作業服についてのお役立ち情報

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作業服を着ていて、もっと快適に着られないかと思ったことはありませんか?
仕事中に常に着ている必要がある作業服は、
そのまま着るだけではなく快適に着こなすための工夫が必要です。
そこで、より快適に着こなすために、
オプション品や小物の活用方法について考えてみましょう。

22作業服につけると便利なオプション・小物とは?

作業服のメインオプション

作業服のオプションと聞いても、ピンとこない方もいるかもしれません。
しかし、「安全靴」や「ヘルメット」など、普段の作業で身につけているものも、
オプション品の一種であるといえます。
まずは、このようなメインオプションが、どのような機能を果たしているのか、
あらためて確認しておきましょう。

作業服のホームクリーニング

安全靴・作業靴の基礎知識

ヘルメット

安全靴と作業靴には、それぞれ「JIS」と「JASS」という2種類の規格があります。
どちらも足先に仕込んだ芯による衝撃・圧迫耐性と、
表底のはく離抵抗が高いことが認定基準です。
日本の国家規格であるJIS規格の安全靴は、
JASSよりも特に厳しい基準を採用しています。
牛革製の製品が多く、安全靴と聞いて思い浮かべるのは、主にこちらのタイプでしょう。

JASS規格は、日本保安用品協会が定めている規格です。
プロアクティブスニーカーと呼ばれている、
スニーカータイプの作業靴で採用されています。
JIS規格の安全靴に比べて耐久力は下がりますが、
人工皮革やビニールレザークロスを使用したデザイン性と動きやすさに優れた製品が
多いことが特徴です。

  安全靴 プロアクティブスニーカー
規格 JIS JASS
素材 牛皮、総ゴムが主 人工皮が主
デザイン 革靴、長靴が主 スニーカーが主

作業用ヘルメットの基礎知識

ヘルメットの構造

作業用ヘルメットは、産業用保護帽とも呼ばれています。
労働安全規則の規定により、多くの作業現場で着用を義務付けられた重要な保護用具です。
作業用ヘルメットは、国家検定により規格が定められています。
硬い帽子本体、頭に取りつけ衝撃を和らげる装着体、脱落防止の紐が基本的な構造です。

これらに加えて、墜落時保護用では衝撃吸収ライナーなどの
パーツが加わることもあります。
さらに、作業中に着用するためには、これらの基本構造に加えて、
検定取得年月や製造年月などが記載された
「労・検ラベル」が貼られていなければなりません。

あると便利なオプション・小物

ここまでは、安全に必要な製品について再確認をしてきました。
しかし、これらの必需品の他にも、重要なオプション品は数多くあります。
こうしたオプション品は着用しなくても作業はできますが、
もしあればさらに快適便利に作業を行うことができるでしょう。
人気のあるオプション品の例を紹介していきます。

ナイロンベルト

ナイロンベルトは金属素材を使わず、ナイロン100%で作られているベルトです。
金属製の素材を使用したベルトは、バックルが引っかかったり、食い込んだりする恐れがあるため、
屈むことが多い職場では不向きなことがあります。

そうしたとき、軽く丈夫なナイロン製のベルトを使用すれば、
快適に作業を行えるようになることでしょう。
また、ナイロン素材の製品はカラーが豊富であるため、
作業服の色合いにあわせたものが選びやすいこともメリットのひとつです。

コンプレッションインナー



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コンプレッションインナーは、
肌に密着して作業をサポートしてくれるインナーです。
夏用のクールウェアは吸湿性と速乾性に優れているため、
体温の上昇や体のべたつき、汗染みなどを防ぐことができます。

また冬用のヒートインナーでは、
皮膚から蒸発する水分と線維がぶつかることで熱を生み出し、
暖かい状態で作業に努めることが可能です。
また、作業服の下に着るインナーだけではなく、
ヘルメットの下に被るインナーキャップという製品も販売されています。

ヘルメットは安全のために欠かせないオプションですが、頭にぴったりと固定する必要があり、
熱や汗がこもりやすいことがデメリットです。

インナーキャップは、そうしたデメリットを補うために開発されたオプションです。
気化熱を利用したヘルメット温度の低下や蒸れの軽減といった効果により、
快適に作業を行うことができます。

23「空調服」はオプションパーツの集合体

付け足すと便利なオプション・小物を紹介しましたが、
作業服自体にオプションパーツが付いているものもあります。
その作業服こそが「空調服」です。

夏場の救世主・空調服

人体は汗をかき、その水分が蒸発するときに熱を奪うことで体温を下げています。
しかし、安全のために体を隙間なく覆う作業服では、
熱がこもりやすいため、熱中症に注意しなければなりません。

