コックコートについてのお役立ち情報

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コックコートは洋食や中華などのシェフが着用する飲食店のユニフォームです。
料理のプロフェッショナルとして、
ビシッと着こなし仕事をこなす姿はサマになり、お客さんに信頼感を与えます。
最近では厨房だけでなく、
ホールスタッフもコックコートを着用する飲食店をみかける機会が増えました。
そこで、ここではコックコート選びのポイントを
いくつかの種類を紹介したいと思います。ユニフォームの買い替えや、
これから新規店舗を立ち上げる予定の方は参考にしてみてください。

7飲食店の象徴コックコート

コックコート

和食系のお店なら作務衣や甚平、ラーメン屋ならポロシャツなど、
厨房で着用するユニフォームは業種や店舗のイメージにあわせ選ばれます。
そのなかでも料理人ときいて一般的に思いつくのが、コックコートではないでしょうか。
厨房にたつシェフ達に昔から親しまれてきたコックコートは、
料理人の象徴ともいえるユニフォームです。

お客さんとしても、しっかりと着こなしたシェフが提供する料理には、
信頼感や安心感をもって食事ができます。具体的に商品を選び始める前に、
まずはコックコートの役割や選ぶ時のポイントを確認してみましょう。

ユニフォームとしての役割

厨房に入るメンバーはもちろんですが、フロアスタッフにもコックコートは利用されています。
ただし、どちらも同じものを着用するわけではありません。
厨房は火を扱うので、燃えにくい素材のものが好まれます。

一方で、フロアスタッフはお店の雰囲気にあわせスタイリッシュなものや
カジュアルなものを着用しています。
最近は黒やピンクなどカラーバリエーションも豊富になっているので、
他店の差別化をはかるお店のイメージづくりにも役立つでしょう。

バリエーション

カラーバリエーションが増えたのはもちろん、
ストライプ柄やコックシャツと呼ばれる薄手のものも登場しました。
時代とともにデザインが多様化したので、レストランやベーカリー、
カフェ、バーなど業種やポジションにあわせて選ぶことも可能です。

例えば、厨房は定番の商品を選び、
人前にでるフロアスタッフにはワンポイントのデザインが入った商品を選ぶと役割がひと目でわかります。
フロアスタッフは料理を運ぶだけでなく、オーダーやお客さんへの配慮をするため、
収納があり動きやすいデザインが良いかも知れません。
夜に開店するお店なら、シックな黒のコックコートも人気があります。

それぞれの職業で求められる機能・デザインが違うので、お店のコンセプトも考え選んでください。

選び方の基本は素材と厚さ

素材

火傷の危険

コックコート選びの基本として、まずは素材に注目しましょう。
火を扱う厨房では、燃えにくい綿100%素材がおすすめです。
もし、引火しても一気に燃え上がるのではなく、比較的ゆっくり燃えるので、
手早く消化するか脱ぎ捨てることで被害を軽減できます。
綿は吸水性・通気性にも優れた素材でもありますが、しわになりやすい、
縮みやすいといったデメリットがあります。

一方で、フロアスタッフならポリエステル100%か
両方を組み合わせた素材でも大丈夫でしょう。
ポリエステルは濡れても早く乾く、
ノーアイロンでも着用できるといった手入れがしやすい特徴があります。

両方の特徴をあわせもつ、混紡の商品は比率によって特性が変わりますが、
どちらかといえばポリエステルの特性が強くでるようです。
そして、昔のものよりも生地の織り方や加工を工夫して、
機能性や肌触りを改善した商品もみかけるようになりました。
お客さんと直接触れ合う機会の多いフロアスタッフは、
お店の顔となるようにデザイン重視で選ばれることも多いようです。

  メリット デメリット
綿100% 燃えにくい、吸水性通気性に優れる しわになりやすい
ポリエステル100% ノーアイロンの商品が多い、速乾性がある 毛玉・静電気がおきやすい
綿・ポリエステル混紡 綿・ポリエステル両方の特徴をもつ 綿100%よりは燃えやすい

厚さ

コックコートには商品素材のところに「カツラギ」や「ウェザー」といった表記の記載があります。
これは生地の織り方・厚みの表記です。
生地は左から薄い順に「バーバリー>ウェザー>ツイル>カツラギ」と4種類で表示されます。
バーバリーは少し厚みのあるYシャツのような感覚なので、熱のこもる厨房で重宝します。

