安全靴についてのお役立ち情報

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工事現場などで働く場合、安全靴を履くことが義務づけられています。初めてそういった現場で働く場合、3,000~5,000円の急な出費は結構な痛手と感じる人もいるのではないでしょうか。
この費用を会社が負担してくれないのか、なぜ必要なのか、購入理由について疑問もあると思います。そこで今回は、安全靴が必要な理由や実店舗とネット通販のどちらがお得に買えるのかという情報を集めてみました。

16安全靴は必ず必要?

安全靴を履くのは会社だけでなく、法律で義務づけられているからです。一般的な靴ではNGとなる理由について、確認してみましょう。

着用通知

安全靴を履く理由は単純に言えば、仕事中の転倒や落下物が足にぶつかったときの怪我を防止するためです。
土木工事や建築会社、重い荷物を取り扱う軽作業などでは怪我を防止するために安全靴はもちろん現場によってはヘルメットの着用も義務づけられます。

安全靴は本来JIS規格をクリアした靴のことです。JIS規格の定義では『先芯でつま先を保護し、すべり止めのついた靴』となっていますが、現場の作業内容に適した靴も安全靴として販売されています。

つま先を保護するために利用される先芯は、ボックス・トゥとも呼ばれ、つま先部分のアッパーと裏革の間に挿入されます。
昔の安全靴の先芯には鉄素材の物が多くありましたが、最近は強化プラスチックなどの軽く丈夫な素材も利用されるようになりました。

法的な義務、なぜ会社は支給しない?

労働安全衛生法では、事業者は労働者に安全靴その他の適当な履物を定め使用させる義務があります。一方で、労働者も定められた履物を使用するよう決められています。
安全靴を履いていない労働者が業務中に怪我をすると、数日~数週間の営業停止処分になる可能性もあるため、会社も日頃から着用指導を行っていることでしょう。

「着用を義務づけるのなら会社が支給してくれないのか?」という声もありますが、労働基準法では就業規則に定めがある場合、労働者の自己負担にさせることが認められているようです。
これは、規則を定めていれば全ての負担を労働者の自己負担とするものではなく、あくまでも『合理的な労働条件』を定める必要があります。業務で使用する器具などの負担は基本的に会社が負担しなければなりません。

なぜ安全靴の場合は会社が支給してくれないのか。その点については、安全靴は雇用期間終了後に他の職場で利用する可能性や、雇用期間の長さなどの事情から労働者の負担が認められるケースが多いようです。
支給品と違い選ぶ自由があるので、履き心地のいい自分の気に入った安全靴を買えると前向きに考えましょう。

17先芯の種類で異なるメリット・デメリット

安全靴と呼ばれる靴にはJIS規格とJSAA規格のどちらかの規格で作られています。それぞれどのような違いがあるのかご説明します。

厳しい審査で信頼性のあるJIS規格

安全靴は本来JIS規格(JIS T 8101)に合格し、規定の安全性を満たした靴のことです。先芯によってつま先を保護し、滑り止めを備える靴を定義としています。耐圧迫性・耐衝撃性・耐剥離性の各項目の安全性能が数値で定められ、3つの区分に分類されます。
作業区分は重作業用の『H種』、普通作業用の『S種』、軽作業用の『L種』です。それぞれの安全性能の数値は以下のように分けられます。

  耐圧迫性 耐衝撃性 耐剥離性
H種 15±0.1kN 51cm 甲皮:牛革またはゴム300N以上
S種 10±0.1kN 36cm 甲皮:牛革またはゴム300N以上
L種 4.5±0.04kN 15cm 甲皮:牛革またはゴム250N以上

このほかにも耐踏み抜き性や耐滑性など付加価値性能のあるJIS基準も定められています。
また商品としての品質だけでなく、製造工場の管理体制の審査が行われ、認証取得後は3年に1回以上の維持審査が行われます。厳しい審査基準をクリアした商品のみがJIS規格合格品として販売可能です。

 

危険度の低い軽作業にはJSAA規格

JSAA規格は、つま先を先芯によって保護したスニーカータイプの作業靴です。JIS規格ほどの安全性能を求められない現場で、安全靴として利用されています。
普通作業用の『A種』と軽作業用の『B種』に区分され、日本保安用品協会の定める規定に合格した商品が合格マークを表示できます。

  耐圧迫性 耐衝撃性 耐剥離性
A種 10±0.1kN 36cm 甲皮:革またはゴム300N以上
甲皮:人口革またはプラスチックなど200N以上
B種 4.5±0.04kN 15cm 甲皮:革またはゴム250N以上
甲皮:人口革またはプラスチックなど150N以上

JSAA規格ではJIS規格の『H種』、重作業用に相当する安全性はありませんが、普通作業用や軽作業用の安全性は確認されています。
A種、B種ともにさまざまなメーカーが販売しているので、デザインや価格帯で選びやすいことがメリットです。