そこで、このデメリットを克服するために、空調服が開発されました。
空調服はバッテリーで動く冷却用のファンを内蔵し、
外から取り込んだ大量の風で汗を蒸発させ温度を下げてくれる作業服です。
汗がすぐに蒸発するため、不快な汗蒸れや臭いも防ぐことができ、
快適な状態を保つことができます。

バッテリーも長時間使用できるため、
クーラーを使用できない屋外や空調を使えない屋内の作業でも、
気にすることなく作業することが可能です。

空調服のオプションパーツ

次は空調服の詳しい構造とパーツについて、確認していきましょう。
空調服は、専用の作業服、空気を取り込むファン、
異物の侵入を防ぐフィルター、モバイルバッテリー、
ファンとバッテリーをつなぐケーブルから成り立っています。

また、これらのパーツや服は、セットではなく単体でも販売していることが一般的です。
パーツの故障が起きた際や、
服の洗濯中などといった複数必要なときも、無駄なく使用することができます。

空調服の選び方・使い方

それでは、実際に空調服を購入する際のポイントや、
着用して作業するときのポイントも確認しておきましょう。
空調服はオプションパーツの装着する必要があることと、
空気を内部に行きわたらせるための空間が必要です。
こうした特徴により、実際のサイズよりも太めに見えやすい構造になっているため、
購入する際は、その点に注意しておきましょう。

また、空調服のバッテリーは長時間持ちますが、作業環境によっては放電が早まったり、
充電する時間が取れなかったりすることも考えられるでしょう。
そのため、充電切れに備えて予備のバッテリーも購入しておくことをおすすめします。

また、パーツだけ取り換えることもできるため、
「バッテリーの心配はないが、毎日使いたい」という方は、
着替え用に服だけをもう一着用意するとよいでしょう。

24オシャレ感もオプション・小物の重要な役割

ここまでは作業に役立つかどうかを基準に紹介してきました。
しかし、オプション品はオシャレとしての役割も持っています。
オシャレさを取り込むときの注意点や、取り入れると良いコーディネートをみていきましょう。

なぜ作業服にオシャレが必要か

「仕事着にオシャレがいるのか?」、と疑問に思う方もいるかもしれません。
ですが、お客様に不快な思いをさせないための身だしなみや、
モチベーションを上げるためのさりげないオシャレは仕事をする上でも重要な機能です。

積極的に取り入れていけば、仕事の効率にも関わってくることでしょう。
しかし、オシャレさも重要ですが、
当然ながら仕事着としての役割を外れない使い方を意識することが重要です。

作業服にオシャレさを取り入れるためには、3つの注意点に気をつけましょう。

まず1つ目に、機能性を損なわないものを選ぶことが重要です。
2つ目に、着崩すのは避けて正しい着こなしをしましょう。
そして最後に、取引先やお客様に不快感を与えないものを選ぶことも重要です。

この3つの注意点を守りながら、最適なコーディネートを目指していきましょう。

作業服におすすめのオシャレなオプション



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アイスマスク

アイスマスクは、頭や顔を覆って紫外線を防ぎつつ、
吸湿性の高さや接触冷感などの機能で涼しさを保ってくれます。
インナーキャップとして、ヘルメットの内側に被ったり、
帽子代わりに単体で被ったりすることもできるため、幅広い現場で活躍可能です。

バンダナのように後ろで結んで着こなすこともできるため、
機能性とオシャレさを両立することができます。



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ネックウォーマー

ネックウォーマーは、首元に装着することで暖かさを保つことができるオプションです。
風を通さず、首元をしっかりとガードしてくれます。
首元は体温調節で重要な部位ですが、マフラーなどの製品は巻き込みの恐れがあるため、
作業には使えないことが大半です。

しかし、ネックウォーマーなら首元だけを覆うため、
巻き込みの危険性を気にすることなく使用できます。
機能性だけではなく、デザイン性にも優れたネックウォーマーも沢山開発されているため、
冬場の作業に最適です。

25オプション品で作業服をさらに便利にしましょう

作業服はオプションを取り入れることで、より快適に着用することができます。
これまで、装飾品は不要だと思っていた方も、すでに取り入れている方も、
これを機会にぜひ新しいオプションを検討してみましょう。