生地が厚いほうが燃えにくいので、厨房スタッフに向いていますが夏場の厨房は高温になりがちです。
暑さで集中力がおちて、業務に支障がでる可能性も考えられます。
半袖のコックコートもありますが、通年通してお店のイメージを変えたくないのなら夏用・
冬用で厚さの違うものを着用することも検討してください。

次項からは定番から独自のコンセプトにあわせられるようなデザインのものまで、
コックコートを紹介していきます。

8厨房の定番スタイル

はじめに紹介するのは定番のコックコート。綿100%の丈夫な素材はもちろん、
夏場は同じメーカーの商品を選ぶことで店舗イメージを大きく変えず、快適に働けます。

コックといえば!のシンプルなデザイン



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シンプルな定番デザインは、厨房は当然のことコーディネート次第で活躍の場が広がります。
生地は火に強い綿100%、カツラギ生地で厚手で丈夫な生地の商品が多く、
どの職場でも対応できるでしょう。

定番であるからこそ、各ブランドが工夫を凝らしています。
機能性の高さや1,500円以下の格安コックコートなども販売されているので、
いくつか目を通して選ぶ時に比較してみましょう。

夏場に重宝する薄手素材



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職場で少しでも快適に過ごしたいと考えた時、設備はもちろんですが着用する衣服にも注目です。
普段気にしていなければ改善ポイントとしてイメージがわかないかも知れません。

ですが、夏場の厨房で生地の厚いコックコートを着ることは想像したくないですよね。
安全性を維持しながら、生地を薄くする、そういった工夫をもりこんだコックコートも登場しています。

薄く涼しいコックコートなら、集中力やモチベーションが下がることなく働けます。
素材は綿ポリ混紡の商品が多く、日頃のお手入れも簡単な点も嬉しいメリットです。

9華やかに見せるスタイリッシュスタイル

洗練されたデザインのコックコートなら、働く姿をよりカッコよく演出します。
お店の内装だけでなく、スタッフの服装で雰囲気をだすことも可能です。

黒いコックコート



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機能性や着心地はそのままに、シックな雰囲気を演出できる黒いコックコートも登場しています。
色が変わるだけで、職場の雰囲気はがらりと変わります。

お店のイメージだけでなく、
ポジションによって白と黒のコックコートを使い分けてもいいかも知れません。
レストランはもちろん、バーテンダーなどお酒を取り扱う店舗での利用はいかがでしょう。

デザインの良さはもてなす場面でも活躍



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白1色ではなく、ラインが入っているだけでもデザイン性は増します。
人にみられるフロアスタッフへの支給はもちろん、料理教室を開くような場合にも最適です。

また、メーカーによってはシリーズ展開をしています。
コンセプトは変えず、デザインが少しずつ違うので厨房とフロアスタッフで別の商品を選んでも
お店の雰囲気は変わりません。

統一感をもたせることで、ブランドイメージがつくのはもちろん、
スタッフ同士の仲間意識も高まります。

10個性あふれるカジュアルスタイル

オシャレなお店ではなく、
もっと気軽に立ち寄れるお店を目指すならカジュアルスタイルのコックコートもおすすめです。
ランチタイムにふらっと立ち寄るレストランやカフェ、
ベーカリーなら次に紹介する商品も参考にしてみてください。

ファッション性の高いデニム素材



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他とは違う雰囲気のお店を作りたいなら、色やデザインだけでなく素材から見直してみましょう。
ファッション性の高いデニム素材なら、コックコートをオシャレに楽しめます。

当然、素材が変わったから動きづらいということはありません。
袖口にスリットを入れ、動きを妨げないよう工夫したデザインも提案されています。

店舗にあわせコーディネート



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少し変わったアイテムとして、コックシャツという選択肢はいかがでしょう。
カラーバリエーションも豊富でエプロンやネクタイなどと組み合わせることで
幅広いシーンで活躍できます。

淡い色でオシャレなものも多く、カフェやパティシエ、
ベーカリーなどで親しみやすい雰囲気作りに役立ちます。

11店舗イメージにあわせたコックコート選び

コックコートの用途は、厨房にたつシェフが着用するだけではありません。
お店の雰囲気を統一するために、フロアスタッフが着用する姿も珍しくないのです。
厨房は燃えにくい綿100%、フロアは手入れの簡単な混紡素材と分けることで、
どちらも快適に仕事に取り組めます。

年々デザインは多様化し、業種やお店のコンセプトにあわせ選べるようになりました。
外れない定番も良いですが、コンセプトにあわせたコックコート選びも検討してください。