18安全靴の取扱店舗

安全靴はヘルメットと同じように大きな衝撃を受けた安全靴は見た目には問題なくても、変形やひび割れが発生している恐れがあります。急なトラブルを防ぐため、できるなら2~3足用意しておくと安心です。
購入する際は実店舗かネットでの購入となりますので、それぞれの購入方法のメリットも確認しておきましょう。

実店舗

実店舗で購入する場合、作業服を取り扱うお店かホームセンターで購入できます。ためし履きしてサイズや履き心地を確かめておきたいと考えている場合は、実店舗がおすすめです。

工事現場などで利用される作業着を取り扱う店舗なら、結構種類もおいてあります。
一方、ホームセンターなどでは、種類やサイズを取り揃えてないこともあるようです。
ですが、軽作業で使うどちらかといえば素人向けの安価な商品もあるので、とりあえず安全靴を買いたいのであれば覗いてみると良いでしょう。

ネット通販

ネット通販の場合、作業服や白衣など業務用のユニフォームを取り扱う通販サイトで取り扱いされています。ネットならではの特徴として、規格や用途に合わせて商品を探しやすい、在庫の確認がしやすいといったメリットがあります。

普段遣いできるスニーカータイプの安全靴も簡単に見つかるので、デザインを気にする人はネット通販がおすすめです。また、WEB限定価格の商品やセール商品などお得な商品も見つかります。
何足か買い揃えたい、以前と同じものが欲しいといった場合は商品を探しやすいネット通販がおすすめです。

19安全靴の購入費用目安

安全靴の価格はいくら位なのか、JIS規格の商品とJSAA規格の商品それぞれみてみましょう。
ご紹介している商品は全て、ユニフォームタウンで取り扱いのある商品で、価格はWEB特別価格になります。ご紹介したもの以外にも規格や用途に合わせて取り扱いされているので、ぜひ他の商品も確認してみてください。

JIS規格の商品

85025 ジーベック 安全短靴 スチール先芯

  • 価格:4,980円(税抜)
  • カラー:ブラック
  • サイズ:24.0~29.0cm
  • 素材:規格:JIS T-8101 ※1・革製S種〈普通作業用〉、製法:VP製法、先芯:スチール先芯、甲被:牛革(スムース仕上)、靴底:合成ゴム(NBR)、ウィズ:EEE、重量(g/両足):1060g(25.0cm)

特徴:
ビジネス仕様のデザインで、事務から現場まで利用できるJIS S種の安全靴です。耐油ラバーの合成ゴムで作られた靴底は薬品や油による劣化も少なく、耐熱性耐久性に優れます。
また、かかと部分には反射剤を使用して、暗所での安全性を高めています。

85022 ジーベック 安全中編上靴 樹脂先芯

  • 価格:5,980円(税抜)
  • カラー:ブラック
  • サイズ:24.0~29.0cm
  • 素材:規格:JIS T-8101 ※1・革製S種〈普通作業用〉※2・E合格品 製法:インジェクション方式、先芯:樹脂先芯、甲被:牛革(型押ソフト)、靴底:ウレタン2層、ウィズ:EEE、重量(g/両足):900g(25.0cm)

特徴:
つま先部分には樹脂先芯を使用、クッション性に優れるウレタン2層底を採用しながら軽量で動きやすいワークブーツです。ロングブーツと短靴の特徴を併せ持つ、中編上タイプで足首・くるぶしまでを守ってくれます。

JSAA規格の商品

85129 ジーベック セフティシューズ

  • 価格:2,780円(税抜)
  • カラー:ホワイト、ブラック
  • サイズ:23.0~29.0cm
  • 素材:製法:セメント製法、先芯:スチール先芯、甲被:合成皮革、靴底:ラバー、ウィズ:EEEE、重量(g/両足):990g(26.0cm)

特徴:
JSAA A種認定のクォーターカット安全靴です。傷つきやすいつま先とかかと部分は、耐久性に優れるPVC素材を使い補強しています。
靴底部分には特徴的な棘状の突起があり、地面を捉えて滑りを防ぎます。柔らかな履き心地、ムレを防ぐインソールなど働く人に嬉しい工夫がほどこされた安全靴です。

85112 ジーベック メッシュ静電安全靴

  • 価格:3,980円(税抜)
  • カラー:ネイビー、ホワイト、ブラック
  • サイズ:22.0~30.0cm
  • 素材:先芯:樹脂先芯、甲被:合成皮革+メッシュ、靴底:EVA+ラバー

特徴:
JSAA B種認定の高機能制電シューズです。着脱と履き心地の調整をしやすいマジックテープを採用。体や衣服に帯電した静電気を床に逃がす、静電気帯電防止仕様です。
通気性に優れるメッシュ仕様なので、快適な履き心地で作業に臨めます。

20自分を守るための安全靴

安全な作業環境の確保は法律で定められています。そのため、事業者と労働者の両方に作業環境に応じて安全靴や適切な履物の着用が義務づけられています。
仕事中に転倒したり重い物が落ちて怪我したりするのを防ぐため、自分の身を守ることが安全靴の購入理由です。もしもの怪我に備えて、作業内容にあった規格の安全靴を購入して仕事に取り組んでください。