れてしまうと使えなくなってしまうため、使わないときはスイッチをオフにしたり、
脱いで休憩したりするなど、工夫すると良いでしょう。

また充電式ではなく、電池式のタイプもあるため、作業時間や充電時間が取れるかどうかといった
条件に応じて、選び分けることをおすすめします。

4. シャツタイプの注意点

シャツタイプの注意点は、ジャケットやつなぎに比べて、生地が薄いものが多いということです。
そのため、冬場の屋外や冷凍倉庫などの作業には、あまり向いていません。
こうした環境では、ジャケットタイプの作業着と併用することが必要でしょう。

また袖や裾が機械へ巻き込まれたり、引っかかったりしないように、
着こなしに気をつけることも大切です。
袖のボタンはしっかりと留め、裾はワークパンツの中にしまいましょう。

5. ワークパンツの注意点

つなぎではなくパンツタイプの作業着では、ベルトを締める必要があります。
そのため作業中に屈むことが多かったり、狭い隙間で作業するために横たわったりする場合、
ベルトの締め付けがきつくないか注意することが必要です。

特にベルトのバックル部分が大きいと、お腹に食い込んでしまったり、
作業中に引っかかってしまったりしてしまうため、デザインにも注意しましょう。
こうした問題が気になる場合は、ゴムベルトやマジックテープベルトを使用することがおすすめです。
お腹周りに食い込むことがないため、快適に作業することができます。

次にパンツ自体のデザイン面に目を向けてみると、カーゴタイプの場合だぶついて見えるため、
敬遠している方もいるようです。
しかし、最近ではスキニータイプのカーゴパンツも増えています。
体のラインに沿ったスマートな着こなしができるため、
これまでカーゴパンツは避けていた人にもおすすめです。

13作業服は目的に合ったメリットで選びましょう

作業服は着る目的によっても、メリット・デメリットが異なってきます。
機能性・デザインの両方に目を向けてみることが重要です。
ぜひここで紹介してきた特徴を参考にして、あなたの着る目的に合った作業服を選んでいきましょう。